震災のことに気を取られているうち、 知らない間に 桜が満開を向かえていました。
勤務先の隣の公園の桜が ちっとも咲かないので、
今年は遅れているのだろうと 思っていたのです。
でも 勤務先の近くの大きな公園では すっかり満開となり、
先日は 利用者さんと一緒に 花見に行ってきました。
とても天気もよく、 桜の下で弁当を広げ、 楽しんでもらえたと思います。
「淡い色でいいわね」 「素晴らしい」 などと言われ、
撮った写真も喜んでくれました。
今日は 心子と楽しんだ桜並木にも 行ってきました。
例年より 人出が少なめでしたが、いまだに自粛ムードなのでしょうか。
自粛による経済停滞は 復興を妨げると言われて、 何日も経つというのに。
岩手県の南部美人の蔵元が 動画サイトで、
自粛によって 経済的な二次被害を受ける、
花見をして お酒を飲んでもらう方がありがたい、 と訴えて 話題になっていますね。
岩手県知事も、 被災地の復旧には 力強い日本経済が 不可欠だと言い、
日本の元気が 復興に繋がると訴えています。
さて、 桜はおおよそ満開でしたが、 つぼみもまだあり、
何故か木によっては 五分咲きくらいのものもありました。
来週も見頃かもしれません。
心子とベンチに座った 公園がふたつ、 造成中で 新しく姿を変えてしまいます。
彼女が 火事を発見した民家は、 その後取り壊されて 駐車場になっていましたが、
今日見たら 芝生の公園になっていました。
だんだん当時の面影が 変化していってしまいますが、 これも街の発展でしょうか。
想い出は大切で そのままの形で 取っておきたいものですが、
新しい姿を受け入れていくのも 必要なのかもしれません。
東北の人たちも 失われた過去の上に、 新たな将来を 築き上げていくことでしょう。