「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

店に広がる 義援金の輪

2011年04月10日 21時34分32秒 | 東日本大震災
 
 東京の各地で、 東北へ義援金を送る 店舗が沢山出てきています。

 八重洲にある 福島の観光物産店は、店先で福島の青果を 2割引で販売しています。

 売上は 全て義援金になります。

 出荷制限がされていない農産物なので、 利用客は 「気にしていない」 と言います。

 開店からわずか15分で 完売しました。

 港区の創作料理の店では、 1500円のリゾットの売上を 青森の義援金に。

 さらに このリゾットが注文されるごとに、 店から1500円を募金します。

 また、 福島の農家から預かった 米粉ときな粉で 試作のパンを作り、

 販売すると 次々に売れていきました。

 「福島県産だから 買いに来ました」 という お客さんたち。

 渋谷のボーリング場では、 ストライクが1回出ると 100円を寄付します。

 1ゲーム600円なので、 6回ストライクが出ると 店は赤字です。

 このボーリング場は 地震当日、 帰宅困難者に避難所として開放しました。

 食べ物や飲物を 無料で提供したそうです。

 赤坂の神社は、 地震で屋根瓦が落ちるなど、 自らが被災しました。

 賽銭箱の隣の募金箱は、 賽銭箱より ずっと多くのお金が 入っているといいます。

 住職は ありがたいことだと言い、 募金を日赤に送ります。

 元スーパーウェルター級チャンピオン・ 輪島功一さんが営む 団子屋さん。

 50円以上寄付した人は、 70円のみたらし団子が ただで食べられます。

 輪島さんは、 頭先行はだめ、 心先行、 そして行動だと言っています。

 赤坂の飲食店は、 東北の食材で 義援金メニューを作り、 全てを義援金に。

 オープンするとき 三陸の漁師に助けてもらったので、 その恩返しなのだといいます。

 多くの人が 互助の気持ちで、 被災地に手を差し伸べたいと 思っているのですね。

〔 テレビ朝日 「スーパーJチャンネル」 より 〕
 
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