「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

弁証法的行動療法の内容 (2)

2011年11月13日 19時39分03秒 | 「BPDサバイバル・ガイド」より
 
(前の記事からの続き)

2. スキル・ トレーニング

 人生を改善し、 目標を達成するのに必要な スキルを学びます。

 スキル・ トレーニングでは、 数人の患者グループを 治療者が指導します。

 前回出された 「宿題」 の復習をし、 次に 新しいスキルを学びます。

 弁証法的行動療法のスキルには、 マインドフルネスのスキル,

 対人関係を有効に保つスキル, 情動制御スキル, 苦痛に耐えるスキルがあります。

○ マインドフルネスのスキル

 「マインドフルネス」 というのは、 意識をはっきり持ち、

 その瞬間瞬間に 何が起きているかに 集中している状態、

 または  「今ある現実に対する 意識を絶えさせない」 状態です。

・ 判断を下すことなく、 今という瞬間に 意識を集中する

・ 今ここで 起こっている知覚 (視覚, 聴覚, 臭覚, 触覚) に気付く

・ 今起こっていることの  「事実のみ」 を描写する

・ 今自分がしていることに 完全に打ちこむ

・ 一度に ひとつのことだけに集中して、 うまくいくやり方だけを使う

(次の記事に続く)

〔 「境界性パーソナリティ障害  サバイバル・ガイド」 (星和書店) より 〕
 

 マインドフルネスの詳細については、下記の記事もご参照ください。

http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55263849.html
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/45269689.html
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/45393819.html
 
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