(前の記事からの続き)
2. スキル・ トレーニング
人生を改善し、 目標を達成するのに必要な スキルを学びます。
スキル・ トレーニングでは、 数人の患者グループを 治療者が指導します。
前回出された 「宿題」 の復習をし、 次に 新しいスキルを学びます。
弁証法的行動療法のスキルには、 マインドフルネスのスキル,
対人関係を有効に保つスキル, 情動制御スキル, 苦痛に耐えるスキルがあります。
○ マインドフルネスのスキル
「マインドフルネス」 というのは、 意識をはっきり持ち、
その瞬間瞬間に 何が起きているかに 集中している状態、
または 「今ある現実に対する 意識を絶えさせない」 状態です。
・ 判断を下すことなく、 今という瞬間に 意識を集中する
・ 今ここで 起こっている知覚 (視覚, 聴覚, 臭覚, 触覚) に気付く
・ 今起こっていることの 「事実のみ」 を描写する
・ 今自分がしていることに 完全に打ちこむ
・ 一度に ひとつのことだけに集中して、 うまくいくやり方だけを使う
(次の記事に続く)
〔 「境界性パーソナリティ障害 サバイバル・ガイド」 (星和書店) より 〕
マインドフルネスの詳細については、下記の記事もご参照ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/55263849.html
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/45269689.html
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/45393819.html