いわゆる 「上の血圧」 というのは、 心臓が縮んだときの血圧で、
「収縮期血圧」 といいます。
「下の血圧」 は、 心臓が広がったときの血圧で、 「拡張期血圧」 です。
僕は 下の血圧が高いと言われましたが、 そういう人が増えているのだそうです。
「下の血圧が高い」 とは どういうことなのか、 調べてみましたが、
まだ はっきり分かっていないことも あるようです。
高血圧の初期症状だとも言われ、 また、
血管がまだ若い人に多い という記述もあります。
一方、 下の血圧が低いと 血管に栄養が行かなくなる という記載がありました。
血管には、 血管自体に栄養を送る 「栄養血管」 があります。
(血管の壁の中に、 もうひとつ 細い血管が走っている)
心臓の収縮期は 血管が広がるので、
栄養血管は潰されて細くなり 流れは悪くなります。
反対に 心臓の拡張期は、 血管の血流が減って 圧力が低くなるため、
栄養血管は広がって 流れが良くなります。
ところが 下の血圧が高いと、 圧力で血管が広がっており、
栄養血管の流れが 悪くなってしまいます。
すると 血管に栄養や酸素が 充分に行かず、 血管が弱ってしまうのです。
この状態 (特に下の血圧が 100以上) が続くのは、
非常に危険だということです。
また、 ドクターの話では、
下の血圧のほうが 血管の状態を反映しているそうです。
上の血圧は 心臓の収縮期なので、
血管が この数字の圧力にさらされるのは、 心臓が収縮したときだけです。
それに対して 下の血圧が高いと、
血管は常に その数字以上の圧力に さらされているということになります。
そのほうが 血管に良くないということなのです。
σ (^^) は、 朝より夜の血圧、 特に下の血圧が 高かったのですが、
この3日ほど それが下がっているようです。
もう少し 経過観察していきたいと思います。