「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

タイムアウトをとる

2016年04月30日 20時47分23秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 タイムアウトは、 強化の一時休止です。
 
 望ましくない行動をしたら 一定の時間、 別の場所に隔離することなど。
 
 ここでは 「休憩」 程度の意味です。
 
 私たちは皆、 心身をリフレッシュする必要があるのです。
 
 多くの人が 他の人を喜ばせる必要性と葛藤し、
 
 自分自身のケアをおざなりにしています。
 
 他の人を助けるのは、 自分の健康を犠牲にしない程度には よいことです。
 
 しかし 自分自身のケアをする必要があり、 それはわがままではないのです。
 
※ 練習2-4 タイムアウト
 
 自分自身のタイムアウトを取るための アイデアを紹介します。
 
 やってみようと思うものにチェックを付け、
 
 その後で、 考えつく健康的なアイデアを 書き足してください。
 
□ 他の人に対するのと同じ思いやりで 自分に接する。
 
□ 週に数週間だけでも 散歩や食事など、 自分自身に当てる時間を取る。
 
□ 思い切って仕事を半日休む。
 
□ 自分自身の用事をするための 時間を取る。
 
□ その他のアイデア ____________________________
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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