「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

リラクセーションを誘発する キューワードの活用 (1)

2016年04月13日 20時02分02秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 このキューワードの活用は、 ストレスと筋肉の緊張を 素早く低減させる、
 
 簡単な技法です。
 
 キューは、 「リラックス」 「大丈夫」 のような言葉です。
 
・ 私のキューワードは、 _______________________ です。
 
 最初は、 筋肉の緊張を解くため、 次に示す指示を聴きましょう。
 
 数週間練習すると、 深呼吸してキューワードを考えることで、
 
 身体をリラックスできるようになるでしょう。
 
 初めは、 気の散らない部屋で、 心地のよい椅子に座ってください。
 
 そのうち、 どこにいてもできるようになります。
 
 キューワードの活用技法は、 1日2回練習し、
 
 リラックスするまでの時間を記録してください。
 
 練習することで、 より早くリラックスできるようになります。
 
 多くの苦痛な状況で、 リラックスするのに役立つでしょう。
 
 前回の、 安全な場所を視覚化する練習と 組み合わせることも可能です。
 
 キューワードの活用で、 視覚化のプロセスもやりやすくなるでしょう。
 
(次の記事に続く)
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 
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