ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

日本会議メモメモ

2016-08-01 10:40:10 | 時事
 記事をクリッピングしておく適当なメディアがこのブログにしか無かったので。

最近の日本会議バッシングに見える海外メディアの問題…知日派識者“真剣な分析が見たい”
「日本会議に牛耳られた安倍政権が、改憲を達成し日本の民主主義を逆行させる」外国人ジャーナリストによるこのような報道に疑問を呈する外国人識者もいる。カルト、ファシズムなど強い言葉を使い、改憲こそ悪だという見方は公平なのか、根拠はあるのかと、2人のアメリカ人識者が批判に対する批判を述べている。

◆日本会議批判は、自称日本通による批判
 日本戦略研究フォーラムのシニアリサーチフェローで、外交官、ビジネスエグゼクティブとして日本で20年の経験を持つグラント・ニューシャム氏は、安倍首相の考えは、日本会議のイデオロギーと同じだと批判されるが、実は日本社会の多様な意見のうちのひとつに過ぎないと述べる。

 同氏は、米ナショナル・レビュー誌が日本は「ファシズム」に回帰すると述べたことに対し、実際には自民党支持者の中でさえ、日本会議への支持は高まっておらず、3万8000人という同団体の会員数も、スマップのファンクラブ会員の30分の1だと述べ、適切な表現なのかと疑問を呈している。さらに、参院選での自民党の勝利は、改憲と「自虐史観」の見直しとは関係なく、むしろ野党が無能だったため、少なくとも生活が改善しそうな政策を掲げた自民党が有権者に選ばれたと見るべきだと述べる。

 それでも海外メディアは、確たる証拠もなく、安倍首相は悪魔の化身であり、その分身が日本会議だと信じており、両者がこっそりと改憲を成し遂げてしまうと考えている、と同氏は説明する。同氏はまた、日本会議と安倍首相の政策についてコメントする海外識者からは、日本人より日本が進むべき道をよく知っているという雰囲気が感じられるが、日本国民は外国人が思うより賢く、自分のことは自分で決められると述べている。

◆軽率なジャーナリズムこそ危険
 元ワシントン・ポスト紙の東京特派員で、大手の新聞で27年の経験を持つポール・ブラスタイン氏も、日本会議と安倍政権が結託して陰謀を企てているかのような報じ方に批判的だ。特に、ジェイク・アデルスタイン氏が書いたウェブ誌「Daily Beast」の「宗教的カルトがひそかに日本を動かしている」という表現はナンセンスを超えて差別だと断じ、このような記事が海外での妄想に油を注ぎ、領土問題など軍事力で解決してしまえという中国の超国粋主義者たちを刺激する危険性もあると、米調査機関NBRの電子掲示板「Japan Forum」で述べる。さらに、アデルスタイン氏がジャーナリストとしてフェアであるなら、多くの日本研究者が日本会議は政治家が関係する数百の組織の1つにすぎないと見ており、その影響力に関しても、日本の消息通の間ではかなり懐疑的な意見があることも認めるべきだったとしている。

 ブルスタイン氏は、政権や日本会議についての問題を提示し、議論することは全く筋が通っているが、国民の大多数が平和憲法の維持に賛成しているにもかかわらず、日本が帝国主義やファシズムに戻ろうとしているかのような悪夢をかき立てるのは問題だと述べる。そしてそれ以上に問題なのは、アデルスタイン氏のものが単なるトンデモ記事なのか、それとも海外メディアが、特に改憲に関し日本を報じる際の、根深い問題を示す極端な例なのかだと述べており、改憲=悪ではなく、もっと賛否両論を紹介する、真剣な分析が海外メディアで見られることを期待したいとしている。

◆神道の黒幕が政権を操る?海外メディアの誤解を菅野氏が指摘
 さて、東京の外国特派員協会では、13日に田久保忠衛会長の会見が、続いて19日には、話題となっている「日本会議の研究」の著者、菅野完氏の会見が多くの外国人ジャーナリストを集めて行われた。

 田久保氏には外国人ジャーナリストから厳しい質問が浴びせられたようだ。APは、日本会議の超保守的な活動を紹介するとともに、田久保氏の「安倍首相の参院選での勝利を最大限に利用し、よりアクティブな軍隊を持てるよう改憲を成し遂げたい」というコメントを大きく報じている。

 もっとも外国人ジャーナリストを驚かせたのはむしろ菅野氏だったかもしれない。会見の冒頭で同氏が、「政権をあやつる黒幕がいる」、「国家神道を復活させたい勢力がいる」、「狂信的な集団が政権を支えている」という海外メディアが持つ日本会議のイメージは誤解だと明言したからだ。日本会議の政権への影響力は確かにあるという同氏だが、戦争の記憶がそうさせるのか、海外メディアは神道の力を過大に見ているとも述べている。同氏は、日本会議の主張に流れるのは、排外主義、男尊女卑、人権無視、子供の軽視だとしており、このような左右を問わず日本社会のなかにあるものこそが、問題だとしている。

(山川真智子)


日本を裏で支配するカルト!? 外国人ジャーナリストが見る「日本会議」とは
 このところ、海外メディアで「日本会議」に関する記事が増えている。7月10日の参院選の結果、改憲勢力が衆参両院それぞれ3分の2以上の議席を占め、事実上改憲の発議が可能となった。このままでは安倍政権とその黒幕である日本会議が、日本の民主主義を逆行させるのではないかと、3人の外国人ジャーナリストが声を上げている。

◆目指すは未来のための歴史の書き換え?
 全国に拠点を持ち、3万8000人の有料会員を持つ「日本会議」は、公式HPによると、皇室敬愛、新憲法制定、国の名誉と国民の生命を守る政治の再生、健全な教育環境の再生、防衛体制の整備と世界への平和貢献、世界各国との友好と共存共栄の実現を目的とする民間団体だ。神道とのつながりも深く、首相の靖国神社参拝の継続を望んでいる。さらに、国会議員の3分の1、また内閣の半数以上が同団体のメンバーであり、政権への影響力が大きいと見られている。

「日本会議」に早くから注目していたのは、インデペンデント紙やエコノミスト誌に記事を書いているデビッド・マクニール氏で、2015年9月にアジア・パシフィック・ジャーナルに掲載された論文の中で、気まずい過去を正当化し、それを21世紀の日本のために書き直すことが日本会議のミッションだと指摘している。

 マクニール氏の考えは、参院選前に出されたエコノミスト誌の記事にも反映されているようだ。同誌は、日本会議は日本が東アジアを西洋の植民地主義から解放したことを讃え、軍隊を再建し、左翼の教師たちに洗脳された学生に愛国心を教え込み、戦前のように天皇を崇拝することを目指す修正主義者だと断じる。戦後アメリカがもたらした民主主義を称賛するどころか、占領やリベラルな憲法が国家を弱体化させたと見ているこの団体が、政府に強い影響力を持っているのに、日本のメディアからはほとんど注目されていないのは奇妙だとし、その理由は安倍政権と強いつながりをもっているためだと見ている。

 日本会議が改憲で目指すのは、9条の削除と、伝統的家族の価値観を加えることで、自民党が2012年に出した改憲草案に反映されていると同誌は述べる。特に、不戦の部分を削除することは、中国や韓国に日本の軍国主義が再燃していると主張する口実を与えてしまうことにもなり、日本会議の掲げる目標のひとつである「他国との友好関係の構築」が全く逆のものになるのではないかと懸念している。

◆帝国主義に回帰。トランプ氏より危険?
 組織犯罪など、センセーショナルな話題で日本に関する記事を海外メディアに提供している、ジャーナリストのジェイク・アデルスタイン氏も、日本会議を猛批判している。同氏は、ベストセラーとなっている「日本会議の研究」の著者である菅野完氏にインタビューしており、参院選前に米ウェブ誌「Daily Beast」で、日本会議を「保守的神道カルト」と呼び、そのゴールは平和憲法を骨抜きにし、男女平等を終わらせ、外国人を追い出し、やっかいな「人権」法を無効にし、日本を帝国主義に戻すことだという結論に達している。

 そして、安倍首相や大臣の多くも信奉者だとし、読者のアメリカ人に日本会議の影響を理解させるため、右翼のキリスト教グループに属するドナルド・トランプ氏が大統領になり、そのグループが「アメリカ会議」と呼ばれ、王政復古、移民排斥、女性の権利はく奪、言論の自由の規制を支持し、彼が政治的に任命した人々がすべて「アメリカ会議」のメンバーであったと想像すればよいと、極端な例を示している。

◆国民の権利も犠牲に。改憲は決まったも同然か
 自民党の政治家や閣僚は、西欧の人権理論に基づいた現憲法に不満を持つ日本会議メンバーが中心であり、もう改憲という日本会議の野望を止められないと見るのが、米ナショナル・レビュー誌のレギュラー寄稿者、ジョシュ・ゲラーンター氏だ。

 同氏は、日本会議に属する政治家は、「自虐的歴史観」を忘れ、再軍備を求めていると主張。また、彼らによって作られた自民党の改憲草案は、国家神道と天皇崇拝への道をも開いてしまうと述べる。さらにこの案には、公の利益と秩序のために個人の自由と権利を犠牲にする内容も含まれており、国民投票となれば、51%の有権者が自身の市民権に反する案に一票を投じるとは考えにくいが、一方で与党に3分の2の議席を衆参両院で与えてしまったのは有権者自身だとも述べ、案が信任されてしまう可能性も示唆している。

 同氏は日本の現状を踏まえ、オバマ大統領が5年前に外交政策の軸足をアジアに移すことを求めたことを評価。南シナ海で中国が台頭し、北朝鮮が核実験を続ける中、アジアで最も大切な同盟国であり、世界で2番目に裕福な民主主義国である日本がファシズムに回帰する間、何もしないでいるよりはよいだろうと述べ、すでに自民党の改憲案が採用されたかのようなコメントで記事を締めくくっている。

(山川真智子)

ウェンディーズ撤退(; ;)

2009-12-13 18:43:42 | 時事
 チリがなくなってしまう……(; ;)。ソフトクリームをたっぷりのせたコーヒーゼリーも、今はもうサイドメニューから消えているベークドポテト(チリチーズもいいが、サワークリームもよかった)が好きだったなぁ。

外食デフレがウェンディーズ直撃 サイドビジネス撤退相次ぐ
 デフレ不況が米国発祥のハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」を直撃した。米ファストフード3位のウェンディーズ・アービーズ・グループが11日、ゼンショー・グループとのフランチャイズ契約が12月末で切れるのを機に、日本国内の全71店を閉鎖することを決めた。独り勝ちといわれるマクドナルドなどとの競争激化が原因で、ゼンショーは牛丼の「すき家」など主力事業に経営資源を集中する。

 米ウェンディーズは全店閉鎖の理由について「(ゼンショーと)成長を目指した新たな条件で合意に至らなかった」と説明した。

 ゼンショーが、バーガー事業からの撤退を決めたのは、日本マクドナルドなどライバルとの競争激化で客数が伸び悩み、事業の将来性が見込めないと判断したためだ。

 国内のバーガー市場はマックが店舗数3720店と断トツ。全国の店舗網を使った効果的な販促策や、原料の一括大量調達による低価格メニューで客を呼び込み、外食不況の中で今年1~9月期の営業利益が過去最高益を更新するなど“独り勝ち”を続ける。

 マックと直接競合する市場で、日本ウェンディーズの販売は苦戦。ゼンショーは、平成14年2月にダイエーからウェンディーズの事業を買収したが、売上高は20年度が61億円と、13年度より2割超も縮小した。

 節約志向の消費者が家庭で食事を取る「内食回帰」を強め、外食不況が深刻化する中、外食産業が、本業以外のサイドビジネスを縮小する動きが相次いでいる。

 吉野家ホールディングスは、子会社運営のラーメン事業から8月末で撤退。一杯250円の低価格が売り物だったが、ラーメンブームのマニア的なニーズに応えられず、赤字が続いたためだ。「モスバーガー」のモスフードサービスも、不振が続いていたハンバーグ専門店「ステファングリル」を8月に売却した。

 日本フードサービス協会によると、外食産業の全店ベースの客単価は10月まで5カ月連続で縮小し、外食デフレが加速している。所得・雇用環境の悪化で先行きも厳しい状況が予想される中、本業への経営資源を集中させる動きが一段と加速しそうだ。(今井裕治)


 閉店までに一度立ち寄って、30年の歴史にノスタルジーを感じたい……。

「日本を訪れたらするべき10のこと」

2009-11-09 23:03:16 | 時事
 記事を読んで、意外には思わなかった「日本を訪れたらすべき10のこと」。

外国人が紹介する日本の魅力とは 「日本を訪れた時にするべき10のこと」がネットで話題
 米国のWebサイトで「日本を訪れた時にするべき10のこと」という記事が掲載され、米国のネット上で話題になっている。

 最近、銀座のブランドショップなどで外国人旅行客の姿をよく目にするが、実際にJNTO(独立行政法人国際観光振興機構)国際観光統計によると、日本を訪れる外国人旅行者などの数は年間733 万人(2006年)となり、年々増加傾向にある。

 同年に日本が訪日外国人から得た収入は約85 億ドル(約7650億円)で、世界では21 位。外国人旅行者が増えると、旅行業・宿泊業・運輸業・飲食業が潤うとあって、官民一体となって外貨獲得に必死だ。

 海外から、より多くの旅行者を集めるためには日本の魅力を高めていく必要があるが、外国人が感じる日本の魅力は一体どのような点なのだろうか。日本で生活しているとなかなか気付かないものだ。

 そのような中、「 アスクメンドットコム」という米国のWebサイトで「日本を訪れた時にするべき10のこと」という記事が掲載され、米のネット上で話題になっている。これは日本へ向かう旅行者に対して、日本で経験できるオススメの体験を外国人の視点からピックアップしたものだ。記事で挙げられていた10点を要約して紹介しよう。

1. 富士山に登ろう
登山は夏の時期限定だが、毎年多くの日本人が登る富士山の頂上からの景色は素晴らしいものだ。

2. 裸になって銭湯へ行こう
ホテルのシャワーで済ませず、銭湯へ行こう。恥ずかしがる必要はない。日本人は誰も他人の裸に興味はない。

3. ラブホテルに泊まってみよう
もしカップルなら、ラブホテルに泊まってみよう。 目が眩むようなデザインのホテルで「休憩」か「宿泊」を選ぶことできる。部屋はディスコにあるミラーボールはもちろん、大型のテレビやゲーム、カラオケまで備わっている。

4. パチンコ店に入ってみよう
一度は行ってみたいのがパチンコ店だ。店内は騒々しくタバコの煙が充満する空間だが、運が良ければ、お金を手にできるかもしれない。

5. 秋葉原で夢中になろう
家電や電子機器に興味があるなら秋葉原に行こう。日本でしか手に入らない商品がここにはたくさんあるんだ。

6. 回転寿司でスシを食べてみよう
ベルトコンベアーで回ってくるスシを手でつかんで食べるなんて経験は世界中で日本でしかできない。

7. 新幹線に乗ってみよう
すごいスピードで日本の端から端まで移動する新幹線。清潔な車内に、足を伸ばすことができる広い空間、そして申し分のないサービスを受けたら、もう君は下車したくなくなるだろう。

8. カラオケを大声で歌ってみよう
日本では大衆的な娯楽の「カラオケ」にぜひ友だちを連れて行ってみよう。洋楽も新旧問わずたくさん揃っている。恥ずかしがらずに大声で歌ってみよう。

9. 大相撲を観戦しよう
太った男たちが押し合い、ぶつかりあう相撲を見にいこう。力士は君が想像するより、はるかに機敏に動くぞ。

10. 日本語をしゃべってみよう
思い切って日本語で話しかけてみよう。君はきっと日本人に笑われるか、にこっとほほ笑まれるだろうけど、彼らは外国人が日本語を話すのをとても喜ぶ。さあ恐れずに!

 同記事に対しては、米国のネットユーザーも関心が高かったようで、「日本へ旅行したらこのリストに載っていることをすべてしてみたい」や「自動販売機でビールを買う、という項目も追加して」など多くのコメントが寄せられている。


 自分だったら「100均ショップで買い物(円高の今、アメリカから来る旅行者には物価が高く感じられるようなので、特に)」「納豆を食べてみよう」を加えるかな。

 スシは食べられても納豆は食べられるまい、という日本人が結構多いので「納豆を食べられますか?」という質問を結構聞く、ということを日本通の外国人から聞いているので。

 納豆のほか、日本人でもハードルが高いのは、クサヤの干物(東京出身の自分でも子供の頃に家で焼く匂いに辟易した……^_^;)、馴れ寿司(鮎寿司とか、ご飯が発酵して麹のようになることで、タンパク質を変成させる発酵食品の系統)、イカの塩辛など魚介類の保存食、漬け物の中でも長期に漬け込んで元の野菜の味がまったくわからなくなる系統(京都のすぐきのように酸っぱい味が加わるものを含む……^_^;)でしょうか。自分は納豆好きですが、他の発酵食品は好んで食べないです(塩気の強い食品が苦手なので、そもそも塩辛や漬け物がダメです)。

 日本人自身がハードル高いと思っている食べ物をクリアしている旅行者は、驚異と尊敬の目で見られますよ。



タンゴセラピー

2009-09-02 14:49:12 | 時事
 しばらく習うのを休んでいるが、落ち着いたら再開したいのがアルゼンチンタンゴダンス。

 インターネットラジオOttavaで「タンゴセラピー」なるものが紹介されていたので、ググってみた。

世界に広がる「タンゴセラピー」、認知症治療にも活用
[ブエノスアイレス 31日 ロイター] アルゼンチンの首都ブエノスアイレス最大の精神科病院で、哀愁のあるアコーディオンの旋律に合わせ、患者が医師や看護師とタンゴを踊っている。イタリアやオーストラリアなど、アルゼンチンから遠く離れた国々でも、様々な治療にタンゴを利用する「タンゴセラピー」が広がっている。
 ワシントン大学メディカルスクールの研究では、パーキンソン病の患者がタンゴを習うことで、体のバランスを取りにくくなる症状が改善されたことが分かった。

 英国ではタンゴの複雑なステップが、アルツハイマー型認知症患者の記憶力向上に使われている。またイタリアでは、体を密着させ後ろに移動する動きにパートナーへの信頼が必要になるとして、夫婦間のカウンセリングに用いられている。

 ウェールズに拠点を置くタンゴセラピーの国際団体で代表を務めるMartin Sotelano氏は、「タンゴの利点は、患者によって踊りのスタイルを変えられることだ」と説明。「夫婦のカウンセリングではコミュニケーションを重視し、アルツハイマー型認知症の治療では基本の8つのステップに重きを置く。パーキンソン病の患者には、洗練されたしっかりとした動きを練習することが役に立つ」と話した。


ecomom[エコマム] スペシャルリポート 体と心と脳をいやすタンゴセラピー
 この読み物もお薦め。

 「フラメンコ」とか「フラダンス」とか「ピラティス」「ホットヨガ」と違って、女性ひとりでは習えない(高い個人レッスンは別だが)という点がネックではある。また、うまい男性の踊り手が少なく、ミロンガでは大変な「競争率」になる(もちろん、男性は、女性が上手いか下手か、若いか歳喰っているか、関係なく万遍なく声をかけて踊ることが期待されているし、うまい男性はそのあたりも気配り上手ではある)。社交ダンスと違ってがっちりとした「型」がないし、社交ダンスのタンゴと特に違うのは即興的な要素が強いこと。

 でも、タンゴの上手い男性って、ハンサムかそうでないか、若いか歳喰ってるかに関係なく、チャーミングなんだよね(腹が出てようが禿げてようが)。ラテンの色気とノリと伊達っぷりと茶目っ気があるかどうか、そして貧乏や恋の破綻や人生の機微を音楽と踊りに乗せられるかどうかが大事だ……だって、それがタンゴだから。

NHK BS特集『イモが世界を救う』

2009-04-26 10:44:22 | 時事
 昨日BSで録画されたのを再生視聴中。

NHK BS特集『イモが世界を救う』
番組内容

気候変動や食糧危機に今、「イモ」が立ち向かおうとしています。南米・アフリカ・そして日本、世界各地ですすむ「イモ救世主化計画」の最前線に迫ります。

詳細

世界の気候変動や食糧危機に「イモ」が立ち向かおうとしています。地球温暖化にも耐えるイモをつくろうと、立ち上がった南米ペルー。アフリカ・ナイジェリアでは、日本人研究者がヤムイモの増殖方法にとりくみます。また、ウガンダでは、栄養不足に苦しむ子どもたちを、ある日本のサツマイモの品種で救おうという試みが始まろうとしています。世界各地で動き出したイモ救世主化計画。イモの持つ可能性を、堀りさげます。


 かつて、冷害による飢饉で苦しんだヨーロッパ(特にアイルランド)を中南米からもたらされたジャガイモ(リンク先はwikipedia)が救った。日本でも、江戸時代中期、サツマイモ(リンク先はwikipedia)が米の収量の低い土地や飢饉に見舞われた時に人々を救った。

 自分は今のところ、美容と健康のために積極的にイモや豆やカボチャを食べるようにしているのだが……世界的な気候変動や食料問題を考えると、小麦や米やの代わりにイモを積極的に食べることが世界的に推奨されるかも知れない。


JR福知山線事故から4年

2009-04-25 17:32:56 | 時事
 今でも「その日」のことが思い出される、事件・事故のひとつ。

わずか距離2キロ弱……
 昨日のJR福知山線の脱線事故現場から、直線距離にして2キロもないところに住んでいる。昨日も今日も、取材のヘリが飛んでいる。昨日の夜は、つい目と鼻の先の病院に救急車がピーポー音を立てて滑り込んだ。

 距離にして2キロもないところで死者70名負傷者440名を超える大惨事が発生したということを、いまだに現実的に受け止められないでいる。事故現場が住まいに近いので、昨日の事故発生以来、人一倍にネットニュースなどを見てきたのだけど。
(以下略)


 テレビのニュースで、電車の先頭車両と二両目がマンションの地下駐車場に潜り込んで見えないという異常な光景に凍り付いた……阪神淡路大震災の初期の頃の報道で、高速道路が寸断されているのを見た時のショックに匹敵したっけ。

 通勤ルートではなかったので、事故前のある週末に一回その地点を通りかかったことがあっただけだったのだが、そのカーブのきつさに立っているのが辛く、バランスを崩しかかったことを、今でも覚えている。

 亡くなった方々、今でも心身の痛みと闘っている方々、そのご家族たちの悲しみや痛みや怒りを思いつつ、瞑目……。

「内食」が流行

2009-03-01 11:37:22 | 時事
 ここのところ「内食」つまり「おうちでごはん」が流行しているらしい。

不況でウハウハ?日清、永谷園…カギは内食、低価格
 ハウス食品、日清食品ホールディングス、東洋水産、永谷園…。景気悪化で奈落の底に突き落とされる企業が続出するなか、史上最高の売り上げを記録するなど元気いっぱいの企業もある。これら不況下の勝ち組企業を探っていくと、「内食」「低価格」という2つのキーワードが浮かび上がってくる。
 「不況の深刻化に伴いサラリーマン家庭の節約志向も強まり、外食を控えて自宅で食事する『内食』への回帰が進んでいる。レトルト食品やふりかけ、茶漬けといったご飯関連商品が売れ行きを伸ばし、これら商品を手がけるメーカーはホクホク顔だ」と指摘するのは食品担当アナリスト。


「たまごかけご飯」ブーム 各地に専門店が登場
 岡山県美咲町では「たまごかけご飯」の専門店がオープン、1年間で7万食以上を売り上げた。観光客も増え、これで「町おこしを」と意気込んでいる。さらに、「たまごかけご飯」専門店は各地に出現、どこもにぎわっている。たまごかけご飯の魅力とは何か?
(中略)
 もっとも、たまごかけご飯は現在、「T.K.G.」という名称で一躍人気となっている。「T.K.G.」とは、たまごかけご飯の頭文字をとったもの。火付け役は、読売連合広告社が07年9月に発売した「365日たまごかけごはんの本」だ。
 本の中で369のユニークなたまごかけご飯(=T.K.G.)のレシピが紹介され、「たまごかけご飯=T.K.G.」という認識が広がった。08年夏頃から、メディアに取り上げられたことや口コミで広まったこともあり、合計10万部が売れている。


「卵かけ」の次は「ねこまんま」 男性に売れる「楽ちん料理本」
 卵かけごはんが空前のブームとなっているが、今度は「ねこまんま」が注目されている。「白いごはんに鰹節と醤油」が基本だが、バター、カップ麺、揚げ玉、ケチャップといった冷蔵庫にある材料も使って、いかにごはんをおいしくたべるか、というアイデアが満載だ。「ねこまんま」に特化した料理本も登場し、発売から1か月で2万冊以上が売れ、重版が決まった。

■ごはん代を除いて1食約30円でOK

 136種類もの「ねこまんま」を集めた料理本、「おとなのねこまんま」が話題だ。2009年1月22日の発売から1か月で2万冊以上が売れた。
 購入者は10~30歳代が中心で、学生、主婦、会社員、と幅広い。材料の分量は適当で、火を使わずにできるという手軽さが男性にもうけ、購入者の3~4割を占める。通常の料理本の場合、男性購入者は1割程度だという。


「おうちめん」を極める 旬野菜でおかず要らず
 内食志向の高まりで、めん料理が食卓にのぼる機会が増えている。年齢を問わず親しまれるめん料理は、手軽に作れ、おかず要らずのお助けメニューだ。いま流行の「おうちめん」の極意とは-。注目を集めるめん料理のレシピ本に、2回にわたってスポットを当てる。1回目は、四季を楽しめる野菜が主役の料理。(榊聡美)


 もっとも、このうち「たまごかけご飯」は2年も前からブームになっていたらしい。
卵かけご飯 ブーム爆発の謎
卵かけご飯がブームになっている。専門店も登場し、味付けに使う専用醤油の生産が追い付かない。昔からある日本食の「ファーストフード」が、突如リバイバルしたのはなぜか。
食へのこだわりなのか、鳥インフルエンザの影響があるのか。謎を追ってみた。
(中略)
ブームが全国に拡大したのは島根県雲南市吉田町で05年10月に行われた「日本たまごかけごはんシンポジウム」がきっかけだった。旧吉田村が市町村合併で雲南市になってしまうため、「吉田村を埋もれさせないための存在価値作り」として企画された。

専用しょうゆは「1ヵ月以上待ち」
10月30日を「たまごかけごはんの日」と定め、卵がけご飯に関するレシピや作文、論文の審査などが行われ、マスコミでも大きく取り上げられた。
すると、「イベント終了後にとんでもない状態になった」(吉田ふるさと村)。シンポジウム事務局の2回線の電話が、卵かけご飯の問い合わせで1日中鳴りっぱなし。「通常の電話ができない。電話が繋がらないから、役場や商工会議所にまで問い合わせが続いた」。


 そこへ去年の秋のグローバル金融危機以降の未曾有の経済不況がおしよせ、外食を手控えて家で食べる傾向になってきたらしい。そういえば、手作り弁当をつくって職場に持ち込む独身男性も目立つようになってきたという記事もどこかで読んだ。

 私も、今日の昼食は家で納豆ご飯(笑)。

阪神大震災14年

2009-01-17 18:11:05 | 時事
 あれから14年。

阪神大震災14年 「1・17」忘れず教訓に
県内各地 避難や通信、誘導訓練

 1995年1月17日に起きた阪神大震災から14年になるのを前に、県内各地で16日、大地震や津波の発生を想定した訓練が行われた。近い将来に東南海・南海地震の発生が予想されるだけに、参加者らは真剣な表情で取り組んだ。
 御坊市名田町野島の市立名田幼稚園では、震度5弱以上の地震発生時、大きな揺れが来る前に知らせる「緊急地震速報」の受信機を使った避難訓練があった。
 教室に置かれた受信機から「地震発生 10秒前。9、8、7――」と残り時間を知らせる音声が流れ、園児たちは備え付けの防災ずきんをかぶって机の下へ潜り込んだ。揺れが収まるのを待って、全員が運動場へ集合。教諭らが点呼をして、無事を確認した。
 和歌山西署では、午前6時半に紀伊半島沖を震源とするマグニチュード8・4の地震が発生し、和歌山市内でも震度6強を観測したとの想定で訓練を行った。
 マニュアルに従って署員が続々と集合。交番勤務の署員らが自転車やミニバイクで管内を巡回して、被害状況を調査し、署内の災害警備本部で県防災センター屋上からの映像を受信した。嵜山幸男署長は「阪神大震災の被災地に応援に行った署員もいる。その経験を、訓練を通して語り継がなければ」と話した。
 また、白浜署は、大津波で庁舎が使用不能になったとの想定で、南紀白浜空港内の警察航空隊に代替指揮所を設けて訓練を実施。署員らが留置者を避難誘導し、県警ヘリから送られる被災地の映像などの通信訓練も行った。
 一方、和歌山市小松原通1の県民文化会館では、仁坂知事が県身体障害者連盟の幹部らと懇談し、「県の防災訓練に私たちも参加させてほしい」などの要望を受けた。仁坂知事は「今までは不十分な点もあったと思う。今後は障害者のことを考えた訓練をしていきたい」と答えた。


 地震当時、兵庫県内に住んでいた者のひとりとして、鎮魂と復興と再生に向けて、改めて心するとともに、改めて今の住まいでも備えを点検しておきたい。


NHKスペシャル シリーズ 女と男

2009-01-12 08:15:12 | 時事
 昨日のNHKスペシャル、面白かった。

第1回 惹(ひ)かれあう二人 すれ違う二人
 男女はなぜ惹かれあうのか。脳科学はいま、恋のメカニズムを解明しつつある。その中心はドーパミンという脳内物質。快楽を司るドーパミンの大量分泌が恋する二人の絆となっているのだ。ところが脳科学は同時に、皮肉な状況も浮かび上がらせている。高い代謝を要求するドーパミンの大量分泌は身体への負担が大きく、長く続かない。そのため、“恋愛の賞味期間”はせいぜい3年ほどだというのだ。
 そこで、男女関係はどうすれば長続きするのかという科学的な探求がさまざま進められている。アメリカでは30年に及ぶ家族の長期研究を通して、長続きしない男女関係では、男女差が大きな障害になっている事実が浮かび上がってきた。たとえば、女は、相手の顔の表情から感情を簡単に読み解くが、男は必死に脳を働かせてもハズす。女が悩みを相談するとき、話を聞いてもらいたいだけなのに、男は解決策を示そうとしてしまう。
 こうした男女の違いは、長い狩猟採集時代の遺物ではあるが、無意識のなかに深く根ざしており、日常生活のなかで深刻な影響を与えやすいという。違いをちゃんと意識して、相手の気持ちを理解する努力が欠かせないのだ。
番組では、ワシントン州立大学の離婚防止のカウンセリングプログラムに密着し、「子育てを成し遂げる関係から、お互いの人生に影響を与え合う関係へ」と変わるなかの男女関係を描く。

 あるアメリカ人夫婦の会話が例として取り上げられていたが、典型的だった。女は気持ちを受け止めて欲しいと思っているのに対して、男は問題点を指摘して改善を迫る。
 ステレオタイプ化するのはよくないけど、番組の説明によれば……男は狩猟生活で生き延びるためにストレスにさらされると攻撃的になりやすく、会話は問題解決中心に。女は女たちで子育てコミュニティをつくっていくから、気持ちを共有し受け容れてもらうことを求め、会話は人間関係づくり中心に。
 管理職研修の中では軽い話題ネタ程度にしか扱ってなかったけど、大まかにいってそういうコミュニケーションの違いがあるということは以前からネタにしていた。

 次回以降も楽しみ。
第2回 何が違う? なぜ違う?
第3回 男が消える?人類も消える?

ダブルだしの旨み、科学的に解明

2008-12-26 15:31:14 | 時事
 アメリカで研究されていたってのが、何とも……。

<うまみ>昆布、かつおだしの相乗効果…仕組み解明
 昆布だしに含まれるうまみ成分のグルタミン酸とかつおだしに含まれるイノシン酸を合わせると、うまみが増す「相乗効果」が起きる仕組みを、米国の研究グループが分子レベルで解明した。「米科学アカデミー紀要」に掲載された。
 人の舌の細胞表面には、味を感じる「味覚受容体」と呼ばれるたんぱく質があり、これまで、うまみ、苦み、甘みを感じる受容体が見つかっている。
 研究グループは、グルタミン酸とイノシン酸が「T1R1」という受容体に作用すると推測。この受容体は二枚貝のような葉を閉じて虫を補える食虫植物の「ハエトリグサ」に形が似ており、受容体のどの部分に結合するかを、人やラットで調べた。
 グループは、グルタミン酸は「ハエトリグサ」が開く際のちょうつがいの部分に、イノシン酸は先端の開閉部にそれぞれ結合することを突き止めた。イノシン酸が結合すると、閉じた構造になり、グルタミン酸が安定して中にとどまるため、うまみを増強させると結論づけた。
 味覚を研究している三浦裕仁・鹿児島大准教授は「受容体に働くうまみ増強物質を探せば、おいしさを増す調味料が開発できるだろう。また、甘みや塩味をより強く感じさせる物質を見つければ、食事の塩分や糖分を減らすことも可能だ」と話している。
 味覚には「甘み」「苦み」「酸味」「塩味」「うまみ」の5つの基本味がある。うまみ成分のグルタミン酸、イノシン酸、しいたけのグアニル酸はいずれも日本人が発見したため、うまみという言葉は「umami」として国際的に使われている。【下桐実雅子】


 「旨み」って国際的に通用するコンセプトだったのね。