見栄っ張り？

　百貨店の会員カードは一応持っているのだが、近所で一番よく利用するスーパーマーケットの会員カードを持っていない。

　百貨店はたまにしか買い物しないし、服とか、ついでに買った惣菜やケーキぐらいしか購入情報がつかないから、別に気にはならない。

　しかし、近所のスーパーマーケットの会員カードを持ったら、どうなるか。

　毎日毎日買っている食料品などの購入情報が全部記録されてしまう。鮮魚売り場の10パーセント割引タイムセールスや見切り品で3割引になっている惣菜を買ってるとか、安いワインを結構買い込んでいるとか、トイレットペーパーのブランドは何だとか(汗)。消費生活のほとんどが丸裸にされてしまう(汗)。

　会員カードを持つと5パーセント割引になるとか、そういう特典目当てで会員カードを持つ方が多いのだろうと推測するのだが、私は自分の消費生活情報が吸い上げられるのが嫌だから会員カードを持てない。

　……これって、見栄っ張りってことでしょうかね(苦笑)。

近刊チェック: 『祖父の戦争』早坂隆

現代書館の近刊案内より、メモメモ。

祖父の戦争

8月上旬発売予定

早坂　隆　著
四六判上製　２１６頁
予価１８００円＋税

祖父が語り残してくれた戦争の傷跡とは何であったのか。東京帝国大学を卒業した厭戦的な文学青年であった祖父が黙秘していた軍隊生活の真実を、世界各地の戦場を取材したジャーナリストである孫に告白する。日本人必読の戦争の記録。


［著者紹介・編集担当者より］
吉田満『戦艦大和ノ最期』にも並ぶ、魂をゆさぶる名作です。人はなぜ戦わなければならないのか、という永遠の問いに「老兵」が真摯に答えています。実弾が飛び交う最前線で戦い抜いた兵士が目撃した戦争の真実を偽りのない肉声で伝えています。（登）

8月3日発売という話。

「共謀罪」今国会での創設を断念

「思想圧殺、密告を促進」／共謀罪廃案求め共同声明

国会で審議中の組織犯罪処罰法改正案に盛り込まれた「共謀罪」新設に反対するジャーナリストや作家、弁護士ら約２５０人が２８日、「法案の本質は思想・言論表現の圧殺で、密告社会を促進する」として廃案を求める共同声明を発表した。

政府与党、今国会での「共謀罪」創設を断念・継続審議に

政府・与党は26日、殺人や詐欺などの犯罪を謀議しただけで処罰できる「共謀罪」の創設を柱とした刑法・組織犯罪処罰法等改正案の今国会での成立を断念した。12日から衆院法務委員会で審議入りしたが、与野党双方から「対象が広すぎる」と批判が噴出。審議時間確保のメドも立たないことから、継続審議とし、秋に想定する臨時国会での成立を目指す。

　こういう法案の是非がマスメディアで大きく取り上げられないことに薄ら寒さを感じる今日この頃。

新聞購読をやめることにした

　ここ最近、新聞よりネットニュースを読む時間の方が長くなってきたし、新聞の社説を読むことに価値を見出さなくなって久しくなった。

　何より、新聞やテレビのニュースには、自分が知りたいことは殆ど取り上げられていないことに気づいた。ブログやウェブ日記で時事問題についての論評を発信している個人ジャーナリストなどの記事の方が読む価値がある、と、ここ数日特にそう感じる。

　とりわけ国際関係については特にそう思う。日本のマスメディアを見ても、サマワで何が起こっているのか、日本の常任理事国入りがなぜ支持されないのか、など、本当に知りたいことは新聞を読んでもわからない。

　必要になったら駅売りを買えばいいし。

　一ヶ月、新聞なしで生活して不自由を感じなかったら、もう新聞購読はしないと思う。

都教委、「つくる会」教科書採択

扶桑社教科書、都立一貫校で採択　都教委が決定

　気が滅入ってきた。日韓・日中関係が微妙な時期にこういう決定をする人間の頭の中は、さぞ確信犯なのだろうなぁ。

人権擁護法案、見送り

人権法案の今国会提出断念　自民党、郵政を優先

　郵政民営化とどっちが重要かといえば、違うだろーとツッコミを入れたくなる。

　しかし、穴だらけというか、市民にとって擁護法どころか弾圧法になりかねない法案が流れたのは結構なことだ。

税調の「パラサイト・ワイフ」発言

程度の低い委員会だ……(嘆息)。

政府税調　配偶者控除議論　委員の発言波紋

　議事録では配偶者控除の存廃をめぐり、ある委員が「働く女の人は（人生に）前向きで、子供を産みたい。働かないで家でごろごろしている主婦が子供を産まないんです」としたうえで、「いまパラサイト・ワイフというのができてきた。つまり、生命力のない人たちがたくさん生じていて、お金を持ってぶらぶらしているんですよ」と発言した。
　別の委員も「働いている女性の方がちゃんとご飯を作るというデータもあるんです。専業主婦で時間がいっぱいある人こそ、コンビニで買ってきて発泡スチロールで食べさせちゃうというのが多いんです」と追随した。

　私は働いてる女性だが、配偶者控除制度の本質には何ら関係のない、井戸端会議のような発言にうんざりする。税調から程度の低い委員を排除していただきたい。というか、そういう議員に歳費が使われるのはもったいない。

　こういう発言をする奴の分だけ税金の支払いを拒否する、ということができないものかと、つくづく思う。

「ほぼ日」連載「憲法にわくわく？」

「ほぼ日イトイ新聞」に憲法関係の連載記事が掲載しているのを見逃してた。メモ代わりにクリップ。

憲法にわくわく？　第1回「法」の世界を見るという体験

突然ですが……
憲法と法律は、
役割がまったく違うことをごぞんじでしょうか？

法律は、国家が国民に対して
「○○してはいけない」と命じるものです。

反対に憲法は、国民が、
「私たちの自由を邪魔しないでください」
「私たちの権利を保障してください」と
国家権力に対して歯止めをかけるものです。

そう、向きが１８０度逆なんです。

　ここまでは、立花隆の記事からも知っていた。しかし、以下のことは初めて知った。

もっとも、いまの日本は憲法を改正できません。
なぜなら、憲法を改正するには
「国民投票法」という法律が必要なのですが、
日本にはまだその法律がないからです。

第2回　受験必勝法から生まれた目次
第3回　憲法改正論はここまで来ている
第4回　憲法の条文が輝いてみえる瞬間
第5回　憲法9条は何を尊重しているか？

この本も注文して読もう。

テンプレート変更

　夜空に花火が上がる季節になったので、またテンプレートを変えてみた。レイアウトが少し変わって、ブログ本文が表示される幅が狭くなったようだが……。

　もし、見づらいなら、そう言っていただければ、元に戻す予定です。ちょっと、動きのあるテンプレートにしてみたかっただけなので(^^ゞ。

カラス対策はてきめんだけど(苦笑)

　6月26日の項、続き。カラス対策ネットは効果てきめんで、あれからゴミ収集所にカラスがまったく出没しなくなった。

　ご近所でもカラス対策ネットをゴミ収集所に張るところが出てきたようだ。

　ところが、今朝。ネットを寄せて生ゴミを出そうとしたときに、先に出されていたゴミ袋の陰で、ごそごそっと動くものが……ぎゃっ、と一瞬固まってしまった。

　……猫ちゃんだった(汗)。野良か飼い猫かはわからんが、割と清潔な感じだったので飼い猫かも知れない。

　猫は、ネットも鉄柵もくぐり抜けて生ゴミを漁れる。うーん、これは強敵……。