何年か前のことになるが、一時、フレグランス(香水)に凝ったことがあった。
コレクターの傾向があって、こういう趣味にはまってしまうと猛烈に集め出してしまう。最盛期は香水瓶サイズで50本以上、ミニボトルで100本以上も集めただろうか。東京の香水専門店で稀少なブランドを買ったり、ニューヨークの高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」でキャロンの名香「ナルシス・ノワール(黒水仙)」を大人買いしたり、凝りに凝ったものだ。
しかし、香水というのは、好きな人にはたまらなく好きなものだが、嫌いな香りをぷんぷんされるほどはた迷惑なものなものはない……(汗)。
しかも、世の流行は水のように軽くてキャンディのように甘い香りが主流となり、どちらかといえばシックで重めな香りが好みな自分との乖離が大きく、次第に人前につけるのを控えるようになった。
それでも、函館の香水量り売りの店でカルバンクラインの「エタニティ」2003年限定版の「パープルオーキッド」に出会った時には、これなら自分の好みにどんぴしゃりだし、やや軽めで爽やか系だけどシックなところもあってオフィスにつけて行っても迷惑にならないしと、すっかり気に入ってしまい、ストックで5本も置いている(苦笑)。当分はマイ香りってことで。
ただ、ここに来て、またフレグランス熱が再燃。ここ1ヶ月で、古いもの新しいもの含めてあっという間に5種類も買い集めてしまった(汗)。
古典的なゲランの「シャリマール」「夜間飛行」。同じゲランだけど新作の「ランスタン」。「パープルオーキッド」に出会う前に、自分には少し若い感じだけど清楚で人前で邪魔にならないので愛用しかけていたランバンの「エクラドゥアルページュ」。そして、アレクサンダー・マックウィーンの「マイクイーン」。どれもこれも、お気に入り。
「パープルオーキッド」「エクラドゥアルページュ」「マイクイーン」のボトルは、どれも紫。色調は「エクラドゥアルページュ」が一番淡くてラベンダーに近い。「パープルオーキッド」はパープル系の紫で、「マイクイーン」はバイオレットに近い紫。香水は、ボトルの色もブランドイメージには欠かせない。
そして、トップノートから次第に深いミドルノートに入って、その香水の個性が表れてくる。さらに、時間と共にかすかに薫るラストノート。何百種類もの原料を調合してひとつの個性を時間と共に描く香水は、オーケストラの奏でる音楽のように深くて面白い。
コレクターの傾向があって、こういう趣味にはまってしまうと猛烈に集め出してしまう。最盛期は香水瓶サイズで50本以上、ミニボトルで100本以上も集めただろうか。東京の香水専門店で稀少なブランドを買ったり、ニューヨークの高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」でキャロンの名香「ナルシス・ノワール(黒水仙)」を大人買いしたり、凝りに凝ったものだ。
しかし、香水というのは、好きな人にはたまらなく好きなものだが、嫌いな香りをぷんぷんされるほどはた迷惑なものなものはない……(汗)。
しかも、世の流行は水のように軽くてキャンディのように甘い香りが主流となり、どちらかといえばシックで重めな香りが好みな自分との乖離が大きく、次第に人前につけるのを控えるようになった。
それでも、函館の香水量り売りの店でカルバンクラインの「エタニティ」2003年限定版の「パープルオーキッド」に出会った時には、これなら自分の好みにどんぴしゃりだし、やや軽めで爽やか系だけどシックなところもあってオフィスにつけて行っても迷惑にならないしと、すっかり気に入ってしまい、ストックで5本も置いている(苦笑)。当分はマイ香りってことで。
ただ、ここに来て、またフレグランス熱が再燃。ここ1ヶ月で、古いもの新しいもの含めてあっという間に5種類も買い集めてしまった(汗)。
古典的なゲランの「シャリマール」「夜間飛行」。同じゲランだけど新作の「ランスタン」。「パープルオーキッド」に出会う前に、自分には少し若い感じだけど清楚で人前で邪魔にならないので愛用しかけていたランバンの「エクラドゥアルページュ」。そして、アレクサンダー・マックウィーンの「マイクイーン」。どれもこれも、お気に入り。
「パープルオーキッド」「エクラドゥアルページュ」「マイクイーン」のボトルは、どれも紫。色調は「エクラドゥアルページュ」が一番淡くてラベンダーに近い。「パープルオーキッド」はパープル系の紫で、「マイクイーン」はバイオレットに近い紫。香水は、ボトルの色もブランドイメージには欠かせない。
そして、トップノートから次第に深いミドルノートに入って、その香水の個性が表れてくる。さらに、時間と共にかすかに薫るラストノート。何百種類もの原料を調合してひとつの個性を時間と共に描く香水は、オーケストラの奏でる音楽のように深くて面白い。