ネタは降る星の如く

とりとめもなく、2匹の愛猫(黒・勘九郎と黒白・七之助)やレシピなど日々の暮らしのあれこれを呟くブログ

フレグランス熱、再燃

2006-01-28 21:20:27 | 趣味
 何年か前のことになるが、一時、フレグランス(香水)に凝ったことがあった。

 コレクターの傾向があって、こういう趣味にはまってしまうと猛烈に集め出してしまう。最盛期は香水瓶サイズで50本以上、ミニボトルで100本以上も集めただろうか。東京の香水専門店で稀少なブランドを買ったり、ニューヨークの高級百貨店「サックス・フィフス・アベニュー」でキャロンの名香「ナルシス・ノワール(黒水仙)」を大人買いしたり、凝りに凝ったものだ。

 しかし、香水というのは、好きな人にはたまらなく好きなものだが、嫌いな香りをぷんぷんされるほどはた迷惑なものなものはない……(汗)。

 しかも、世の流行は水のように軽くてキャンディのように甘い香りが主流となり、どちらかといえばシックで重めな香りが好みな自分との乖離が大きく、次第に人前につけるのを控えるようになった。

 それでも、函館の香水量り売りの店でカルバンクラインの「エタニティ」2003年限定版の「パープルオーキッド」に出会った時には、これなら自分の好みにどんぴしゃりだし、やや軽めで爽やか系だけどシックなところもあってオフィスにつけて行っても迷惑にならないしと、すっかり気に入ってしまい、ストックで5本も置いている(苦笑)。当分はマイ香りってことで。

 ただ、ここに来て、またフレグランス熱が再燃。ここ1ヶ月で、古いもの新しいもの含めてあっという間に5種類も買い集めてしまった(汗)。

 古典的なゲランの「シャリマール」「夜間飛行」。同じゲランだけど新作の「ランスタン」。「パープルオーキッド」に出会う前に、自分には少し若い感じだけど清楚で人前で邪魔にならないので愛用しかけていたランバンの「エクラドゥアルページュ」。そして、アレクサンダー・マックウィーンの「マイクイーン」。どれもこれも、お気に入り。

 「パープルオーキッド」「エクラドゥアルページュ」「マイクイーン」のボトルは、どれも紫。色調は「エクラドゥアルページュ」が一番淡くてラベンダーに近い。「パープルオーキッド」はパープル系の紫で、「マイクイーン」はバイオレットに近い紫。香水は、ボトルの色もブランドイメージには欠かせない。

 そして、トップノートから次第に深いミドルノートに入って、その香水の個性が表れてくる。さらに、時間と共にかすかに薫るラストノート。何百種類もの原料を調合してひとつの個性を時間と共に描く香水は、オーケストラの奏でる音楽のように深くて面白い。

ウィルス性蕁麻疹、回復中

2006-01-25 13:42:56 | 日常
 昨日大騒ぎしたウィルス性蕁麻疹だが、抗生物質とステロイド系の塗り薬のおかげで、まず痒みが引いた。おかげで昨夜はぐっすりと眠れた。

 朝はまだ少し残っていた腫れも、もう一眠りしたら殆ど目立たなくなっている。

 一昨日昨日は「血の巡りが良くなってしまうとますます腫れるかも知れないから」とウォーキングしなかったが、今日からは解禁しても大丈夫じゃないかな。

昨日からウィルス性蕁麻疹を発症……か・ゆ・い!

2006-01-24 17:48:34 | 日常
 昨日の朝、鏡で顔を覗き込んだら、アゴの辺りがブツブツしていた。「月に一回のお約束の吹き出物か、それにしては一度に四つとは数が多いかも……(汗)」程度のことは思っていたが、まさかこう展開するとは。

 某所にて昼前、手足が痒くなる。蚊に刺されたような大きな発疹が、腕の内側や手首などにぶつぶつとでき始める。同僚のひとりに見せたら「ダニアレルギーみたいですね」と言われる。そう言えば土曜日にカーペット掃除があったとは聞いたけど、それで埃をかぶったわけでもないし。

 昨日は早めに帰宅したが、一晩寝れば腫れは引いているかも知れないと楽天的に構えていた。ダニアレルギーかも知れないので、寝室に掃除機かけて、夜に入っていたので布団は干せなかったけどイエダニの埃を取る液をしゅっしゅっ吹きかけて掃除機でがーっと拭いたりはした。

 しかし、それだけやっても、睡眠中に痒くなって目覚めることを繰り返す。昼間のうちには腕だけだった痒みが、内腿や膝に広がっているのを感じる。その痛痒さ、たとえて言えば全身40箇所余りを一度に蚊に食われたような状態だ。掻けば余計に痒くなるから我慢したいのだが、無意識に触れてしまう。

 一度目覚めると今度は寝付けず三転四転、午前2時に目覚めて再び寝付いたのは4時前だった。

 朝起きてチェックしたら、やはり腕の腫れの数が増えていただけでなく、内腿から膝にかけても大きな発疹が増えていた。まるで何かにかぶれたように赤く盛り上がっている箇所もある。

 こうなってくると皮膚科に診てもらわざるを得ない。幸い、皮膚科の医院は歩いて50メートルもないところにある。朝一番で診てもらえた。医院の建物はややボロっちいが、院長は40代ぐらいで優しげで気さくな医師だった。

 診断はウィルス性蕁麻疹。先週風邪を引いていたが、その直りかけたところで抗原抗体反応が起こっているか……あるいは飲んだ抗生剤の影響か……という話だった。ヒスタミン系の塗り薬と抗生剤をもらった。

 腫れたところに塗り薬を時々塗り、昼には抗生剤を飲んだのがよかったか、少し炎症が鎮まってきた感じはある。ただ、腫れ上がってるのは身体の免疫が毒素を体外に出そうとしているわけで、症状を抑えればそれでよしというわけじゃないよなとも思う。

 傍目にも手の甲やら手首に赤い斑《まだら》模様が浮かび上がっている状態なので、周囲から同情されることしきり。

英語が話せるフランス人は3人にひとり?

2006-01-23 12:34:14 | 時事
フランスで英語をしゃべれる人は約3分の1
フランスでは、半数以上が外国語を学校で学ぶことは大切だと答えているにもかかわらず、英語をしゃべれる人は全体の約3分の1であることが調査により明らかになった。


 1,000人規模対象のアンケートということで、なかなか大規模な調査だなぁ。

質問を受けた人の内、12%が英語を「流暢に話すことができる」と答え、6%が「理解できるし、話すこともできる」と回答した。48%が「なんとなく言っていることは分かるが流暢に話すのは無理」と答えたという。

全体の55%が「外国語を学ぶことは大切だ」と話した。


 ……うーん、「流暢に話すことができる」12%と「理解できるし、話すこともできる」6%を足しても3分の1にならないのだが(苦笑)。

 でも日本人を1,000人規模で調査しても「流暢」「理解できる・話せる」の割合はこうならないだろう。おそらく「流暢」3%、「理解できる・話せる」7%前後で、合計10%ぐらいじゃないかというのが私の勘。

 日本人からしたら、フランス人が英語を学ぶよりも日本人が英語を学ぶ方がよほど難しいと思うのだが(文法の類似性、同じラテン語源の語彙など、ゲルマン系言語とラテン系言語の違いはあっても、日本語との違いの大きさから見たら小さい小さい)、フランス人にしてもやはり英語は難しいのだなと感じるか、「流暢」12%の自信の大きさをやはりフランス人だと感じるか(苦笑)、なかなか面白い統計ではある。

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ツッコミを入れていたら「英語が話せないのは3分の1」という見出しに差し替わっていた(苦笑)。

フランス人の3分の1、英語が話せず=調査

 「英語を話せないと回答したのは34%」ということなので、まぁ納得。

「肉まん」か「豚まん」か

2006-01-22 13:40:18 | ものぐさグルメ
 面白い記事があったので、貼り付けておく。

豚まんと肉まんの違いって?

 東京の実家では「肉まん」と呼んでいたなぁ。実家では「肉まん」といえば圧倒的に中村屋。

 だから関西で「豚まん」という単語を聞いて、最初は違和感を持った。でも、関西暮らしも13年ともなると、自分でも何の気なしに「豚まん」と呼んでしまっている(汗)。

 大阪では「551蓬莱」がナンバーワンブランドだが、実家に買って帰るのは「神戸南京町 皇蘭」(注意・リンク先に飛ぶと、いきなり銅鑼の音が響きます^_^;)の豚まん。

 父の好物だ。豚まん以外にも、焼きそばまん・餃子も実家では好評だ。

ウォーキングを始めて満3ヶ月

2006-01-22 11:48:27 | 日常
 今日でちょうど、ウォーキングを始めて満3ヶ月になる。きっかけは人間ドックで皮下脂肪を減らせと指導されたこと(滝汗)。

 もともと運動嫌いで身体を動かすことが苦手。趣味のアルゼンチンタンゴもここ3年ばかり本業と他の趣味が忙しくて通えていなかったため、慢性的に運動不足。

 それで、もっとも手軽にできて運動神経の良し悪しが問われない(苦笑)ウォーキングにした。車の往来が少ない通りを選んで、平日は30分、休日は45~60分。最近は両手にそれぞれ1ポンド(約425g)のリストウェイトを持って歩いている。

 雨が降ったり、飲み会の予定があったりで、毎日という訳にはいかないが、少なくとも週3回、多い時には週5回というペースかな。休日も土日のどちらかには必ず歩いている。

 12月は住宅街のところどころにクリスマスの飾り付けや灯りがあるのを楽しんだ。今の季節だと、寒椿などで目を楽しませている。今日は昼間ということもあり、3匹の猫と行き会った……これもウォーキング中の楽しみにしている。

 体重は3ヶ月で2キロほど落ちた。過去に過激なダイエットをしてリバウンドに苦しんだ経験を何度もしているので、緩やかな運動で筋肉をつけながら皮下脂肪を落としていく今の方法が一番健康的な痩せ方だとよくわかっている。

 体重の減り方はさほどでもないが、身体つきはずいぶん締まった。お腹の肉はまだ十分に掴める状態だが(汗)、この習慣が続けば暖かくなる頃には着る服のサイズもワンサイズ落とせそうだ。

ライブドア問題も興味はあるのだが……今は耐震強度偽装事件

2006-01-21 12:25:16 | 時事
 ライブドア問題も興味があるのだが、何せ、株で失敗した父親から「株には手を出すな」と遺言のようにきつく言われている上に、自らそのセンスはないと見切ってファイナンスで有名な某ビジネススクールでファイナンスの授業をひとつも取らずに卒業してしまった(笑)ほどファイナンス音痴の私。

「ホリエモンも会社も、前から胡散臭いと思っていたんだよ……」という一言しか感想はない。

とりあえず、立花隆の記事でも読もう。

立花隆の「メディア ソシオ-ポリティクス」
第64回 ライブドア粉飾決算事件でITバブルは弾けたのか

 まだITバブルは続くという結論のようだが、投資には関心がないので、今回はあまり面白くなかった。

 一方、耐震強度偽装事件。

マンションの耐震強度偽装事件は、今後どのように発展するのでしょうか。


【政治】偽装 本当の黒幕は?
上杉隆(ジャーナリスト)


今回問題になった検査機関の中には、旧建設省からの天下り役人が含まれている。

 北側国交相は自らの足元に「黒幕」が潜んでいることを偽装している。


 被害者救済も重要だと思うが、検査機関が政界から天下り・業界お手盛りの2点セットとなっている業界の構造にメスを入れるほどに原因追及していくことが大事だと思う。

 この業界にどれだけの税金が流れているか、そして一般人が終の棲家として一生に一度の買い物をする覚悟でどれだけの借金を抱えるかを考えれば、生半可な政治決着では我慢できない。

もっと深くメス入れてください

2006-01-18 08:00:00 | 時事
 めもめも。

自民伊藤氏の息子の会社が受注
耐震強度偽装問題をめぐり、元国土庁長官の伊藤公介衆院議員(自民党)の三男が経営する会社が、ヒューザーが販売したマンションの設備点検を請け負っていたことが16日、民主党の長妻昭衆院議員の調べで分かった。


<耐震偽造>ヒューザー物件、元国土庁長官の三男が管理
耐震データ偽造事件に絡み、建築主の「ヒューザー」が販売したマンションの管理業務を、元国土庁長官の伊藤公介衆院議員(東京23区)の三男(26)が経営する会社が昨年、請け負っていたことが分かった。耐震データ偽造発覚の直前、伊藤元長官はヒューザーの小嶋進社長を伴い、国土交通省課長と面会したことが判明しており、両者の親密な関係は、17日に衆院国土交通委員会で行われる小嶋社長の証人喚問の焦点の一つになりそうだ。


<耐震偽造>「安倍氏秘書に相談」 証人喚問で小嶋社長
新たな政界への関与は、馬淵澄夫議員(民主)の質問で明らかになった。馬淵議員は、偽造発覚後の昨年11月20日に行われた「グランドステージ川崎大師」(川崎市)の住民説明会の録音テープを入手。この中で、小嶋社長が「安倍長官の後援会『安晋会』に入っていて、後援会長から政策秘書の飯塚さんを紹介され、次の(国土交通省の)事務次官になる予定の方に電話を入れていただいた」「安倍晋三議員を通じて、この問題は国の責任だと国交省の役人に言ってもらった」と話していたと質問した。


【関連】安倍氏側と接触
疑念残る伊藤元長官との関係

耐震強度偽装事件をめぐり十七日、証人として国会に喚問された小嶋進ヒューザー社長は、自民党の伊藤公介元国土庁長官との関係について「証言拒否」を連発する一方で、安倍晋三官房長官の政策秘書に相談を持ちかけていたことを明らかにした。野党は疑惑が一層深まったとして勢いづき、与党は防戦を強いられる展開に。二十日召集の通常国会は、にわかに波乱含みになってきた。
 

 自民党は仲間内の森派の議員で固めておいて真相究明はやる気なし。馬淵議員は安倍晋三の名前を引き出すところまでよくやったと思う。

 伊藤元国土長官と安倍官房長官の名前まで出ているのだから、もっと深くメスを入れて、建設業界の癒着構造を壊していくぐらい徹底的に叩いて欲しい。当然、ふたりの議員は参考人招致または証人喚問すべきだ。

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追加でめもめも。

証人喚問の詳報(1) 林委員長
証人喚問の詳報(2) 自民
証人喚問の詳報(3) 公明
証人喚問の詳報(4) 民主
証人喚問の詳報(5) 共産
証人喚問の詳報(6) 社民
証人喚問の詳報(7) 国民新党

パフォーマンス・コンサルタント

2006-01-17 22:20:37 | しごと
 「Hさん(仮名。私のことです)、あなたのやってきたことはやはり正解だと思うよ。我々はトレーニングプログラムを提供しているんじゃない、顧客部門のビジネスイシューを解決するための手段を提供しているんだ。今まで提供してきたソリューションを含めて、ケースをもっと顧客にアピールしなさい」

 滅多に人を褒めない上司(人事部長)が、褒めて励ましてくれた。もちろん、その前後には、いろいろと悩ましい仕事の件で苦言もあり、今後もっとやらねばならないことについての指示も受けているのだが。

 私の仕事は、一般的に言えば教育・研修マネジャーだ。しかし、この2年間ぐらい、教育・研修プログラム開発を展開しつつも、顧客部門のビジネス上の悩みや課題について、話を聞き込み、それを「集合研修」や「外部で公開されている研修」の紹介にとどまらず、人材育成や組織のパフォーマンスを高めるプロセスに落とし込んできた。

 アメリカではOrganization Development/Organization Effectiveness/Performance Consulting/Performance Improvementなどと呼ばれている分野で、従来のTraining&Developmentの発展形として既に存在している。私が勤めている会社は、同じ外資系でもヨーロッパ系の会社であるせいか、グローバルの人事部門にそのノウハウも意識もない。見よう見まねで試行錯誤しつつ、ローカルの人事部門の一部として顧客部門の話を聞き込み、経験を少しずつ積んでいる。

 会社によっては直接に外部コンサルタントに回す仕事でもあるが、我々は一旦話を聞いて、ニーズと我々が持っているノウハウによって外部・内部のノウハウを使い分け、継続的に顧客である事業部・部門トップの悩みや課題に応えようとしている。

 それぞれの事業部や部門のビジネスニーズに対して的確なプロセスをデザインすることによって事業部や部門のパフォーマンスを上げる分野でキャリアを築きたいと思ってきた私にとっては、継続的に相談案件が入っており、その経験をもとに新たな顧客を開拓するように上司に励まされる状況にもあり、本当にやりがいがある。

 10年ほど前、今の上司が人事部長になる前は「所詮はトレーニングだろ」と一刀両断にされて口惜しい思いをしたこともあったが、今日の言葉は私にとって何よりも嬉しい褒め言葉だった。これからも頑張るぞ。