去年の中頃、部下のひとりが他社に転職したことでいろいろ思うことがあったので、この記事を読んだ。
部下に転職される上司の気持ち
私の場合は、私や私の上司などがその人の資質や能力に対して思っていることと、部下が自分自身の資質や能力について思っていることとの乖離が大きく、いずれはと覚悟していたことだった。そろそろかな、と、時期もおおよそ見当がついていた。
それでも辞職を打診された時の気持ちのいいものではなかった(それは、自分の管理能力に対して異議を唱えられたという感じ方をしたからだろう……まぁ、決して懐が広くて深い訳じゃない^_^;)し、今でも気持ちよく送り出せてやれなかった度量の狭さを思い出しては後悔することがある。
ただ、人事畑で仕事をしているので、この記事に書かれていることは、まったくその通りだと思う。退職を受理した時点で、その人はもう「外の人」。特に社員の個人情報が入手できる人事の社員については、本人が信用できる人物だと思えても、情報が流出しないようにクールに線引きしなくてはならない(もちろん、本人が退職を表明する前に意図的に情報を持ち出そうと画策していたら防ぐのは難しいのだが……)。引き継ぎが終わった時点でパソコンは返却してもらったし、社内のメールシステムにもアクセスできないようにブロックをかけてもらった。個人情報保護法が施行された今はますます厳正にしなければ。
冷たいかも知れないけど、その場での解雇があるアメリカでは、警備員立ち会いのもとに私物を持ち帰り、パソコンもセキュリティカードもすべて回収……現場を見たことはないのだけど、そうなんだろうなと映画のシーンを見て推測。
部下に転職される上司の気持ち
私の場合は、私や私の上司などがその人の資質や能力に対して思っていることと、部下が自分自身の資質や能力について思っていることとの乖離が大きく、いずれはと覚悟していたことだった。そろそろかな、と、時期もおおよそ見当がついていた。
それでも辞職を打診された時の気持ちのいいものではなかった(それは、自分の管理能力に対して異議を唱えられたという感じ方をしたからだろう……まぁ、決して懐が広くて深い訳じゃない^_^;)し、今でも気持ちよく送り出せてやれなかった度量の狭さを思い出しては後悔することがある。
ただ、人事畑で仕事をしているので、この記事に書かれていることは、まったくその通りだと思う。退職を受理した時点で、その人はもう「外の人」。特に社員の個人情報が入手できる人事の社員については、本人が信用できる人物だと思えても、情報が流出しないようにクールに線引きしなくてはならない(もちろん、本人が退職を表明する前に意図的に情報を持ち出そうと画策していたら防ぐのは難しいのだが……)。引き継ぎが終わった時点でパソコンは返却してもらったし、社内のメールシステムにもアクセスできないようにブロックをかけてもらった。個人情報保護法が施行された今はますます厳正にしなければ。
冷たいかも知れないけど、その場での解雇があるアメリカでは、警備員立ち会いのもとに私物を持ち帰り、パソコンもセキュリティカードもすべて回収……現場を見たことはないのだけど、そうなんだろうなと映画のシーンを見て推測。