かつて旅行業界にいたので、アルファベットを電話でスペルアウトする時、うっかり旅行業界で使っていた「エイブル ベーカー チャーリー」が出てしまうことがある。
これは航空会社・旅行会社共通のフォネティック・コード(phonetic code、またはphonetic alphabet)だ。
たとえば「hakubotan」を電話で相手に伝える時に「H for How, A for Able, K for King, U for Uncle, B for Baker, O for Over, T for Tiger, A for Able, N for Nancy」とスペルアウトして、綴りに間違いがないかを確かめるわけだ。
この「エイブル ベーカー チャーリー」、調べてみたら第二次世界大戦の連合軍が使っていたフォネティックコードから来ているのだった(汗)。
Wikipedia: NATOフォネティックコード
若干違いがあるが、やはり「エイブル ベーカー チャーリー」なのね。
銀行業界では、国と都市の名前でスペルアウトしているらしい。
「K for Kowloon」というのが結構マイナー……香港の九龍ですね^^;。金融業界では九龍はメジャーなのかしら。
自分は適当に「A for America, B for Beijing, C for Canada」と適当にやっていたのだが(汗)、調べたら標準的には欧文通話表というのがあるのだと知った。
Wikipedia-通話表
次からは「A for Alpha, B for Bravo, C for Charlie」で行こう。
A エイブル(Able) B ベーカー(Baker) C チャーリー(Charlie)
D ドッグ(Dog) E イージー(Easy) F フォックス(Fox)
G ジョージ(George) H ハウ(How) I アイテム(Item)
J ジャック(Jack) K キング(King) L ラブ(Love)
M マイク(Mike) N ナンシー(Nancy) O オーバー(Over)
P ピーター(Peter) Q クイーン(Queen) R ロジャー(Roger)
S シュガー(Sugar) T タイガー(Tiger) U アンクル(Uncle)
V ビクトリー(Victory) W ウイスキー(Whiskey) X エックスレイ(X-ray)
Y ヨーク(York) Z ゼブラ(Zebra)
これは航空会社・旅行会社共通のフォネティック・コード(phonetic code、またはphonetic alphabet)だ。
たとえば「hakubotan」を電話で相手に伝える時に「H for How, A for Able, K for King, U for Uncle, B for Baker, O for Over, T for Tiger, A for Able, N for Nancy」とスペルアウトして、綴りに間違いがないかを確かめるわけだ。
この「エイブル ベーカー チャーリー」、調べてみたら第二次世界大戦の連合軍が使っていたフォネティックコードから来ているのだった(汗)。
Wikipedia: NATOフォネティックコード
戦後も、民間に戻った多くの元連合軍将兵は、民間航空勤務に戻っても慣習で「エイブル Able, ベーカー Baker」を使い続けた。
Able Baker Charlie Dog Easy Fox George How Item Jig King Love Mike Nan Oboe Peter Queen Roger Sugar Tare Uncle Victor William X-ray Yoke Zebra
若干違いがあるが、やはり「エイブル ベーカー チャーリー」なのね。
銀行業界では、国と都市の名前でスペルアウトしているらしい。
A/ アメリカ(America) B/ ボンベイ(Bombey) C/ チャイナ(China)
D/ デンマーク(Denmark) E/ イングランド(England) F/ フランス(France)
G/ ジャーマニー(Germany) H/ ホンコン(Hong Kong) I/ アイス(Ice)
J/ ジャパン(Japan) K/ カオルン(Kowloon) L/ ロンドン(London)
M/ メキシコ(Mexico) N/ ニューヨーク(New York) O/ オオサカ(Osaka)
P/ ペキン(Peking) Q/ クイーン(Queen) R/ ローマ(Rome)
S/ シャンハイ(Shanghai) T/ トウキョウ(Tokyo) U/ ユニオン(Union)
V/ ヴィクトリー(Victory) W/ ワシントン(Washington) X/ エックス‐レイ(X-ray)
Y/ ヨコハマ(Yokohama) Z/ ゼブラ(Zebra)
「K for Kowloon」というのが結構マイナー……香港の九龍ですね^^;。金融業界では九龍はメジャーなのかしら。
自分は適当に「A for America, B for Beijing, C for Canada」と適当にやっていたのだが(汗)、調べたら標準的には欧文通話表というのがあるのだと知った。
Wikipedia-通話表
次からは「A for Alpha, B for Bravo, C for Charlie」で行こう。
さきほど何気に挙げてみたら、「e」と「h」と「Y」が思い出せなくて、気持ち悪い思いで検索してみたら、こちらのブログを見つけました。
すっきりしました!!
しかも第二次世界大戦の時のものだなんて、歴史のあるものだったんですね。
フォネティックコード、便利ですよね。
普段でも使いたい。
すっきりした上に勉強になりました。
ありがとうございます♪
私は業界から離れて20年ぐらいになりますが、
いまだにAble Baker Charlieが出てしまいます^_^;。
Aエイブル(Able) Bベーカー(Baker) チャーリーC(Charlie)、普通に使っていますヨ(∩_∩)ゞ
昔、海外へ電報を送るとき、かつての電電公社へは銀行さんと同じ、Aアメリカ(America) Bボンベイ(Bombay) Cチャイナ(China)でしたから、両方を使い分けていました。
使い分けてるつもりでも、時々頭の中でぐちゃぐちゃになって、相手方には、はてな???
っで伝わらないことがありました(笑)
JRさんもAアメリカ(America) Bボンベイ(Bombay) Cチャイナ(China)でしたけれど、ボンベイが地名変更でムンバイに変わってから、Bはボストン(Boston)になっているようです。
ちなみに、Mはメキシコ(Mexico)のままだと思います。
ムンバイ(Mumbai)には変えられていないと思います。
Bはボンベイじゃなくてボストンになったんですね。
参考になります(^^)
Able Baker Chalie Easy Fox
で呼んでました。
なんと電算機でもable baker charlieなんですね。