朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

UC アーヴァイン校

2010-02-21 | 外国の風物
カリフォルニア大学アーヴァイン校(Irvine)UCIを訪問しました。

 UCIは、ロスアンジェルスの南約50kmの海に近い所にあります。丘陵の上に広いキャンパスがありました。



 「Calit2」と呼ばれる学際領域の研究センターに、G.P.Li所長を尋ねました。
IT、そしてICT(情報通信技術)を活用する応用の研究事例の説明を受けました。



 UCIは、医学、電子工学、エネルギー工学など複数の専門分野を融合する研究に取り組んでおり、ヘルスケア、エネルギー・環境問題、教育、医療の具体的なプロジェクトを紹介していただき、意見交換をしました。



 UCIは、建物も新しくとてもきれいなキャンパスでした。
 学生はアジア系が多く、"University of Chinese Immigrants" (UCI:中国系移民の大学)との冗談が生まれるほどです。実際、Calit2所長のDr.Liも台湾出身です。

 アーヴァインは市長が韓国系の人だそうで、最近は韓国系のインテリ層、高収入の住民が急増しているそうです。韓国の大企業の米国本社も来ているとのこと。



ナノテクなどの実験装置に使用する液体窒素を補充するトラックがどんと停まって、白い蒸気を吹き出していました。窒素は、普通の空気の主要な成分で無害なため、低温を必要とする実験に頻繁に使用されます。無害ではありますが、温度が極度に低いため、手や肌に触れると凍傷をおこすこと、また締め切った部屋で窒素が噴出すと空気中の酸素を閉め出してしまい「窒息」状態になるので、取り扱いには注意が必要です。



コメント (2)
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