アーヴァインにある韓国系スーパーです。
この地域には、韓国系を始め、中国、ベトナム、日本などアジア系の人が多く住んでいます。普通のスーパーにも、米、醤油、豆腐、もやし、ラーメンなどはよくおいてありますが、この韓流スーパーは、本当に何でもありました。
価格に注目。
日本などからの輸入品もありますが、現地、米国で移民の人々が生産する食品が多いですね。米や醤油は、もはやアジア系ではない米国人も多く食べるので、現地生産が進んでいます。
韓国の人は牛肉をよく食べるので、肉の品質がよく種類も多く価格が安いとのこと。カットした肉のパックが冷凍して積み上げてありました。
店内で、試食販売もしています。調理する「匂い」「音」、呼び込みに、ついそそられます。このあたり、日本と同じです。
普通は、米国スーパーにはまず無いと思います。
「味の素」のイミテーションもあります。元々、医薬品以外は「物質」に特許はないので、グルタミン酸ソーダは特許では守られていません。(ただし製造方法は特許対象。別の製法で作れば可。味の素の「製法」も恐らく特許切れ)
東南アジアの人々は、料理に「味の素」を大量に掛けるのが好きです。「味の素」は、「ブランド」になっています。
日本のビールや清酒も安い。麒麟ビール一番しぼり12缶で8ドル(720円)つまり1缶60円、清酒大関は1.5リットルで5ドル。いずれも消費税別。
とはいっても、アルコールはやはり大量に飲むと毒。安くするのは、国民の健康上問題です。とりわけ、自制心が欠けている人が多い低所得者層にとって社会問題になる政治課題です。
欧州、カナダ、オーストラリアでは、酒税は高率でした。
日本で、酒類が高いのは酒税のせいでもあります。特にビールの税金は高く設定されています。
ビールはぜいたく品、焼酎は大衆の酒、清酒はその中間。スコッチウイスキー(英国製)は特にぜいたく品として、日本の酒税率と関税はきめ細かく、「ぜいたく品」には高い税金を課していました。ウイスキーに関しては、30年ほど前、当時のサッチャー英国首相(女性)が来日して、自由貿易原則の点で強く批判し大幅な低減を要求しました。その結果、洋酒の関税と酒税は一挙に低下し、同時に輸入代理店の独占も崩れて、価格破壊が起こりました。
それ以前は、外国旅行のお土産はウイスキー、ブランデーなど洋酒が主でした。現在は、かさばって重い洋酒を外国から持って帰る日本人を見ることはほとんどありません。高級ワインはたまにありますが。
米国の消費税の税率は、8.75~10.25%程度です。制度が複雑です。
まず購入する品物の種類によって、免税品があります。食品は一般に無税ですが、加工食品は有税となります。
次に、販売店の所在地の市町村、郡、州によって、税率が異なり、最大2%くらいの差があります。消費税(の大部分?)は市町村と州政府の収入になるため、それらの地方議会が個々に決定します。財政赤字のため、背に腹を代えられなくて他州より高くするところや、隣接する市町村からの買い物客を期待して安くする町もあります。
総じて、「自治」の意識が高く、自治体住民は連邦政府や他の地域の支援を期待しないで、あるいは「できない」ので、可能な限り自立を目指しています。
例外は、先住民族、いわゆる「ネイティブ・アメリカン」(インディアン)に対する援助政策ですが、これはまた稿を改めて。
この地域には、韓国系を始め、中国、ベトナム、日本などアジア系の人が多く住んでいます。普通のスーパーにも、米、醤油、豆腐、もやし、ラーメンなどはよくおいてありますが、この韓流スーパーは、本当に何でもありました。
価格に注目。
日本などからの輸入品もありますが、現地、米国で移民の人々が生産する食品が多いですね。米や醤油は、もはやアジア系ではない米国人も多く食べるので、現地生産が進んでいます。
韓国の人は牛肉をよく食べるので、肉の品質がよく種類も多く価格が安いとのこと。カットした肉のパックが冷凍して積み上げてありました。
店内で、試食販売もしています。調理する「匂い」「音」、呼び込みに、ついそそられます。このあたり、日本と同じです。
普通は、米国スーパーにはまず無いと思います。
「味の素」のイミテーションもあります。元々、医薬品以外は「物質」に特許はないので、グルタミン酸ソーダは特許では守られていません。(ただし製造方法は特許対象。別の製法で作れば可。味の素の「製法」も恐らく特許切れ)
東南アジアの人々は、料理に「味の素」を大量に掛けるのが好きです。「味の素」は、「ブランド」になっています。
日本のビールや清酒も安い。麒麟ビール一番しぼり12缶で8ドル(720円)つまり1缶60円、清酒大関は1.5リットルで5ドル。いずれも消費税別。
とはいっても、アルコールはやはり大量に飲むと毒。安くするのは、国民の健康上問題です。とりわけ、自制心が欠けている人が多い低所得者層にとって社会問題になる政治課題です。
欧州、カナダ、オーストラリアでは、酒税は高率でした。
日本で、酒類が高いのは酒税のせいでもあります。特にビールの税金は高く設定されています。
ビールはぜいたく品、焼酎は大衆の酒、清酒はその中間。スコッチウイスキー(英国製)は特にぜいたく品として、日本の酒税率と関税はきめ細かく、「ぜいたく品」には高い税金を課していました。ウイスキーに関しては、30年ほど前、当時のサッチャー英国首相(女性)が来日して、自由貿易原則の点で強く批判し大幅な低減を要求しました。その結果、洋酒の関税と酒税は一挙に低下し、同時に輸入代理店の独占も崩れて、価格破壊が起こりました。
それ以前は、外国旅行のお土産はウイスキー、ブランデーなど洋酒が主でした。現在は、かさばって重い洋酒を外国から持って帰る日本人を見ることはほとんどありません。高級ワインはたまにありますが。
米国の消費税の税率は、8.75~10.25%程度です。制度が複雑です。
まず購入する品物の種類によって、免税品があります。食品は一般に無税ですが、加工食品は有税となります。
次に、販売店の所在地の市町村、郡、州によって、税率が異なり、最大2%くらいの差があります。消費税(の大部分?)は市町村と州政府の収入になるため、それらの地方議会が個々に決定します。財政赤字のため、背に腹を代えられなくて他州より高くするところや、隣接する市町村からの買い物客を期待して安くする町もあります。
総じて、「自治」の意識が高く、自治体住民は連邦政府や他の地域の支援を期待しないで、あるいは「できない」ので、可能な限り自立を目指しています。
例外は、先住民族、いわゆる「ネイティブ・アメリカン」(インディアン)に対する援助政策ですが、これはまた稿を改めて。