朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

店主一人で作り、給仕するイタリア料理店

2011-08-02 | 食べること、レストランなど
オーナーシェフ(店主&調理人)で頑張っていて、なにかピリとした特長のある店が好きです。

そんな条件にぴたりと当てはまるレストランがありました。



大学城下町、百万遍から北西に少し離れた住宅街の中にあります。

テーブルは4席x1と2席x2、カウンターに3席。合計11人でmaxです。



メニューは、一種類だけ。ただし予約の時に、食べられない食材の有無を聞いてくれます。メニューは月替わりのようです。



まずは、かわいいサラダ、カップ入り。良く熟した甘いトマトにバジル。なんとカップの底にはモッツアレラチーズをミルクとゼラチンで柔らかく溶かしたベースが沈んでいました。



自家製パン。グリシーニ(棒状のクラッカーのようなパン)も出てきたのだけれど、すぐ食べてしまったので写真なし。



トウモロコシの冷たいスープ。

フランス料理で「ヴィシソワーズ」を初めて食べた時、冷たいスープというものがあるのだとやや衝撃的でした、ずーと昔のこと。



パスタ。自家製のオープンなマカロニの様。ねっとり、むっちり。



これも不思議な一品です。

お米ではなくて、実は、パスタ。「リゾーニ」だそうです。鮎が入っていて、緑の枝豆とのバランスが絶妙。初夏の季節の表現でしょう。



子羊、柔らかい肉です。



白桃のソルべ(シャーベット)、ヨーグルトのムース。適度な甘み。



コーヒー、エスプレッソ、紅茶の選択があります。これは、エスプレッソ、純イタリアンの豆の炒り方、分量の少なさも。

あえて、アラカルト(一品料理)の選択ができないことで、材料のムダをなくし、準備作業の合理化をはかっています。

コーヒーまで含んで、3800円+コペルト200円(パン・席料)+税。

イタリアワインのリストも豊富で、個々に味などの解説がついています。うれしいことに価格がリーズナブルです。

(店名:hikari-yurari)

hikari-yurari イタリアン / 出町柳駅元田中駅茶山駅
夜総合点★★★★ 4.5



コメント
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