朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

美術館での模写学習、カメラ撮影

2012-08-13 | もろもろの事
”名画の模写はなぜNG? 古きに学ばぬ日本の美術教育”
引用:MSN産経west記事「関西の議論」


(画像は上記MSN産経west記事より引用)

ルーブル美術館や多くの欧米の美術館では、フラッシュを発光しなければ個人目的であれば、作品の撮影を許可しています。

自分のカメラに収めることで、記憶にも残るし、後日の参考にもできます。美術館側としては、公式のカタログや出版物を購入してくれという意図でしょう。

たしかに、自分のカメラのフラッシュをオフにすることのできない人たちも多くいますね。例えば、京都の時代祭の時、沿道でカメラを構えている人が多いです。しかし馬や牛が、フラッシュの光に驚くので「フラッシュは切ってください」と事前に何度も係員がアナウンスしていますが、それでも実際に行列が来ると、ピカピカとカメラが光りました。

京都迎賓館公開の時も、カメラ撮影はOKだったのですがフラッシュはオフにと注意がありました。しかし同様に何人もが発光していて、そこでは係員にその都度注意されていました。

ストロボの光で他の人の鑑賞妨害になるので、その対応は必要ですが、公共的な美術館や博物館でのカメラ撮影は、ぜひ欧米並にして欲しいと強く希望します。

個人の撮影と記録ができれば、自分のPCやケータイに保存して楽しむことができる、コラージュして新たな発想を得る、ブログに書いて多くの人たちと意見交換や情報共有ができる。

ミュージアムショップの収益を運営費の足しにするのは良いことだけれど、もっと自由化して美術や博物品の愛好家や学習者の裾野を広げることの方が本筋ではないでしょうか。


コメント (2)
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