数日前からロシアに滞在しています。
地元テレビ局が取材にきていました。
ITU Kaleidoscope Conference 2014 この会議の名称です。国連(UN)の情報通信専門国際機関(ITU)が主催して、毎年、各国の持ち回りで開催されています。
会場は、国立サンクトペテルブルグ情報通信大学(SPbSUT)です。市の中心部から何年か前に郊外に移転してきました。学生数は約7000人。ロシアでも最難関大学の一つだそうです。
招待講演「Internet of Nano-things」Akyildiz教授(米国ジョージア工科大学)を非常に興味深く拝聴しました。炭素原子が規則正しく結合したグラフィン(Graphene)という物質を用いて、ナノサイズ(1mの十億分の1)のアクティブ素子(トランジスタ相当機能、電池機能、センサー、送信機、受信機、アンテナなど)が開発できる可能性があるとのこと。
そのためテラヘルツ(THz:現在実用されている周波数の数百倍)デバイスを開発しています。
人体の内部に電子ネットワークを埋め込んで健康管理に応用することも、将来は可能になるかもしれません。
メキシコの大学の女性研究者から、e-Healthに関する発表もありました。
初日の夜は歓迎のレセプションが開催されました。会場は市内中心部にある「通信博物館」を貸しきっていました。
初期のロシア製通信衛星の地上モデル実物が展示されています。
この建物はアレクサンドル・ポポフ (物理学者)が世界で初めて無線通信の実験に成功した研究所でした。イタリアのマルコーニの無線実験が有名ですが、実はその4ヶ月前にポポフが成功していました。マルコーニの申請が早かったので特許権はマルコーニが獲得し、その後、彼は無線通信会社で大成功し、ノーベル賞も受賞しました。
ロシアでは、ポポフの業績が有名です。この大学はポポフの発明を元にして設立されたそうです。
オードブルの食べものが並びましたが、あまりロシア的なものは見つかりませんでした。
飲みものは、赤白ワイン、アルメニア製ブランディー、そして当然、ウォッカ。
弦楽四重奏がクラシック音楽を奏でます。このあたりの設定はさすがにヨーロッパ流です。
地元テレビ局が取材にきていました。
ITU Kaleidoscope Conference 2014 この会議の名称です。国連(UN)の情報通信専門国際機関(ITU)が主催して、毎年、各国の持ち回りで開催されています。
会場は、国立サンクトペテルブルグ情報通信大学(SPbSUT)です。市の中心部から何年か前に郊外に移転してきました。学生数は約7000人。ロシアでも最難関大学の一つだそうです。
招待講演「Internet of Nano-things」Akyildiz教授(米国ジョージア工科大学)を非常に興味深く拝聴しました。炭素原子が規則正しく結合したグラフィン(Graphene)という物質を用いて、ナノサイズ(1mの十億分の1)のアクティブ素子(トランジスタ相当機能、電池機能、センサー、送信機、受信機、アンテナなど)が開発できる可能性があるとのこと。
そのためテラヘルツ(THz:現在実用されている周波数の数百倍)デバイスを開発しています。
人体の内部に電子ネットワークを埋め込んで健康管理に応用することも、将来は可能になるかもしれません。
メキシコの大学の女性研究者から、e-Healthに関する発表もありました。
初日の夜は歓迎のレセプションが開催されました。会場は市内中心部にある「通信博物館」を貸しきっていました。
初期のロシア製通信衛星の地上モデル実物が展示されています。
この建物はアレクサンドル・ポポフ (物理学者)が世界で初めて無線通信の実験に成功した研究所でした。イタリアのマルコーニの無線実験が有名ですが、実はその4ヶ月前にポポフが成功していました。マルコーニの申請が早かったので特許権はマルコーニが獲得し、その後、彼は無線通信会社で大成功し、ノーベル賞も受賞しました。
ロシアでは、ポポフの業績が有名です。この大学はポポフの発明を元にして設立されたそうです。
オードブルの食べものが並びましたが、あまりロシア的なものは見つかりませんでした。
飲みものは、赤白ワイン、アルメニア製ブランディー、そして当然、ウォッカ。
弦楽四重奏がクラシック音楽を奏でます。このあたりの設定はさすがにヨーロッパ流です。