朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

京都案内2

2014-09-13 | 京都の文化(秋)
Day3

この日は観光の日、天気がよくて幸いでした。
市バスの一日券(500円)を買って、経済的に効率よく回ることにしました。

まずは市バス206系統で、三十三間堂へ。



千一体の金色の仏さん「国宝千体千手観音立像」と、迫力あるインド由来の二十八部衆立像(国宝)、千手観音坐像、木造風神・雷神像がならぶ京都で一番好きなお寺です。客人は感動したようで売店で仏像の写真集を買っていました。お坊さんの直筆の色紙、漢字を含む日本語文が書いてあるので興味をもったようですが、1000円と聞いて諦めたようでした。この日の午後に、西陣の町家で書道体験をしましたのでそれでよかった。

中国語、韓国語、タイ語、英語など外国人が非常に多く、修学旅行生の日本語がやかましい。

市バス206で、清水寺に向かったのですが。ものすごい数の観光客が五条坂で降りて行きました。京都駅で出発の際、とある買い物を探してくれと頼まれデパートと家電量販店に立ち寄っていたので、時間がタイトになってしまいました。

で、清水寺はパス。そのまま、祇園まで直行しました。



八坂神社。

前日に、北野天満宮に行っているので、同じ神社とはいっても、こんなにも装飾、色使いが違うのですこし説明に困りました。



運良く、境内で結婚式の行列に遭遇しました。

多くの日本人は誕生祝いと結婚式は神社で、葬式はお寺でするのだと説明。イスラム的一神教の哲学では理解できないでしょう。あるいは、神道や日本仏教は「宗教」ではないと感じるかもしれません。

バスで、西陣へ移動しました。昼食をどうするか考えましたが、極めてローカルに、町のうどん屋にしました。



そこで、選んだ品物は「きつねうどん」です。



箸で、問題なく完食してくれました。

にわか雨がザーと降ってきたのですが、食べ終わるころにはやみました。

店を出ると「聚楽第跡」との石碑がありました。



あの絢爛豪華、秀吉が建てた邸宅がこんな場所にあったのですね。今は普通の雑然とした住宅地になっています。

さて、お目当ての「冨田屋」にて、町家見学と書道体験です。その記事はここ

これが終了したら、いよいよ、彼の強い希望でショッピングに行きました。ともかく、いろいろおみやげを買いたいと聞いていました。バスで四条高倉に戻り、錦をちょっと見て(食品は持ってかえれません)、新京極へ。



さすがに、この通りは土産物店がたくさん並びます。

まずはマグネット、安くて種類があります。しかし、漢字で京都との文字が入っているものを希望したので、なかなかありません。日本とか、金閣寺とかはあったのですが。それでも20~30個お買い上げ。

招き猫の小さいもの、数個。

次に、日本的風景のかいてある手ぬぐい。とても我々の感覚からは美しくは感じない、どぎつい絵柄もありました。どちらがいい?と聞かれたのですが、”あなたの好みで決めてください”と。

書道用紙は寺町の鳩居堂にて。和風風景版画プリントも数枚お買い上げ。

難問はゆかたが欲しいとのこと。新京極の土産店には適当なものがなく、三条の衣料店を教えてもらいほぼ解決できました。家族のも含め三着。まあ外国人仕様ですが。



その後、祇園コーナーへ。お好み焼き屋でビールにて時間待ち。

最後に、金亀居酒屋で夕食しました。
翌日昼に新幹線で東京に出発。

振り返ってみると、ずーっとB級グルメばかり(寿司ゑん以外)でした。日本料理が世界遺産になったのに(≧∇≦)

コメント
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