「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」、シンガポールに新しい観光名所ができています。
サンズホテルの屋上から、夜明け直前の眺望です。ホテルに隣接する湾側埋立地を巨大な植物園として整備して、2012年に開設しました。さらに拡張の予定があります。
白く光る二つの卵型ドームは、「温室」でなくて、(むしろ冷房した冷室除湿など)気象条件を調整した植物展示施設です。
マリーナ・ベイ・サンズ・ホテルのコンセルジュで行き方を尋ねると、なんと一旦ホテルを出て、外の歩道からエレベータで上の階に行き、この写真に見える歩道橋を通り抜ける。するとガーデンズ公園につながるとのこと。(別のアクセス方法もあります)
池(ドラゴンフライレイク)の上をわたる歩道橋を進んでいくと、このスーパーツリーグローブ(Supertree Grove)が見えてきました。
植物や珍奇なモニュメントが並ぶガーデン公園の特別施設以外の散歩は無料。
上空にはスーパーツリーを結ぶ細い歩道がつけられています。ここOCBC スカイウェイ(Skyway)を歩くには5ドルを支払います(約400円)。OCBCとは企業名でネーミングライツを売って費用の一部にしています。
スカイウェイをゆっくりと歩きはじめました。
人がやっとすれ違えるくらいの道幅で、多少揺れました。公園全体が見渡せます。
この巨大な樹木のオブジェには、熱帯の草花が立体的に植え込まれています。屋外にあってもこの国では温度、日照や水やりに問題はありません。
ホテルの全景を眺める絶好のカメラポイントにもなっています。
次の見どころの、フラワードーム(Flower Dome)です。
ここには世界各所の植物が植え込まれています。
バオバブの木(マダガスカル)。
オーディオガイドも提供されていますが、借りませんでした。
ビロードのような花。まるで造花。
カリフォルニアエリアにあった野菜、ルバーブでしょうか。
子供をあきさせないよいうに、所々に彫刻などが置かれています。
下半身が透明になっている家族が旅行に出かけます・・・
巨大な木。
クリスマスシーズンの始まりなので、クリスマスツリーや人形のデコレーションが随所に。
フレゼントボックスとポインセチア。
植物園の作業服を着た人たちが、各所で手入れをしていました。この施設だけでもかなりの雇用を生み出しています。
入場料は、となりのクラウド・フォレストとあわせて28ドル(2200円;子供料金や地元民割引あり)。(つづく)