朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

Mt. Yoshida-yama 吉田山

2008-12-15 | 京都の文化(冬)
京大本部キャンパスの東に隣接して吉田山があります。

This "mountain" is located just east to the Kyoto University HQ Campus. On the hill top, there is a cozy coffee shop named "Mo-An". During "Magic Hour", the sunset time of the day, Sunday December 14, 2008, strip clouds over the West Mountains turned to orange.

 14日は天気が悪いとの予報でしたが、昼頃から晴れてきましたし気温も高め。
 締め切りのある仕事をしていたのですが、運動のため散歩に出かけました。疎水のあたりを歩いた後、「そうだ吉田山に登ろう」と思いつきました。
 山の東側、細い登山道(といっても軽い坂道程度ですが)を上り詰めて、山頂まで行きました。
 山頂の広場からは、東西南北、高い木が茂っていて眺望がありません。
 山頂から少し南に「茂庵」が有ったのでコーヒーすることに。
 ところが好天の日曜日午後なので、沢山のお客さんが詰めかけていて結局30分ほど席が空くのを待つことになりました。
 この木造建物の2階からは、木々の間から御所周辺の家並みや北西の眺望が得られました。
 午後5時を過ぎると西山の上の空が橙色になり水平の筋雲を照らしました。
 眼下の町も所々光を放ち始めました。
 まったりとほぼ1時間を過ごしました。帰りは日が沈んでいたので吉田神社へ下る道はとても暗く、キーリングに付けた超小型LEDライトが役に立ちました。



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第103回 京料理展示大会

2008-12-14 | 食べること、レストランなど
京都市岡崎「みやこめっせ」で開催された、この大会を見物しました。
 103回というのがすごいですね。
 会場はご覧のとおり料理組合会員のお店のご自慢料理が展示されていました。
 店で出す料理そのものの場合と、大会用に特別な意匠で調理したものとが入り混じっていました。
 普通は見ることが出来ない有名な高級料亭の料理と食器も並べられていました。
 式包丁の演技、舞妓さんの京舞も見物できました。
 食堂コーナーもあって、鯖寿司、散らし寿司、ふぐのから揚げなどを食べられます。給仕は、各料亭の仲居さんが何人か着物姿で出張サービスの模様。
 京野菜、料亭の「お土産」コーナー、調理関連商品の展示即売などもありました。京都吉兆の「さんま山椒煮」、五条大橋東の半兵衛麩「もち麩」、修学院中弥「でっちようかん」、福寿園「京の香煎茶ほのか」を買いました。
 有料なんですが、以前に入ったレストランで割引券をもらっていたので800円のところ500円で入場できました。






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事始め

2008-12-13 | 京都の文化(冬)
12月13日は、「事始め」(ことはじめ)の日です。
 芸妓たちが京舞の家元(※)に「新年準備の挨拶」に行く行事です。
 この日以降、日々のあいさつ言葉は「おことうさんどす」に変わる。
 大晦日には芸妓さんがお茶屋さんに年末挨拶に行ったとき、そのお土産に「福玉」を頂く習慣があります。
 NHKの朝の連続ドラマ(だんだん)でもそんな場面がありました。この玉の中には、ドラマでは三味線やギターなどのミニュチュアが入っていました。
 伝統的には、干支置物、七福神、土鈴などです。祇園四条にある「進々堂」がその老舗です。



 祗園白川にある辰巳神社。可愛い、小さな社(やしろ)です。ご覧のように、鳥居から本殿まで3メートルくらしかありません。 



 家元(※)のお宅は、この近所です。外国人観光客も沢山往来しています。



 変わった苗字ですね。

(※)京舞井上流家元についてのエッセイは、このブログ2008-11-10の記事に掲載しています。




「来年も おたの申します」
 ※※京都新聞、12月13日夕刊の記事です。
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ひれ酒

2008-12-12 | 食べること、レストランなど
ふぐ鰭(ひれ)を軽く焙って、熱燗のお酒に入れます。
 大変に香ばしくて、冬のお酒ですね。
 これを飲み終わっても、同じカップに燗酒を追加できます。
 3、4回でもOK。
 近所の寿司屋でいただきました。
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なべ焼きうどん

2008-12-11 | 食べること、レストランなど
寒くなってきたので、昨日の昼食はこのなべ焼きうどんを食べました。
 勤務先の近所のうどん屋さんに行きました。同じように考える人が多いのか、以前よりも多くのお客さんが次々と来店してきました。
 オープンキッチン式の食堂で、大将が調理し、奥さんが運んでいます。
 大きなナベで、うどんやそばをドンドン茹でていました。同時進行で、いろんなうどんやそばが出来上がります。茹でる時間は、タイマーなどは使わずに、勘によっていますが、時々、指で麺をつかんで硬さを確認していました。やけどなどしないのでしょうか。
 さすがに、その手際のよさに見とれて眺めていました。
 もちろん、このナベ焼きは大変美味でした。量多くてお腹が一杯になりました。1,150円。中に入る具を単純にした「みそ煮こみ」も、この日は取りませんでしたが、もっと安くておいしいです。




 
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日の出が遅くなってきました

2008-12-10 | 京都の文化(秋)
まだ冬至ではありませんが、夜明けが遅くなっています。
 写真の東の空は、2008年12月7日(日)午前6時28分頃です。自宅テラスからの眺めです。
 この日は「寒波到来」で最低気温が京都市内でもマイナス1度、最高気温が8度でした。すっきりした快晴となり、最後の紅葉見物に出かけた人も多かったと思います。
今年の冬至は、12月21日だそうです。



※冬至の日付を調べるために、ネット検索したら、なんと「驚愕の事実」が。
 「...なお、1年で日の出の時刻が最も遅い日・日の入りの時刻が最も早い日と、冬至の日とは一致しない。日本では、日の出が最も遅い日は冬至の半月後頃であり、日の入りが最も早い日は冬至の半月前頃である。...」
 との記述が、Wikipediaにありました。本当?! 調べてみなくては。こんな年齢になって、日常的なことで「新たな発見」があるとすこしうれしい。


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南座の顔見世

2008-12-09 | 京都の文化(秋)
が、始まりました。
 南座の正面には「まねき」と呼ばれる、役者の名前が独特の文字で掲載されています。
 芸舞妓さんたちも、挨拶を兼ねて観劇に来るそうです。
 今年は、幸いにも切符が取れたので、見に行ってみたいと思います。


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フウの紅葉

2008-12-08 | 京都の文化(秋)
京都府立植物園のかえでの紅葉もみごとですが、今回は「フウ」。
 新聞記事で知って、出かけました。
 もう、カエデはほとんど散ってましたが、このフウは今が盛りでした。
 威風堂々たる立ち姿です。
 夕陽に照らされて輝いていました。





 フウ Liquidamber formosana マンサク科
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料理とワインが美味しくて、リーズナブル

2008-12-07 | 食べること、レストランなど
京料理もいいですが、時には、西洋料理も食べたくなるものです。
 気軽に、おつまみ的に軽食を楽しんだり、歩き疲れたときに一休みしたいときなど。カフェでもいいのですが、それでは「軽すぎる」こともありますね。
 今回、京都としては超繁華街といえる「木屋町」四条上がるで、理想的な店を発見しました。

 スペイン料理なんです。
 ポイントは、酒屋として営業していること。酒類販売所の奥に、スタンドBar、そしてその奥にレストランがありました。
 さらに、なんと、酒屋で販売しているワインは持ち込み自由(サービス料は定価の35%、(min.500円))となっています。当然、シャンペンや白ワインは冷やしたボトルもあります。ですから、例えば売価2000円のワインならば、2,700円で開栓しグラスも用意してくれます。
 飲み残したら、持って帰ることができます。
 いいですね~。こういう合理的なシステムは大変結構。(脚注※)

 スペイン料理のほうも、なつかしいスペインオムレツ、イベリコ豚のソーセージ、生ハムのサラダ、そして魚介パエリャ、いか墨パエリャ。
 これは懐かしい、昔、バレンシアにドライブ旅行したとき地元で食べました。スペインの地中海沿岸では、米を作っていて水田がありました。ただし、パエリャのご飯は、芯があったのですが、多分あの地では米は野菜の一種なので硬くてよいのだろうと思いました。
 も一つ、店内は全時間、「禁煙」です。これもすばらしい。


※例えば、オーストラリアには、BYO(Bring Your Own)なる飲酒システムが一般的(でした、今はどうでしょうか)。つまり、レストラン近所の酒屋でワインやビールなどを購入して、店に持ち込むことができます。もともと禁酒主義の国であったので、酒類販売ライセンスを強く制限していて、レストランが免許を得ることが難しいことで始まったようです。同様に、ニューヨークの中華街の安価な食堂でも同じ方式でした。そこは持込料をとらないので、中華風湯飲み(いわゆる茶碗)を使います。それに、お隣の酒屋で買って持ち込んだジョニ黒など注いで飲んでいました。
 
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モラール広場(ジュネーブ)

2008-12-06 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
百貨店やブランド店が立ち並ぶ旧市街マルシェ通りとレマン湖の間にある広場。
冬以外はここに「カフェ・ドュ・ソントル」がテーブルを並べ、お茶だけでなく料理も出す。つい張り込んで、スイスワインの銘酒「デザレ」を注文してしまった。秋冬はムール貝、牡蠣なども美味しい。(ITUジャーナル December 2008)
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