朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

かやぶきの里、雪灯廊

2010-02-08 | 京都の文化(冬)
日吉駅から乗ったバスから乗り換えたバス。小型のバスです。



 かやぶきの里「北村」に到着したのは、もう正午すぎになりました。寒いし、空腹なので、道路際の食堂に直行です。
 地元産の蕎麦を手打ちした「地鶏つけそば」とミニ親子丼をお願いしました。おいしいよ。



 実は、この時期には「雪とうろう」のイベントをやっています。
 その準備でテントが張ってありました。開始の時刻を見ると、午後5時からです。ところがそれまでここにいると、京都まで乗り継いで帰ることのできるバスは5時前に終わってしまします。やむなく、今年はあきらめました。

 その写真と記事は、京都新聞のウェブにあります。




 上の写真で、道の左側に並んでいるのが「灯廊」です。これの中のロウソクに点灯します。新聞記事によれば、写真の灯ろうは、雪が無いため、東山の「花とうろう」から借りてきたものだとのこと。

これとは別に、子供たちが小型バケツに雪を詰めて雪の円筒を作り、底に空洞を作って円形ブリキ入りのロウソクを入れていました。そっちがが本来の「雪とうろう」。

 雪が降ったの土曜日なので、結構多数のお客さんが来ていました。

 さて食事も済んだので、まずはバス停のところから、集落に入っていきました。



 赤い南天と緑の葉に、ふっくらと雪が乗っていました。




 特長ある屋根の三角が並んで見える場所があります。


 集落裏手の斜面中腹に、小さな神社があったので登ってみました。
 



 
 多くのかやぶき屋根の尖がった三角形が遠くまで見えました。



 こんな山奥の集落で伝統的な家屋を維持して、生活して行くのはきっと苦労が多いでしょう。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かやぶきの里、雪

2010-02-07 | 京都の文化(冬)
昨日、朝起きて外を眺めると、なんと雪が舞っていました。

 行ってみたいと思っていた「美山」に、突然行くことを決定。



 美山に公共交通機関で行くのは、実に、大変です。

 JR山陰線で「園部」まで(京都駅から約40分)。同じJRですが、乗り換えて「日吉」まで10分。市バスに乗るのですが、2回乗り換えて約50分。京都駅から、およそ2時間かかりました。市バスの連絡は、2、3時間に1本程度です。




延々と乗り継いで到着した「かやぶきの里」は、真っ白でした。期待を裏切りませんでした。



 粉雪が舞っていました。(つづく)

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

百均ナイフ

2010-02-06 | もろもろの事
こんな道具を見つけたので、つい買ってしまいました。



 これが、なんと「105円」です。関西では、「百均」と呼ばれる百円ショップにありました。
 買って帰って、紙を切ってみましたが、切れ味もよく問題なし。




 本家のVictrinoxスイスアーミーナイフは、こちら。
 このナイフの定価は、3,360円。ハサミが付いていない分、機能は少ない。


 もうふた周り小型でキーホルダーにもなるナイフはこれで、定価2,100円です。最近、飛行機にのるときに、うっかり鍵につけたままだと没収になります。そこで、メーカーも、ナイフなしのモデルも発売していました。今回、ウェブで調べて知りました。スイスの空港売店で沢山売っていましたが、搭乗客への販売はもう無理です。



 デザインは、完全に模倣ですが、取っ手のところには滑り止めのディップが掘り込んであって、持った感じもなかなか良好です。ワインコルク抜きも付いていますし。

 105円と3360円の価格差はなんなんでしょうか。

 どんなやり方で作れば、このナイフを105円で売ることができるのでしょうか。

 中国などの極端に安い人件費で作られていて、先進国消費者の「搾取」ではないか、と思うのですが。ですが、この商品を買ってあげれば作る人の仕事が発生するので、やはり「良いこと、製造工員の生活の助けになっている」のでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テキサス バーガー

2010-02-05 | 食べること、レストランなど
マクドの「テキサスバーガー」が、ヒットしていて販売数の新記録を達成したそうです。品切れ店も続出だとか。

 数日前、クイックランチする羽目になり、コンビニでおにぎりでも買うかと思ったのですが、その隣にあった「マクド」に入りました。



 勧められて、つい、このハイカロリー、グリーシィなジャンクフードを食するはめに。

 牛肉パテがやや厚いことと、味付けがメキシカンとなっていました。

 3年ほど前に、テキサス州ヒューストンの大学を訪れた時、地元の方に案内されたカジュアルなステーキは、うまかった。それと比較すると、期待はずれでしたが。

 マクドでは、月替わりで、ニューヨークとかハワイとかのイメージで、新型ハンバーガーを発売するそうです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バンクーバー オリンピック2010

2010-02-04 | 外国の風物
もうすぐ冬のオリンピックが、カナダ、バンクーバーで開催されます。




 数年前の夏にこの町を訪れました。その時に宿泊したブティックホテルから、DMが届きました。このあたり一帯は、緯度的には相当に北に位置しますが、暖かい海流が南から流れてくるため温暖です。島に囲まれた良港があり、魚介類も美味しくてなかなかいいところでした。

 バンクーバーから北へ120キロメートル離れた山中にウィスラーというスキーの町があります。
 いわゆる「ロングステイ」の場所として、日本のリタイヤした人たちのコミュニティもあると聞いたことがあります。もう、スキーを滑る気持ちはありませんが、夏のハイキングとかBBQとか、楽しそうですね。


 お暇な方は、この英文もお読みください。

Olympic Fever at Abigail's!

The Olympic Spirit Hits Home for one Abigail's Team Member!


As the Olympics draws near, our own Diane Eccles reflects on her personal connection to the games.

It's hard to believe that the XXI Winter Olympic Games are less then two weeks away. It's harder sometimes to believe that I was a part of the historical journey, 106 days 12,000 torch bearers 45,000km, the Olympic Flame has made on its way to Vancouver.

Carrying the Olympic flame is something that is beyond words, as it's a feeling deep inside. It gives you a sense of national pride as well, knowing that the flame you carry will travel all across Canada, bringing all Canadians together.

Walking along the Bowser Elementary school field with the school population following me, and then standing there for the kids to take photos of themselves with the Torch, as well as me, I felt like a Rock star with a little bit of the Pied Piper. The glow and looks of awe on their faces made that day even more special, knowing that one day these kids will carry on Canada's Olympic hopes.

For me I made it personal as well. Being involved in the international women's organization Beta Sigma Phi, I wanted as many people to enjoy and celebrate with me. I called 'sister's' up island and found out that Barb Lyotier, the person who was the backbone behind the celebrations in Bowser, BC, where I carried the flame, was a member as well but had passed away a few weeks prior to seeing her own Olympic dream come true. So I called her husband, John Lyotier, and told him I was going to dedicate my run to her. So that day I took a yellow rose, the symbol of Beta Sigma Phi, and tucked it in my jacket to present to John at the end of my journey. In that, I was able to make one persons life a little happier.

As I see the torch now, getting closer and closer to its final destination, I feel that same excitement I had on November 2, 2009. That feeling that is too wonderful for words to describe. And at times I look at my torch and realize that I have been blessed twice with the Olympic honour and will cherish that moment and the feelings once again forever.



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

江戸落語を京都で聞く

2010-02-03 | 伝統芸能
古今亭菊六さんの落語会(第2回)を楽しんできました。(2010年1月30日)



 昨年の夏の記事は、ここです。午後3時半開演。

 今回の演目は、

「時そば」
  夜鷹そば(天秤棒で担いで夜の路上で売り歩くそば屋)にて、定価十六文のそばを注文。勘定の時に、「いま、なん時だい」と時刻を聞く。

 「湯屋番」
 大店の二代目放蕩息子が勘当されて、番頭の二階に住む。あいかわらず仕事はしないで寝てばかりだが、むりやり紹介された仕事先が湯屋(銭湯)。いきなり番台を任されるが、想像力が豊か過ぎて、番台の上で一人芝居をする。

  中入り

 「子は鎹(かすがい)」
 腕のいい大工が酒好きで廓通いの末、女房子供を追い出してお女郎を連れてくるが直ぐに逃げられてしまう。改心して懸命に働き、生活が安定した頃、幼い息子に出会う。その子が仲を取り持って元の鞘に収まる。



 普通は二席しか演じないそうですが、ここでは特別に。

 大変な熱演でした。声のつや、身振り、動作、なかなかに聞かせましたね。

 菊六さんは弱冠30歳の、二つ目ですが、昨年のNHK新人演芸大賞(落語部門)で大賞を獲得した実力派です。

 この落語会を最初に、企画したのは東京の外資系企業にお勤めのお嬢さん四人組。今後は、この「阿吽坊」にて、定例開催の予定だそうです。




 食事会のときには、北側の庭が見えるカウンターに座ることができました。










落語を楽しんだ後には、おいしい和食の懇親会があります。

 菊六さんが、客さんのところに回ってきて親しく話しを交わしました。こんな親密さが小さい「寄席」でのよさだと思います。


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パクス婚

2010-02-02 | もろもろの事
フランスの結婚制度には、こんな柔軟な形式があるとの記事を読みました。(「二人の連帯」浅野素女著、アゴラ2010年2月号p.11(日本航空インターナショナル広報誌))
 [記事の画像はクリックで拡大]

 昨年9月にパリに行った時に、小さい子供の数が多いなと感じました

 この記事によると、フランスでは結婚に準じた「パクス婚」(PACS)という制度が登場して10年を経過したとのこと。

 パスク婚では裁判所の書記課に出むいてサインするだけ。男女でも同姓でも結べる「契約」で、破棄するときは一方だけの意思でできる。義務関係も緩やかで、貞操の義務なし、債務も住居費など日常生活費だけに限定されるとのこと。相続は、正規「夫婦」とは異なり、正式な遺言書作成が必要、子供が生まれたときは、「結婚」を届けるか、認知が必要となります。

 「結婚の面倒なところは切り捨てて、日常生活を送る上で便利なところだけを享受できるというのが、パクス婚人気の鍵だ」

 そういえば、十年以上前にスイスのフランス文化圏に暮らしたとき、彼の地の若い人が「結婚すると、共働きの場合、税制上不利だ。事実婚でも不自由はないし、世間的にもそのほうが多い」といっていました。収入面とか、子育てできる自信がつき、子供が生まれれば結婚をするのが、普通だそうでした。

 タイガー・ウッズの場合は、結婚するときに離婚時の財産分与の契約までしていたとの報道がありました。

 ドライで、柔軟性のある「制度」を創設して、社会的環境(いわゆる「世間体」)を思い切って変化させないと、少子化傾向の転換ができないかもしれません。・・それと多様で多くの移民の受け入れ制度の整備とを。

 日本の人口減少も悪いことではない、やや少な目の人数で豊かで安全な普通の国になればよいと思ってきました。例えば、スイスやスウェーデン、デンマークのように。
 しかし、実際に人口減少に直面すると、経済規模が縮小し、若い人の職場が急激に少なくなるなど、移行期に深刻な問題が発生します。これをなんとか解決しなくては。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TGV(フランス、パリ)

2010-02-01 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
モンパルナス駅にて発車を待つフランス国鉄の新幹線列車。
 日本のJR新幹線車両は各客車の床下に電動機を収容する動力分散方式である。
 TGVやドイツ国鉄ICEは、電気機関車に動力を集中しており、客車には電動機の振動が伝わりにくい。蒸気機関車時代からの伝統を守っている。(ITUジャーナル February 2010)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする