朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

南カリフォルニアの夕焼け

2010-02-18 | 外国の風物
今回、訪問先のアポイント紹介や宿泊、移動まで、ほとんど全てお世話になった35年来の友人の豪邸からの眺めです。

 小高い丘の上にあるので180度の展望があります。



 この日は雲のない空でした。






 これを眺めながらテラスで頂いたアサヒビール、スーパードライは最高でした。
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中華街

2010-02-17 | 外国の風物
LAにもチャイナタウンがあります。
 JPL訪問の前に、ここでランチです。ランチの前に、物売りの露天商地区を見物しました。



 中国人の人たちは、赤い色が好きです。赤い子供の服はお祝いの服装でしょうか。



 アクセサリーと化粧品の店。



 この日はからっとした青空の天候となったので、ここでサングラスを8.5ドルで買いました。




道路を渡って、この食堂で昼食を頂きました。
 前回、数年前に来たときは、いかにも中華食堂という店内という記憶があったのですが、今回はすっきりとオシャレなインテリアに改装されていて、ワインラックが並んでいたりで高級な雰囲気でした。






 4名でいくつかの料理を注文しましたが、いずれも美味でした。中華は、米国で一番安心して食べることができます。味と、値段の点で。そして米国ならば小さな田舎町でもまず存在しています。西部開拓時代に、大陸横断に鉄道敷設工事の工夫として移民してきた中国人がそのまま居ついたためと思われます。一般に、中国人は中華料理以外は食べないので、自分たちのために中華料理屋が米国中に増えたのでしょう。

 日本人も、シアトルとかサンフランシスコ、そしてロスアンジェラスなど西海岸やハワイに、労働者として移民してきた時代があります。ハワイ以外では、その当時、日本料理店は定着しなかったのと思いますが、第二次世界大戦後、日本に駐留した米軍人が覚えた日本の味を米国で食べたいと人気が出たこと、そして最近は魚介、野菜、米中心の健康食である和食と寿司が評価されて、「高級料理店」となって広く普及しています。

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宇宙通信 Deep space

2010-02-16 | 外国の風物
パサデナは、LA郊外、北東の山の麓です。米国の宇宙開発を行っている国家機関NASAの研究所のひとつがこの町にいあります。

 この研究所を見学しました。



 カリフォルニア工科大学(CalTech)の一部でもあります。この大学はNASA設立以前から、ジェットエンジンの研究をやっていたそうです。NASAを新設するため、米軍の研究機関や大学の組織を統合した際、土地や建物、実験設備はNASAの所有とし、研究員など人員はCalTechの所属としました。
 宇宙開発の技術は、ミサイル製造に直結するため高度な軍事機密も含まれています。そのため、見学は事前の許可手続きが必要で、かつ外国人には厳しい審査があるそうです。

 今回は友人の紹介で特別な許可をいただきました。(以下の写真は全て撮影許可された場所です)



 大変幸運なことに、日本人研究者の方に案内していただきました。このような高度に先端科学技術の研究所にも、若い日本人の方々が働いています。



 NASAは、テキサス州ヒューストンに本部があり、有人飛行、つまりスペースシャトルとかスペースステーションの運用は、ヒューストンで実施されています。
 JPLでは、ディープスペース、無人探査機を太陽系や銀河系に飛ばして調査するプロジェクトを担当しているそうです。

 上の写真は、火星表面探索のための新型機械です。

 最初の火星地表探索機Phoenixは、2008年5月に火星に着陸して観測に成功しています。現在は火星の砂地にスタックして停止している模様です。




この部屋は、実際に飛行中の宇宙機器をコントロールしている管制室です。

 宇宙開発には巨額の費用が必要で、米国民の税金で研究活動がまかなわれているため、国民(納税者)の理解を得るための広報活動もしっかりやっています。機密保持と同時に、情報開示が重要と政府は考えています。
 そのため、毎週、見学ツアーが組まれていて、この管制室の見学が一番の人気だそうです。

 コンソールの前には、数人の担当官が働いていました。現時点で、約30基の機器が飛行中だとのことでした。数秒に1回くらいの間隔で観測データが受信され、正面左側の大きな
ヂスプレイが更新されていました。
 5000人くらいの人々が、ここJPLで働いているそうです。




 これは、新型の火星探査機の組み立て工場です。この場所全体が「クリーンルーム」になっているので、上部に作られた見学用の窓から眺めました。



 これは、探査機が火星地表の砂地にスタックした状態を再現して脱出方法を実験している様子です。

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LAに雪

2010-02-15 | 外国の風物


米国、ロスアンジェラス国際空港に到着しました。



 パスポート検査場は広いホールで長い行列が収容できるようになっています。外国人には全員に指紋記録を義務づけているため、時間がかかります。まず右手親指、残りの右4本、次に左親指、そして左4本。両手全ての指紋を画像でファイルし、さらにウェブカメラで顔写真を撮ります。
 これまでに最近3年間で数回は米国に入国していますが、毎回この手続きが必要。国際線間乗換えだけで「入国」の必要が無い場合でも、この入国手続きと荷物検査(預けるのと持ち込みの両方とも)があります。
 今回、入国手続きは15分くらいの少ない待ち時間ですみました。

 荷物もほとんど待たずにターンテーブル(「カルーセル」、「バゲージ・クレーム」とも言う)出てきましたが、その後の税関検査のために50メートルくらいの長い行列になりました。ただし荷物検査自体は、数十人に一人くらいの割合で抜き取り検査です。

 今回大変幸運なことに、昔からの友人で長年LA在住の方が出迎えてくれたので、その後の移動が大変スムースでした。

 カリフォルニアは冬が雨季となり、結構雨がふります。元々は雨の少ない場所なので、大雨がふると川があふれて洪水となる事もあります。

 この日は、なんと前夜に気温がぐんと下がり、周辺の山には雪が降りました。

 LA市内から白い山脈が眺められ、とても珍しい風景となりました。



 この日は多少強行軍ですが、午後に最初の見学先を訪問しました。

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米国へ

2010-02-14 | 外国の風物
数日前から、米国に滞在しています。







 長いフライトでした。

 でも、マイケル・ジャクソンの This is it を機内で見ることができました。なかなか、良い映画でした。

 そうそう、今日はセントヴァレンタインデイですね。USでは元から、両方向、つまり男性から女性への贈り物も普通なので、街にはその宣伝も沢山あります。
 日本でも徐々にそうなりつつあります。チョコレートやプレゼント業界のプロモーションでしょうか。




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あだち 2

2010-02-13 | 食べること、レストランなど
店主は、黙々と串を揚げていきます。
 お客さんは、他に2人連れが一組だけ。後半でもう一組、さらに我らが帰る頃に一組が入店しましたが、客が少ないので、ドンドン揚がって出てきます。



9番、エビ 



10番、アスパラガス



11番、えのき豚肉巻き



12番、さつまいも、クリームチーズ



13番、きす



14番、カボチャ



15番、白魚



16番、うずら卵、ベーコン巻き



17番、えびすり身、パン



まだ、食べられるけれど、このあたりでストップ。
 「いかすみリゾットの串揚げ」などは、食べそこね。

 ご飯かわりに、モチを注文。

特注、もち、きなこ 



もち、黒みつ



最後は、あずきアイスでした。



 少しずつ、色々出た来て、なかなか楽しいね。

※ しばらく、米国に出かけます。更新できたらしますが、どうなるか。。。


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串あげ屋

2010-02-12 | 食べること、レストランなど
北大路新町に串「あだち」という店があります。
 とある京都のライターが新書でほめていました。
 さっそく行ってきました。



 突き出しと、ソースのとり皿、キャベツが並びました。

 おまかせコースを注文しました。全部で30種類ほど串があるそうです。どこででも、「ストップ」といえばそこまでの料金となるそうです。

 種類と本数が決まった定食コースも2種類あります。



 トップは、いくら、クリームチーズ



2番、かに、春菊の湯葉巻き



3番、牛ヒレ



4番、地鶏唐あげ(骨付き)



5番、菜の花ベーコン巻き



6番、太刀魚、生ハム



7番、かき、 8番、銀杏、絹さや



(つづく)


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美山 4

2010-02-11 | 京都の文化(冬)
2000年に屋号「伊助」という200年の歴史ある農家が火災にて焼失しました。



 この農家です。
 住民、行政、来訪者の支援により、翌々年に原型に復元されました。また最近では、かやぶき技術を持つ若い棟梁も誕生して全国のかやぶき屋根の葺き替えに活躍しているとのことです。

 現在、この建物は「美山民俗資料館」になっていて、入場料300円で見学することができます。



 玄関の障子の引き戸を開けると、土間があり「おくどさん」がどんとありました。



 靴を抜いで、囲炉裏のある板間に上ります。そこには当番のおばちゃんが座っていて、薬草茶をふるまってくれます。後ろのストーブでは、笹の葉を切って乾かしているので、良い香りが漂っていました。


 奥には、牛小屋(部屋)が直結しています。当時、牛は耕作農機具としての働きや、子を産めば現金収入にもなるので、とても大切にされていました。



 これは、五右衛門風呂よりも古い構造の「釜風呂」です。火が燃える釜が小さいです。金属が貴重で高価だったためでしょう。その分、沸かすのに時間がかかったでしょう。



 屋根の外側はこんなに厚みがあり、何回か葺き替えたためかいろの違う層が重なっています。もしかすると、使用している材料が違うのかもしれません。

 資料館の二階に上ると、わらぶき屋根裏の構造と材料をよく見ることができます。 



 これが「かや」です。
 萱の材料を仕入れるため、この集落の外側を流れる河原にカヤバが保持されていました。



以前は、観光地にいった時、この種の博物館は有料の場合パスしていたのですが、施設の維持管理には費用が必要なので、最近は時間があればなるだけ寄付のつもりで入場するようにしています。

 カメラをぶら下げて、歩いているお客さんは相当数いましたが、「資料館」に入ってきた人は少ない。もっと地元を支援してあげましょう、都会の人たち。特に中高年者。

 地元の売店や産物や飲食も、多少の寄与ではありますが、できるだけ購入しています。


 
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美山 3

2010-02-10 | 京都の文化(冬)
かやぶきの里の集落には約40戸のかやぶき屋根があるそうです。

 畑の中に藁の三角錐が立っていました。小さな花木か何かを雪の重みから守っているのでしょう。



 喫茶店として建物の内部を公開している棟です。



 積雪にも、存外「粘性」があるようで、トタン屋根から滑ってずれてきた雪が縁で丸まっていました。






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節分、おばけ

2010-02-09 | 京都の文化(冬)
京都の花街で伝統のお遊びの一つに、節分の「おばけ」があります。

 本来は、花街の芸妓さんたちが普段の豪勢な着物や帯、鬘を脱ぎ捨てて、変装してお客さんを楽しませる習慣がありました。
 一時はすたれていたようですが、伝統の復活というわけで花街のプロだけではなく、数年前から一般の人にも呼びかけて参加型のイベントに育ちつつあります。京都の学生さんもグループを作って三条商店街を練り歩くとのこと。島原花街の別グループは嵐電の臨時車両に乗り込んでお披露目したりしています。

 舞妓さん、芸妓さん、着物レンタル着付けが、京都観光の一つの目玉になっていることから、きっと来年、再来年はもっと活発になることでしょう。



2月2日節分前夜には、東京から友人数人が来訪してくれました。
 木屋町の極小割烹で、楽しく旧交を温めました。

 その後、鴨川沿いのワインバーでディジェスティフを頂いたのですが、先斗町を歩いてみたいという話しになりました。で、その街の中ごろ、ちょいと路~地にある某そば屋に入りました。



この写真が店内です。テレビがつけてあり、節分に舞妓さんが豆まきという映像が流れていました。

 しばらくすると、入り口から、着物姿の女性3名が入ってきて隣のテーブルに座りました。



 雰囲気からして、芸妓さんと三味線の地方さんでしょうか。矢絣(やがすり)に袴姿、大正昭和初期の若い女性の服装です。「おばけ」座敷がお開きになって、蕎麦を食べにきたのでしょう。

 友人がころあいを見て一献いかがですかと言ったところ、「へえ~おおきに」と、受けてくれました。さすがに先斗町。 ~~ たのしい節分となりました。

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