朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

ワイルド ストロベリ

2010-06-10 | 京都の文化(夏)
植物園を北山門の近くまで歩いていきました。

 花壇には、小ぶりな草花がいろいろと。



 PCの壁紙にいいかなとか思って、小さな花の集合写真を数枚撮影しました。



 歩いていくと、「ワイルドストロベリ」の標札が。

 これこれ、英国ウェジウッド食器店の名品の柄です。



 真っ赤な小さなイチゴがいっぱい成っていました。まだ白い花も少しは咲いていました。赤い実をつまんで食べてみたい誘惑に駆られましたが、かろうじてそれは抑えました。






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初夏の花

2010-06-09 | 京都の文化(夏)
カメラファンにとって、植物園は格好の訪問先です。

 四季折々にきれいな、あるいはへんてこりんな花があります。花がなくても、紅葉、若葉、変わった葉、木の芽、根、木の実など、退屈しません。



 これは、京鹿の子。みやびな名前です。



 アリウムギガンテウム。紫の巨大なねぎ坊主ですが、茎や根本は葱とはまったく異なります。



 赤いポピー。フランスでは、コクリコでしょうか。





 水草にも、小さな白い花が。



 ヤマボウシ。白い帽子のような花?、花弁?、若葉?かな。
 この時期、山を歩いていると、清純な白い「花」を沢山つけた木が目を引きます。それは多分、ヤマボウシですね。

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クレナイ ヤマアジサイ

2010-06-08 | 京都の文化(夏)
普通のアジサイには、少し早い季節ですが、植物園には、もうアジサイのルーキーが咲き始めていました。

 この「くれない(紅) やま(山) あじさい(紫陽花)」です。長野県伊那谷で発見、と標札に書いてありました。



”「クレナイヤマアジサイ」。これとの出会いは衝撃的でした。京都周辺に分布するヤマアジサイのガク片の色は青色が普通です。信じられない色、が正直な感想でした。純白のガク片が、2~3週間で、これはまさしく深紅になります。長野県の原産ですが、たかがアジサイ、されどアジサイ。同じヤマアジサイというひとくくりでは済まされない世界、植物分類学とは別の世界が広がりました。
ヤマアジサイにはこんなにすごい、すばらしい変異があるのだと実感し、衝撃的事実を味わいました。 あじさい園、どうぞご覧ください。”[引用:(京都府立植物園よもやま話(2007)]




 八重甘茶(ヤエアマチャ)。なんでアジサイが、甘茶でしょうね。



 オオアマチャという白いヤマアジサイもありました。

 次は、名前を忘れました。でもパステルカラーが美しい。いずれも日陰に咲いていました。



 次は、シチダンカ。薄青色の星型の花弁です。



 この植物園を盛り上げてきた、アイディアいっぱいの名物園長さんは、この3月末で定年退職だそうです。

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インド人もびっくり!

2010-06-07 | 京都の文化(夏)
京都府立植物園にバラを見に行きました。

 青い空、好天気でした。遠方には、三角形の比叡山が見えていました。



 年間入場者数が4年連続で日本一になったそうです(公立植物園、昨年度実績)。第2位は東京の神代植物公園ですが、、
 京都は、入場料200円、60歳以上無料なのに、神代公園は入場料500円、65歳以上250円、しかも調布市のはずれで交通不便ですから。




 バラは伝統ある花ですから、その種類と色、形もさまざま。京都の地名や文化から採った名前の花も育成されていました。



 良い香りがあたり一面に漂っていました。







 インド人らしき家族の皆さんも、記念写真をパチリ。

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御神楽 壬生狂言

2010-06-06 | 伝統芸能
京都造形芸術大の講座受講メモです。

 4月26日 第 3回 「御神楽(みかぐら)」実演:伏見稲荷大社(解説:木戸敏郎)

 引用:伏見稲荷大社web

 御神楽とは地主の神様への奉納する音楽と舞。清水寺の地主神社は平安京ができる以前からあった。
 
 演者は男性だけ。笛の奏者が一人。篳篥(ひちりき)、琴、本歌、末歌、附歌、全員で合奏。

 テンポの遅い繰り返しは、現代人には退屈。西洋の音楽とは、原理的に異なる。東洋的な音楽では、音の密度を高めるため繰り返し演奏する。 


=====
 
 
 5月10日 第 4回 「壬生狂言」実演:壬生大念仏講員

 引用Wikipedia

 鎌倉時代、融通念仏宗の円覚上人が考案した融通念仏の狂言。一般大衆に仏教をわかりやすく説くために、大げさな身ぶりで表現する無言劇となった。

 現在は、本職ではない有志の人たちが伝承を守り受け継いでいる。演者は男性に限るが、女性は衣装の作成や維持、あるいは裏方として協力しているとのこと。

壬生大念仏狂言の流れをくむ「神泉苑狂言」は、毎年5月の上旬に開催されます。

 2010年5月4日の神泉苑の風景です。



 この寺院の敷地は、かつて平安京の時代は広大な池になっていました。

 古地図では、現在の二条城のあたりも神泉苑の敷地であったのですが、時の権力者に土地の多くを没収されて現在の規模になった模様です。





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アペリティフの日

2010-06-05 | 食べること、レストランなど
6月の第1木曜日は、フランスが決めた「アペリティフの日」。

 日本でもイベントが開催されました。昨年の記事はここ

 関西日仏学館、東大路に面して京都大学正門に近い場所にありますが、ここが会場になりました。クラシックな洋館です。このリンク先の記事を読むと、フランス政府が所有する由緒ある建物で戦前戦後の歴史が刻まれていることを知りました。平日は、カフェも開店しているようです。



 大阪にあったフランス総領事館は、昨年12月京都のこの建物に移転してきました。それなので、セキュリティ検査が昨年より厳しいかなと思ったのですが、特にチェックなし。

 入場券は定価3000円のところ、京都新聞の読者サービス割引で購入しました。



 ふっと腹です、ワインは飲み放題でした。もちろん、全てフランスワインです。高級ブランドのコーナーもあり、希望すれば1杯ごとに追加料金で試飲可能。これらの有料コーナーは閑散としていましたが。

 アペリティフは、チケット制となっていて10種類が付いていました。トップクラスのホテルのフレンチレストランと地元の仏料理店、5店からの出張サービスです。 



 暮れなずむ初夏の芝生の庭でゆっくりとアペリティフ、チーズ、パテとパン、ワイン、シャンペン、そしてシャンソンのライブを堪能しました。




 和服のご婦人も。というか、圧倒的に女性の参加者が多かった。男性は2割くらいか。 

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ラ・デファンス(フランス、パリ)

2010-06-04 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
高層ビルが集積する再開発地区。
 ルーブル、コンコルド、シャンゼリゼ、凱旋門を結ぶ歴史軸の延長に位置する。
 立方体、大きな門の形の「グランダルシュ」の屋上(地上110m)から展望した。
 エッフェル塔の先に「モンパルナス・タワー」が霞んで見えた。(ITUジャーナル June 2010)
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ネットくちこみ (その3)

2010-06-03 | 食べること、レストランなど
一人が他人のふりをすること、あるいは多数の他人の投稿をすること。「なりすまし」といいます。

 この問題を回避するには、「本人認証」をネットでどう実現するか、という社会的、法律的そして工学的に重要な課題に突き当たります。

 現在の法律で許容しているのは、特別なICカードを使う方法。例えば、所得税の確定申告をインターネットで実行するときに必要な「ICカード」で、それは役所に申請して発行してもらいます。ICカードリーダを付加したPCで、そのカードに書かれた認証情報を読み取り、所定のサイトにネット送信すれば、法的には「本人」自身かその承認の元に代理人が通信したことになります。 

 ~~~~~

くちこみの信頼性の話題に戻ります。

 例えば、この飲食店くちこみサイト(Yahoo!グルメ)では、
 なんと、たった2件しか投稿されていない投票を元に満点の5点をつけ、ランキングとして発表しています。



 これでは、いくらなんでも、この店が総合的に満点とは、だれも信じないでしょう。

 つまり、このサイトの評価を信用しないということ。




 別の例です。上の画像は、

 ”総合(過去1年間) [ ラーメン / 京都市その他 ]
 クチコミを投稿された数と全投稿の採点の平均点などを元に、Yahoo!グルメ独自の計算式によって計算された評価の高いお店のランキングです。”

 として、総合評価された京都市全部のラーメン店ランキングですが、たった1名しか投票していない店が、満点の5点を得て、第6位に輝いても、え!と思うだけです。

 このヤフーグルメのアルゴリズムは、まだ未完成だと思います。


新しいアルゴリズムの創案はとても大切です。インターネットでの新ビジネスの成功は、このアイディアによる場合が多いようです。

 有名な事例ですが、米国でのネット検索は、かつてYahoo!が先行して2001年までシェアを確保していました。しかし、後発のGoogle社が優れた検索アルゴリズム「ペイジランク」方式を考案して、新規参入しました。
 
 そのアルゴリズムを使って検索したほうが、一般利用者にとって有用なサイトや情報に早くたどり着けることが実証され、ついにはビジネス競争に負けてシェアを失いました。

 現在、米国の検索サービスで、Yahoo!はGoogleのずうっと後塵を拝しています。

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ネットくちこみの信頼性(2)、 アルゴリズム

2010-06-02 | 食べること、レストランなど
インターネットに普通の一般人が書く込む情報の正確性や客観性をどうやって担保するか、どうやって検証するか、「ネットくちこみ」の各社は独自の工夫を凝らしているはずです。しかし、そのノウハウは、通常は公開していません。

 その理由は、総合評価のノウハウ(決定する方程式、専門的には「アルゴリズム」という)を開示すると、必ずその裏をかいて高得点を狙う人が出てくるから、かえって信頼度を失うと考えられています。

 例題の「食べログ」も公開していません、

 しかし、信頼性を高めるために読者に合理的な妥当性のヒントは与えています。

 総合評点が、3.01(ほぼ平均、これではランキングは下位になる)の昨日記事のお店に投稿された個々の評点の分布グラフです。
  

 
 5点、4.5点と最高点レベルの投票が並んでいます。1.5点を投票した人は、コメント記事なしの点数だけの投票です。このサイトでは、投稿コメントには最低文字数の足きりを設けています。そのため、普通の人は数百字の作文を書くのが面倒になります。そのガス抜きとして、点数のみの投票も許容していますが、総合点のアルゴリズムにはノーカウントだと思います。

 次は、高評価を得ているイタリアンの例です。

 評点は、きれいに分布しています。
 このほうが自然ですね。なんせ、飲食の評価ですから、その人の味覚、体調、同席者との会話や雰囲気、店員の当たり外れ、金額など、印象はばらついて当然ですから。



 グラフとしてのデータは出せませんが、恐らく、さらに重視しているのが投稿者(レビューアと称している)自身の信頼性です。その投稿者が、これまでに何件の投稿をしているか、その点数分布、その記事に対する他の読者の「賛成票」の数、写真投稿の数、それへの賛成票など。

 先の例でいうと、最初の3.01店に投稿した11名はほとんどが1~5件しか投稿していない人たちです(これは個別に投稿者のリンクをクリックすれば過去記事が読めるので投稿数も分かる)。恐らく、この店の関係者が宣伝のために投稿したのでしょう。
 さらに、14件投稿経験者が一人います。その過去投稿をみると、ほとんどが5、4.5点とどの店にも高得点をあたえていました。気に入った店しかコメント投稿する気にならないという心情は理解できますが、アルゴリズムからは、採点の甘いレビューアとして排除されたのでしょう。

 アルゴリズムは、コンピュータのプログラムとして作成して作動させます。コンピュータとネットが高性能になったおかげで、膨大なデータを微細に分析する計算を低コストで実行できるようになりました。

 ただし、重要なこと、価値を生むことは、その「アルゴリズム」のアイディア如何によります。

 とはいっても、公職選挙などとは違い、投稿の厳密性はなかなか担保されません。つまり、一人の人が多数のPCを操作して多数の記事を投稿する、賛成票を投票することができます。多少のICT知識があり何台かのPCと複数のインターネットプロバイダに加入しているとか、どこかのPCを経由するとかすれば、それほど難しい話ではありません。違法行為でもありませんし。その投稿サイトの規約には違反しているとしても。


 (さらに、つづく)

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ネットによる飲食店の評価ランキング(くちコミ)

2010-06-01 | 食べること、レストランなど
インターネットを利用したビジネスや新サービス、公共活動を調査研究しています。

 その一つとして、ネットによる消費者口コミ(くちこみ)の実例を取り上げてみます。

 ネットくちこみとして、著名な例は、
・「アマゾン」が販売する書籍、音楽ソフト、電気電子製品等の消費者の評点と感想、
・「ヤフー映画」に掲載される上映映画に対する評点とコメント、
・「価格コム」の各店の販売価格比較、電子機器の利用コメント、
・「楽天市場」の各店舗の運営実績の評価、販売物品に対する評価とコメント、
・「アットコスメ」での化粧品に対する評価コメント、
 などなど。

飲食店を探すときにネットを利用することが、ますます普通になってきました。ケータイからも簡単にアクセスできるので、外出先で急に思いついて探索するにも便利です。

 「食べログ」というサイトをよく利用するのですが、興味深い事例を見つけました。(このサイトの運営会社は「価格コム」社)




 この「北山モノリス」という飲食店、口コミ数が11件もあるのに、総合評点が「3.01」と平均の3点から上に行っていません。投稿された口コミのほとんどが、5点とか4点と書いています。また、このお店はこの「食べログ」の広告スポンサーになっています。

 この飲食店は、レストランウェディングもできる大規模な宴会主体のお店のようです。

 一方、この近所で、個人経営のイタリアンの評価は、こうなっています。



 口コミ投稿数は、同じ11件。総合点は、3.65。この地域では、3.5を越える店は少ないので、堂々上位入賞です。一乗寺修学院地区のすべてのカテゴリ199店中で、第7位。

 なぜ、このような差がつくのでしょうか?

(つづく)
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