朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

下鴨神社 蛍火の茶会

2014-06-15 | 京都の文化(夏)
昨夜(6月14日)、ホタル見物に下鴨神社に行ってきました。



「糺(ただす)の森」の中を進んで行くと、長い行列になっていて驚きました。実はもっと参加する人は少ないと思っていたのです。



テントが並んでいて、みたらし団子、和菓子や日本酒も売っていました。



行列が殆ど動かないので、諦めて横から門前まで行ってみました。



この虫かごにいてたホタルを放すようです。場所は境内奥の御手洗池です。

その池から流れ出す渓流が向かって右手にあるので、そちらの森のなかを歩いてみましした。



そこにも何人かの見物客がいて、流れの奥の方に数匹のホタルの光を見ることができ、一応、満足して帰途につきました。

写真は、まあ、上の方に一匹光が写っているようです。汗。

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エルミタージュ美術館

2014-06-14 | 外国の風物
ネヴァ川の畔に国立エルミタージュ美術館があります。



女帝エカテリーナ二世が、自ら買い集めた絵画コレクションを宮殿内ギャラリーに展示したことを発端に所蔵作品300万点を超える世界最大級の規模を誇る美術館となっています。



建物の上にも多数の肖像が並んでいます。



宮殿広場の中心にはアレクサンドルを記念する石柱がすくっと立っています



中庭に見学者の入り口があり、開場時間(10:30am)の10分前に行ったのですが、入場券売場にはすでに100人位の行列がありました。時間になると、団体客と前売りチケットをもっている人は隣の列からスイスイと入場していきました。



ようやく入場できました。カメラ料金(約660円)を追加すると、特別な部屋以外は撮影することができます(フラッシュは禁止)。



無料のWi-Fiも館内で提供していました。エルミタージュ美術館専用アプリもダウンロードできました。



大理石の階段を金ピカに飾られた装飾を眺めながら登っていきます。

オーディオガイドを借りました。日本語の解説を聞けることと、あまりにも広い美術館の中を効率よく歩くことができるためです。



天井も精密ですばらしい。



宮殿なので、皇帝肖像画が飾られた大きな部屋があります。歴代の将軍の肖像画を山ほど並べている部屋もあります。



次々に宮殿の間を参観していきました。



ゲオルギーの間。



ここに大玉座がありました。



その裏側の部屋では、男声合唱団がアカベラで歌を歌っていました。



深い緑色の孔雀石、大変に貴重な貴石ですが、これをふんだんに使って装飾した部屋がありました。



窓の外にはネヴァ川の流れがみえました。



書庫。ビブリオテーク【bibliothèque】



ベルギーのタペストリーが何十枚も掛けられた廊下。



小さな女の子を連れたお母さんが、子と話しながら歩いてきました。

(絵画編に続く)

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ロシアでの日本(語)ブランド価値

2014-06-13 | 外国の風物
サンクトペテルブルグのスーパーマーケット売り場でこんな商品を見つけました。

「武士道」インスタントコーヒーです。465ルーブルなので、約1500円・・高い!



ラベルをクローズアップしてみると、



熟練品格?(インスタントコーヒーの品格って何かな)・・理想誇り知?


手にとって裏に貼ってあるラベルを読むとどうもスイス製のようでした。


(引用:http://osoroshian.com/archives/28639116.html)

リサイクルマークは日本のピクトグラムなので、元々は日本向けに製造したのかな、でも日本の店で見たことないし。

~~



こちらは、学会会場の大学から地下鉄駅への通路、郊外でみかけた看板です。

ロシア語がわかる友人によれば、”Tokyo-City”・・レストランの宣伝だそうです。

必ずしも、日本料理の店ではなくて、複数の料理やアミューズメント(カラオケ?)を提供する場所のようです。



これは、乗り継ぎのためモスクワの空港で休憩した航空会社ビジネスラウンジでの提供食品です。しっかり、海苔巻き寿司もありました。食べてみたけれど、すし飯がまずい、硬い。



この飛行機が、その航空会社「S7」です。聞いたこともない会社ですが、JALと同じワンワールド・アライアンスに参加しています。

ロシアも規制緩和でアエロフロートが廃止した国内路線を積極的に獲得して、いまやS7社はロシアの国内航空会社で1位だそうです。

空港でのチェックインカンターでのサービスは、英語が通じない、行列が長いなどまだまだですが。

~~
エルミタージュ美術館のことをアップしたいのですが、写真選択と文案に手間取っています・orz

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ビストロ

2014-06-11 | 外国の風物


ロシア文字(キリル文字)では、この写真の言葉をビストロと読みます。ラテン文字では”BISTRO”。

最初のBの右上が欠けたような文字が(ラテン文字の)B、Nを上下反転した文字がICS、TはTPR、OはOです。

フランス語と同様に小さな食堂の意味だそうですが、「早く食べ物を出す店」との意味もロシア語ではあるそうです。つまり、ファーストフード。

ロシア語を母国語とする友人によれば、ナポレオン戦争でパリが陥落した際、駐屯してきたロシア兵がカフェで酒を「早く(ビストロ)出せ」と言ったことが始まりだとか(ロシア語で)。



町並みはパリやベルリンといった西欧そのもの雰囲気です。



有名なブランドショップも並んでいます。



宿泊していたホテル「モスクワ」は、巨大な8階建てホテルで1000室かそれ以上の部屋がありました。



地下鉄入り口が隣接していました。METPO と綴ってメトロと読みます。(P=R)



地下ホームは信じられないくらいにに深いとろにあり、地上との連絡にはこの長大なエスカレーターが走っています。大きい駅では4列のエスカレーターが並行していました。立ち止まって乗る人は右手に立ち、左側を急ぐ乗客が駆け抜けていきます。

地下鉄駅構内は保安上の理由で、撮影禁止だそうです。監視カメラもところどころにあり、エスカレーターの最深部には女性係官が監視していました。

冷戦時代には、防空壕としての役割も果たすために建設されたようです。



ネヴァ川や多くの運河が街の中を流れています。



まるでヴェニスのようです。



いまちょうどライラック(リラ)花が咲いて、よい香りが公園に漂っていました。
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血の上の救世主教会

2014-06-09 | 外国の風物
またはハリストス復活大聖堂、英語では Holy Resurrection Cathedral(Church of the Savior on Spilled Blood) です。



街の売店でこの絵葉書を見て、俄然見物に行って見る気になりました。

こんな玩具のような教会が本当にあるのだろうか?

エルミタージュ美術館からさほど遠くない場所で、付近には観光バスがいっぱい駐車していました。人混みをかき分けて、チケットを買って入場しました。



内部も素晴らしい装飾でした。もう一箇所大きな教会を見ましたが、ロシア的なのかその内部も至る所金ピカで宗教的な巨大な絵画が書き並べられていました。



内陣はそれほど広くはありません。

先の世界大戦で相当に破壊されたのですが、その後復元されて現在は新築のようにきれいな姿になっています。



この教会はロシア革命(帝国ロマノフ王朝が革命軍に倒された)少し前の啓蒙的なアレクサンドル2世が暗殺された場所に建てられた教会です。そのため、強烈な名前がついています。

クリミア戦争でロシアが敗北を認める条約を決定した皇帝です。こんな歴史を読むとあの黒海の小さな半島とその軍港が重要な政治拠点であり、西洋史の大きな場面になってきたことが分かります。



出てくると、自転車タクシーが走っていました。京都にも多い人力車よりカッコいい。




運河沿いに少し離れて撮影しました。

まあ絵葉書ほどは、けばい色ではなかったですが。
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ロシアでの食事2

2014-06-08 | 外国の風物
ホテルの朝食はビュッフェでした。・・テーブルに色々な料理を並べお客が好きなものを取るスタイルを日本では「バイキング」というのですが、(かつて帝国ホテルが考案して広まった)日本独特な呼称です。



ロシア定番の野菜は、ビーツ、トマト、きゅうり、人参、豆なので、まずはこんな生野菜(ビーツ、豆はゆでてあります)を取り、サーモン、ハムとチーズ、バターを少々。取ったパンはブラウン色ですが、白いのもありました。いわゆる黒パンはこのホテル朝食には出ていません。

同じホテルに泊まったカザフスタンの大学の先生に勧められて、小粒米のような穀物を煮たおかゆを食べてみました。少し塩をふると美味しくいただけました。名前を教えてもらったのですが憶えられません。

他にはソーセージ、ベーコンやハム各種、魚(酢漬け、マリネ)、玉子焼き、ゆでたまご、シリアル、ヨーグルトなど。

りんご、西洋なし、オレンジ、パイナップル(缶詰)、ミルク、トマトジュース、オレンジジュース、りんごジュース、ケーキ各種、コーヒー、紅茶、緑茶、水などが並んでいました。



こちらは大学の学生食堂で、学会参加者用のランチの一例です。

まずはトマトときゅうりの刻んだサラダとクランベリージュース。ブラウン食パン。スープとメイン料理は選択できました。スープはカレー味の野菜煮込みとサワークリーム、メインは豆や人参を炒めたものに米のつけ合わせ(またはマッシュポテト)でした。後は、コーヒーまたは紅茶です。

一人で夕食する日がありどこに行くか迷ったのですが、ホテル隣のビルの地下に大きなスーパーマーケットがあることを発見したので、店内見学に行ってみました。飲水の大瓶を買うためにもホテル周辺の探索は必須です。



鮮魚コーナーです。こんな並べ方では、美味しそうには見えませんね・・・食文化と感性のちがいでしょうか。値札は、キログラムあたり、数字はルーブル(1R=3.3円)。魚、肉、野菜、果物のほとんどは量り売り(セルフで測る野菜・果物もある)。



このコーナーでブルーべリージュースを買いました。飲料水の棚はフランスのエビアン、イタリアのミネラルウォーターにならびロシア産の各種が並んでいて、価格もまちまち。炭酸ガス入りかどうか、ロシア語で書いてあるので不明。0.5リットルのを2種、2リットルを一つ買いました。小さな方の一つは期待通りガス入りでした。



都会の真ん中なので、当然、パックされたランチや夕食、サンドイッチもあって、なんと「寿司」までありました。すべて「巻きずし」ですね、バラけなくていいのでしょう。



これはウオッカの棚、何十種類かの瓶がずらりと並んでいました。ウイスキーやジンもよく売れるようです、たくさんの種類がありました。



ラベルのデザインと値段だけで、選びました。

ビールのところも大小各種。・・レジで並んでいたら、すぐ前の若いアジア系男性がビールを2缶買ったのですが、レジ係のおばさんは「パスポートを見せて」と要求していました。え、という風でしたがポケットからパスポートを出して渡しました。つまり年齢確認をしていたようです。・・次に並んでいたボクには、証明書見せろとは言いませんでした。笑

案外まじめに仕事していることが分かりました。東南アジアの商店ではまずありえません。

野菜はセルフ量り売りで、自動秤で品名のボタンを押し重量と価格をプリントしたシールを作って袋に貼らねばなりません。ホテルでの一人分には多すぎることと、ロシア語がわからないので「レタス」とか「きゅうり」とかのボタンを押せません。



困っていたら、こんな野菜パックを発見しました。

天の助けとばかりにかごに入れ、ドレッシングかマヨネーズを探しました。いずれも一回分の少パックはありません。

そこで、小瓶入りのマヨネーズ(らしきもの)を購入しました。



ホテルの部屋で、持参のインスタント焼きそばを作って、そこにカット野菜をたっぷりほり込んで食しました。



今回はこんなこともあるかもしれないと小型電気ポット(220V用)を持参し、インスタント食品を多少詰め込んできました。

翌日、残りの野菜をサラダとして食べるため、例の小瓶を開けて白いとろりとしたマヨネーズ風をふりかけました。・・む。辛い。

改めて、ラベルを見ると端の方に大根のような絵が描いてありました。つまり、ホースラディッシュ、日本語では辛み大根をすったものでした。

これでは食べられない。今回、醤油は持ってこなかったので、持参したお吸い物粉末をお湯に溶いてそれをかけて食べました。
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ロシア料理

2014-06-06 | 外国の風物
仕事で外国に滞在するときは、例えば数日間同じホテルに住むことになります。



今いるホテルの8階のバーからの眺望です。(クリックでパノラマ拡大)

ロシア料理を探して食べてみたいと思ったのですが、現代ロシアの都会では、むしろイタリアンとかフレンチ、あるいはハンバーガー、KFCとかに人気があるので、伝統的ロシア料理は探すのが案外に難しいのでした。



それでも、泊まっているホテルの展望バーで、知っている「ボルシチ」を注文したところ「それは無いがボルシチ風のなんとか(聞き取れない)スープはある」とのこと。

待つこと10分で、出てきたスープが上の写真です。なかなかに美味でした。

地下のレストランでメニューから選んだ「チキン・キエフ」、今話題のウクライナ料理です。



鶏もも肉の大きな骨を抜いて、その中にハーブと野菜のガーリックバターを詰め込んで、カツレツにした料理です。ナイフで切るとなかからスープが流れでて、旨味がありこれはいけました。



もう一つ、知っている名前の「ピロシキ」は、会議のコーピーブレークの時に並べられていて食べることがでしました。中にひき肉と野菜を刻んだパテを入れた揚げ物や、中身が甘い白あんのようなピロシキもありました。



こんなお菓子がでたこともあります。



見るからに甘そうなので、これはいただきませんでした。
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国際学術会議@サンクトペテルブルグ、ロシア

2014-06-05 | 外国の風物
数日前からロシアに滞在しています。



地元テレビ局が取材にきていました。

ITU Kaleidoscope Conference 2014 この会議の名称です。国連(UN)の情報通信専門国際機関(ITU)が主催して、毎年、各国の持ち回りで開催されています。



会場は、国立サンクトペテルブルグ情報通信大学(SPbSUT)です。市の中心部から何年か前に郊外に移転してきました。学生数は約7000人。ロシアでも最難関大学の一つだそうです。



招待講演「Internet of Nano-things」Akyildiz教授(米国ジョージア工科大学)を非常に興味深く拝聴しました。炭素原子が規則正しく結合したグラフィン(Graphene)という物質を用いて、ナノサイズ(1mの十億分の1)のアクティブ素子(トランジスタ相当機能、電池機能、センサー、送信機、受信機、アンテナなど)が開発できる可能性があるとのこと。

そのためテラヘルツ(THz:現在実用されている周波数の数百倍)デバイスを開発しています。

人体の内部に電子ネットワークを埋め込んで健康管理に応用することも、将来は可能になるかもしれません。



メキシコの大学の女性研究者から、e-Healthに関する発表もありました。



初日の夜は歓迎のレセプションが開催されました。会場は市内中心部にある「通信博物館」を貸しきっていました。

初期のロシア製通信衛星の地上モデル実物が展示されています。

この建物はアレクサンドル・ポポフ (物理学者)が世界で初めて無線通信の実験に成功した研究所でした。イタリアのマルコーニの無線実験が有名ですが、実はその4ヶ月前にポポフが成功していました。マルコーニの申請が早かったので特許権はマルコーニが獲得し、その後、彼は無線通信会社で大成功し、ノーベル賞も受賞しました。

ロシアでは、ポポフの業績が有名です。この大学はポポフの発明を元にして設立されたそうです。



オードブルの食べものが並びましたが、あまりロシア的なものは見つかりませんでした。
飲みものは、赤白ワイン、アルメニア製ブランディー、そして当然、ウォッカ。



弦楽四重奏がクラシック音楽を奏でます。このあたりの設定はさすがにヨーロッパ流です。

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ミルフォード・サウンド(ニュージーランド、フィヨルドランド国立公園)

2014-06-04 | 油彩水彩画、雑誌の表紙
 島の南端にはかつて氷河によって形成されたU字谷があり、断崖に多くの滝がかかっている。
遊覧船がすぐ下まで入っていくと乗客に水しぶきが降り注ぐ。岩場にはペンギンやアザラシが見られる。
 原野を歩くミルフォード・トラックというトレッキングの名所でもある。(ITUジャーナル Jun.2014)

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野菜を多く食べる

2014-06-03 | 食べること、レストランなど
近所にあるこんな店に入りました。



大原からの野菜を仕入れていると店頭に書いてあり、どんな料理が出るのか気になっていました。(店名:菜食屋aloalo (アロアロ))

まず生野生の取り合わせ。塩、オリーブ油、ディップを付けて、バリバリ食べます。



入店した時は一番乗りでしたが、その後、続々と若いお客さん、多分、近所にある大学の学生さんたちが入ってきて、1時間くらいたつと広い店内が半分以上埋まってしましました。



小エビのアヒージョ。オリーブオイルがたっぷりですが、口当たりは良好でした。



マルガリータ・ピザ。生地の薄いタイプでパリパリと口当たりがよく美味でした。

カジュアルなワインがありグラスが進み、とても良い気持ちになりました。


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しばらくインターネットが不自由な場所に行くので、更新は不定期になります。

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