関西空港から深夜に東南アジアの都市で開催される国際学会に出かけることになりました
その日、-- 11/11、えぇぇ、中国では1並びで「独身の日」、自分へのプレゼントをネット商店では大幅デスカウントして莫大な売り上げが発生したようです。
ともかく、金曜日の仕事を時間どうりに終えて空港バスの始発、京阪三条に行きしばらく待って乗車できました。
会員のラウンジでの飲食無料サービス。
少し休んで、、搭乗ロビーへ。
上記は空港ターミナルの児童遊び場。
思いがけなく、日本航空カウンターでチェクインしたら、ビジネスクラスに昇格してくれました。
若い時、会社員時代には何十回と外国に出かけました。当時はJALだけ、日本の航空会社は。おかげで、JGCなるステイタスを得ています〜途中からクレジットカードと強制的に合同して会費が高くなりました。涙
で、夜行便で数時間を過ごしました。
機内食の一例。
ようやく、夜明け前のバンコクに到着しました。
京都で暮らしていると、この時機、名所紅葉案内のSNS投稿やテレビ報道、新聞記事が気になります。(当地に幸い、住んでいるのに見に行かないのはもったいない)
南禅寺に参詣しました。(ここも境内だけならば無料)
門前、蹴上インクラインに接する旅館八千代の玄関です。3年ほど前に開催した国際学会で主催する国際機関の「偉い人」がご夫婦でここに宿泊しました。(すぐ近くにWestin都ホテルがありますが・・)
境内に入って右手の広い通路を散策する人たちです。紅葉は始まっていますが、まだ一部だけ。(11月7日)
ツワブキの黄色が鮮やかでした。
三門脇のカエデもグラデーション紅葉でした。
三門の東側、このカエデの紅葉が一番見事でした。
まだ観光客が少ない時間帯でした。
足元をみると、松の芽をだした幼木が。
嵐山の天龍寺だったか?、どこかで、カエデの自然生えの苗を無料配布していたことを思い出しました。
これは桜の木。
脇から育った超小枝の葉も紅葉しています。
昨夜の雨☔️で大気に水滴が残っているようです。
今朝の気温は9度。
昨日は立冬でした。いよいよ京都の冬の到来です。
雷現象が自然界の電気で発生していることは、ようやく欧米で18世紀なかごろになって知られるようになった。日本にはそれより遅い時期に知見がもたらされて、「避雷針」が使われるようになった。この用語は明治期に意訳したものと思われる。英語では Lightning rod であるので、単に雷棒の意味であり、「(落雷被害を)避ける」とはなっていない。
木屋町二条南にこの博物館があります。昔の友人達と見学しました。
高瀬川の一之船入のすぐとなりです。
この人物が創業者、初代島津源蔵氏。明治時代、「科学立国」の理想に燃えてこの企業を創業しました。
電気を使って明かりを灯す、電気卵です。
それまでは、蝋燭(ろうそく)か、灯油ランプが夜間の明かりでした。
初代源蔵氏は、仏具製造業の家に生まれたのですが明治時代、首都が東京に移転した京都で政府の舎密局(セイミキョク:理化学研究所)に通い知識を深め、教育用理化学器械の製造を開始しました(明治8年)。
電信の受信機。アメリカでモールスが電信による通信機を発明し、その後比較的早い時期に日本にも電信機がもたらされました。最初は、ペーリ提督により電信のデモがなされ、徳川将軍に機器が贈呈されました。逓信博物館(東京大手町)にレプリカが展示されています。
避雷針の模型。実際は「避雷」というよりは、誘導して雷の高電圧を太い電線で地中に流し、建物へ流れる電流の熱が引き起こす火事を避ける役割です。ですから「誘雷針」という言葉が適切かもしれません。
この発明がされるまでは、落雷の発生原理が不明だったので、寺院ではお堂天井に龍を描いて雷神を忌避する(龍神は雷神のライバル)お呪いにたよるしかありませんでした。
蓄音機。ただし、エジソン製?
電池。希硫酸溶液に2種類の金属を浸すと電気が生じます。
この技術が発展して、分社化で「GSユアサ」電池会社につながっているとのこと。
GSとは、島津源蔵のイニシャルです。
GSマークがついた扇風機。
高すぎて全く売れなかったらしい。そのため、以降も家庭用電化製品には手を出さなかった会社です。
扇風機では、戦後「GE東芝」製が普及しました。昔、祖父の家にもあった。
立体写真を見るための道具。いわゆる、ステレオ写真で、左右の画像が少しずれているので立体に見えます。
これと同様の機器を、一緒に見学した友人はスイスで購入したことがあると言っていました。
小中学校の理科教材各種。人体解剖模型、キノコ模型など。
その延長で、マネキンも作ったらしい。当時の日本人の身長、体重ではなくて、西洋人サイズにした。
年代別の製品群、ポスターなど。
島津マネキンのポスター。現在はこれも分社化して、まったく別の会社になっています。
戦前に特に重要な製品は、レントゲン装置でした。ドイツから招いた博士に習って装置を製造したとのことです。病気診断には画期的な装置でしたが、当初は医師も患者のすぐ後ろで画像を観察したのでX線被爆が避けられませんでした。
その後、X線写真に進歩します。現代は電子画像でデジタルになって記録されます。
現代では、航空機の内部に使用される装置も製造しています。これは気圧調整機能を有する航空機用エアコンです。
科学あそびのコーナー。円筒形鏡で見るイラスト画。
斜面になった溝を自分で登ってくる物体。永久機関かな? (実は、右側のV字器具の実験でした、撮影忘れ)
GSの電池を使用した電気自動車。すでに戦前に試作していますが、電池技術が未発達だったので価格的にも実用化はできませんでした。
X線装置の操作盤。
X線を発生する真空管。
高電圧発生装置です。ヤマハに委託して制作してもらった高級な木製キャビネットに収められています。
源蔵氏が部下に書き残した戒めが残っています。この文章の前に「事業の邪魔になる人」の15か条があります。
第5条などは現代のイクメンそのものです。ボクの現役時代には教えてもらえなかった。汗
とても参考になる博物館でした。
~~ 追記(2016.11.08)
ノーベル賞受賞(2002年)の田中耕一さんは、この会社の社員なので、慎ましく会社の業績案内のポスター展示にありました。
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雲一つない秋晴れの日、航空自衛隊ブルーインパルスの飛行を見学するために奈良に行ってきました。(11月5日)
予定の時間になって、多くの人が北の空を眺めています。岐阜基地から飛来するとのことです。
遠くの空に、現れました。
6機、先頭の飛行機はスモークを出していません。隊長機でしょうか。
みなさん、思い思いに高級カメラやスマホを向けていました。
戦闘機の絵柄のスタジャンを着たおじさんもいます。
6機が南の空で、スモークを出しながら転回を始めます。
五輪のような模様ができました。(六輪?) スモークがカラーでは無いのが残念。
2機が現れ、突然、二手に分かれました。
ハートの完成。(これはスマホでの撮影)
逆光だったので、眩しくてスマホ画面がよく見えないので、両端が切れましたが・・・
垂直に上昇する飛行機。
なぜか、特にカッコいい。
10分間くらいが過ぎて終了となり、揃って北の空に帰って行きました。
観客から大きな拍手が送られました、パイロットには聞こえないでしょうが。
展示飛行の解説アナウンスをしてくれた隊長のテントに行ってみました。この後、隊長さんのサイン会があるとのこと。
ブルーインパルスのロゴが入ったジャンパーの隊員も支援しています。奈良には、航空自衛隊の幹部学校があって今年は開設60周年だそうで、そのお祝いの意味もあります。
本日11/6にもブルーインパルス飛行機が来る予定ですが、奈良は曇りの模様ですね.。
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この週末は、「みつきうまし祭り」を平城宮跡で開催しています。
地元の産物販売や、飲食物品のテントが並んでいました。野菜の売り場は、すでに完売。
天平衣装体験があって家族連れで楽しんでいました。
さて、
この女性たちは、何をしているのでしょうか?
特別ご朱印のコーナーでした。
奈良教育大学書道専修科の学生さんたちの奉仕でした。・・奈教大に、書道専修コースがあるのですね、まあ、たしかに学校には書道の授業がありますから。
近鉄西大寺駅に向かって帰路につきました。
まだ観光客が訪れない朝早い時間に参拝してきました。
この楓の木は最も赤くなっていましたが、ほとんどの木はまだ緑でした。(11月4日)
桜の葉。
五重塔の前に見える紅葉は、「花の木」です。樹種としては珍しいとのことで、府立植物園には植えられています。
この白いひもは御本尊の手と繋がっています。
朝日に照らされたカエデ。
ツワブキの黄色。
秋明菊の白。
イロハモミジの赤。
「涼しさの 野山に満つる 念仏かな」 去来
このお寺は境内を歩くには拝観料がいりません。
続きです。
歴史のある植物園。
この庭園はかつて数十年前に外国から表彰されたフランス流ガーデンだそうです。水の流れとかに特徴があるらしい。
とてもとても大きな金木犀があります。この一画は数本の金木犀が植えられていていずれの巨木になっていました。(10月21日の撮影)
薄紫のバラ。珍しい品種です。
真っ赤になったアメリカハナミズキの実。
名物、フウの木。いち早く紅葉します。もう、今頃は赤くなっていることでしょう。
カンナ。やはり夏の花でしょう。
唐辛子の仲間だそうです。
つるバラがお盛ん。
いかにも、色もはなびらもバラの花です。
バラの実。
巨大金木犀の前を駆け抜ける職員。
泰山木、木の実が熟していました。
地中海沿岸を支配したローマ帝国はイタリア半島に直線道路網を建設した。それは軍事・経済活動の基盤として中央集権国家を支えた。
現在もいくつかの遺跡が残っていて、石畳に馬車通行で擦り減った跡をみることができる。地中海地域の松は樹形が独特だと感じる。(ITUジャーナル Nov.2016)
〜〜 イタリア半島は、天然のスーパーハイウェイである地中海に囲まれています。ハリケーンも台風もなく、古代から船を使って人と物の運輸に利用されました。もちろん軍事にも。これらも活用して巨大な帝国が維持されました。
この図は古代フェニキアの交易路です。 画像引用 Wikipedia
このお寺、庭園名物の一つが不断桜です。秋から春まで素朴で小さな花が咲きます。
この日も咲いていました。
大文字草。花びらの開き方が大の字になっています。
ムラサキシキブ。晴天の光に照らされて、薄紫に輝いていました。
ヒメジョオン。半日陰にしっかり咲いています。
台杉。
杉の木、中心に伸びる幹を意図的に切り脇から生まれる枝を3つほど伸ばしてかたちを整える伝統的な北山杉の園芸作品です。
アケビ。
柿の古木。
手水。
石塔と古井戸。
スギゴケ。
律川。三千院の庭園からの湧き水も流れ込んでいます。
この南側に「呂川」があります。 ”呂律(ろれつ)がまわらない”の語源です。