玄米ごはん族のあしたのたのしみへ

玄米と野菜、果物で今日から明日へ。農業と穀物菜食の日々

寒いと出ない

2020-05-07 01:47:11 | 

 ハウスを作って3月下旬の種まき。普通の農家では遅いほうだ。

 有機栽培稲作では温湯消毒で種モミの病原菌を消毒するが、普通の農家は薬剤で消毒する。消毒が終わると、温かい日だまりで水に浸種して、二週間ぐらいで芽が出る。

 薬剤消毒なら冷水にひやしておいても芽はでる。ところが、温湯消毒の種モミは冷たい水にひやしておくと極端に発芽率が低下するらしい。

 北海道の農家の例がネットでわかる。

 

 温湯消毒は使えない。ろくに気温が上がらない日に浸種だからネットを見ると発芽しないでくれ、と言っているようなものだ。

 発芽してしまえば種まきができるような気温になるまで保冷庫へ入れていたが、問題はなかった。

 ハウスを作って中へ苗箱を並べても発芽しないと床土の中で腐ってしまうだろう。

 温湯消毒はやらないほうが良い。

 薬剤消毒もやる気はない。温湯消毒も薬剤消毒も何もしないでハウスの中に置いたタルに水を入れてその中で発芽させるか。

 塩水選を強くして中身の詰まった種モミを選ぶか、グレーダーの網目を大きくして大きな種モミを選ぶか、どちらか。

 グレーダーで大きな種モミを選ぶと簡単だ。

 

 何もしていないので、冷水で浸種しても発芽率は低下しないはずだ。

 この前提は、大きな種モミには病気はないだろう、病気になったものは大きくなれないだろう。

 今年の稲刈りでは、種モミを強烈な選別にかけるので例年の数倍は用意しないと。

 

 脱水もやらなかったし、どんどん自然になっていく。うまくいくかどうか。

コメント
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