砂糖は粘膜をとかすので呼吸器系がおかしくなる、ということがわかった。そこへ高カロリー食の排毒が重なると重症化する。
今、結核はなくなった。そのかわりより強力なウィルスにおかされている。これからは排毒もより強烈になるのでウィルスもそれにみあって強烈なものになると予想できる。そういう状態で砂糖は状態を悪くする役割を担うことになる。
原因は内部にある。生命維持に必要な排毒そのものが原因になっている。毒を弱めるには高カロリー食を止めるか減らす以外にない。外部原因と思っているが間違い。ひきがねにはなるが本当の原因は内部にあって生きて行くための活動そのものにある。
穀物菜食を実行していても大飲大食では砂糖を自分で作っているような状態になる、ということがわかった。
それでは体を動かしカロリーを消費すればどうだろうか。
それは、言っていることが矛盾している。カロリーを消費しきれないので大飲大食をしていている、ということに気がつく。動作が遅くなったり怪我をしたり、毎年喉が痛くなったり、散々な目にあって、どうもおかしい、と気がつく。
そういうことに気がつく前の段階が、病気を自分で作り出すようになる陽性化だ。体が陽性化すると固くなり柔軟性がなくなり、関節がおかしくなる。脳もガチガチに固まってしまうので視野が前方だけになり中庸の状態はとっくの昔に達成しているのに、まだまだ、と思い込んで落とし穴へまっすぐ。
最初、穀物菜食で陽性化した、といっても信じられない。陽性化とは高カロリー食の取りすぎだろう、と思っているから関係ないの頭だ。
食事は、玄米より陰性の小麦の麺類へ切り替えて、通り越して後ろにある中庸を目指すことになった。二年で快復した。
しかし中庸になったのかどうか自信がない。
伊藤先生でもご自身のお体については間違って判断される。
快復したのは大飲大食をやめてからだ。大飲大食になっていることに気がついたのはわずか半年前だ。イベントにもなんとか間に合った。
喉の痛みは夏になって汗で排毒できるようになれば消える。それまでの我慢、と毎年。
ところが今年は咳が出て止まらなくなった。それで大飲大食に気がついた。
体を中庸へ持って行くための陰性の食事は、最初、まずい。だんだんなれて来ると、うまい、とか、どこの麺だ、とか、あそこの麺はどんな味だろう、とか味付け無しの麺そのものを味わうようになった。気がつかないうちに大飲大食へ。
余分な糖が喉をおかしくしていた。カロリーを打ち消すように体を動かすことはできないので大飲大食になっているのだが、陰性の食事でも大飲大食に変わりなかった。
大飲大食は陽性でも陰性の食事でも、砂糖を体で作っているようなもの
伊藤先生おすすめ、だからと日によっては麺で腹一杯にして、動けない、などと。
大飲大食がどういうことか、今度は良くわかった、と思う。
穀物菜食を頭で理解してもうまく実行できない。始めてから、途中経過を良く見て、状態を判断することになるが、それが簡単ではないので。
伊藤先生は相談を受けて助言されるが、ただ、見られるだけ、聞かれるだけ。それだけで、相談を希望して来られた方の状態を的確に判断される。本当にすごいことだ。