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ES細胞やiPS細胞に続く第3の万能細胞、「STAP細胞」を作る方法を発見したことを、理化学研究所の研究チームが1月末に発表した。小保方晴子・研究ユニットリーダーが30歳の「理系女子」ということで話題になったが、注目すべきは、そのシンプルな作製方法だ。
実験では、生後1週間のマウスから血液の細胞であるリンパ球をとり、酸性の溶液に約30分間浸したところ、さまざまな組織細胞に分化する万能細胞に変化した。この細胞をマウスの皮膚下に移植すると、神経や筋肉などの細胞に分化したという。
他にも、細胞を細いガラス管の中に通して物理的ダメージを加えたり、毒素で細胞膜に穴をあけたりといった、様々な刺激方法を試したという。その中でもっとも効率がよかったのが酸性溶液による刺激だった。
これは他の万能細胞の作製方法に比べて極めてシンプルだ。ES細胞は、少し成長した受精卵を壊して作る。iPS細胞は細胞内の遺伝子を操作して作る。ともに細胞の中身に手を加えることが倫理的な課題とされてきた。しかし、STAP細胞は、外からの刺激だけで細胞自体がいろいろな器官になれる万能状態に戻った。一度骨や筋肉などの細胞に分化したら万能細胞には戻れない、というこれまでの「常識」をひっくり返したのだ。
この研究が進めば、病気や事故などで失った体の一部や、臓器などを取り戻す再生医療が大きく進展する可能性がある。
細胞の再生能力が目覚めた?
STAP細胞の作製方法を発見した、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子・研究ユニットリーダー。写真:時事
実は、人体はもともと再生能力を持っている。古代エジプトでは、医師を兼ねていた神官が様々な秘術を行い、けがで失った体の一部を再生していた。
失った尻尾を再生するトカゲや、ハサミを再生するカニなども、生物という意味では人間と同じだ。人間に再生能力があってもおかしくはない。
大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『超・絶対健康法』で、古代エジプトの再生術について、「ある時期から、この再生術は行われなくなってしまいました。おそらく、信じない人が多くなったためでしょう」と述べている。再生術には、「信じる力」が大きく関わっていたようだ。
今回のSTAP細胞がシンプルな方法で作製できたのは、細胞の再生パワーを目覚めさせたということかもしれない。
今はまだ、刺激を与えることによってなぜSTAP細胞ができるのかという「しくみ」は分かっていない。また、大人のマウスの細胞では作製効率が大幅に落ちるなど課題もある。
今後、STAP細胞ができる「しくみ」の解明の過程で、「信じる力」と細胞の関係も明らかになるのではないか。宗教と科学が、また一歩近づきそうだ。
論文に様々な問題があるということのようですが、
“ある時点で” 実際に万能となる細胞に初期化できたことは事実であると思われます。
ただ、現在最先端をゆく科学者達でも、その「しくみ」を理解し証明できるのは無理があり、もう少し先の人たちかもしれません。
だから、もちろん融通の利かない学会やマスコミはそこまで考えませんから、「DNAの違うマウスの細胞」だった・・とか何とかいろいろ因縁をつけて適当に調査を終わらせ、撤収の方向へ持っていかせようとするかもしれませんが
心ある科学者達によって、研究は「密かに」受け継がれることでしょう・・・・
つまり、こういうことです。
古代では「信じる力」があったが、科学技術は高くなかった。
現代では「信じる力」はないが、科学技術は高い。
なので、今後の課題は高い科学技術と「信じる力」をあわせてより高度な科学を発見する。
単にそれだけのことです。が、難しいわけです、現代人にとって「信じる」ところがね。
なので、“心ある科学者達”に受け継がれていくわけです。
そうでない、私たち凡人はせめて、そうした事を嘲笑に付して潰そうとせず、そこを堪えて謙虚に“見守る”事が大事ではないでしょうか。
小保方博士は今後の人類の新たな課題ともなる分野へ足を踏み入れ、偉大な業績を残されたのは事実なようです。