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Mikuのブログ

人はなぜ眠るのだろうか 英BBCが睡眠の仮説を検証

2016-03-28 08:30:38 | ニュース

「春眠暁を覚えず」

 

桜も咲き始めるころ。ついウトウトし、会社や学校に遅れてしまったという人もいるのではないだろうか。

そんな春の陽気が感じられる中、英BBCに掲載された、睡眠に関するコラムが興味深い。

記事では、生物はなぜ睡眠をとるかについて、さまざまな仮説が検証されている。本欄ではその内容の一部を紹介したい。

 

睡眠は時間つぶし?エネルギーの節約?

まず記事では、睡眠をとる理由の一つに、時間が余ったからという仮説を紹介している。食事を終えた動物が、敵がいなく、交尾のタイミングでもない時に、寝るというものだ。

これに対して、カリフォルニア大学バークレー校の認知神経科学者であるマシュー・ウォーカー教授は、睡眠状態の動物は起床時に比べて、敵に襲われやすいことから、この仮説は不合理だと語っている。

また、哺乳類が睡眠のある段階で、体温を下げることから、睡眠はエネルギーを節約するために必要という仮説もある。

これに対しても、ウォーカー氏は、睡眠では、起きたままソファーに横たわる時と比べて、パン一切れ分のエネルギーしか節約できず、睡眠が必要な理由にはならないと指摘している。

 

人間は他の動物よりレム睡眠時間が長い

記事では、人間特有の事情も指摘されている。それを理解する前提として、レム睡眠とノンレム睡眠の違いを知っておきたい。

レム睡眠とは、浅い眠りで脳が活発に活動している状態、ノンレム睡眠は、ぐっすりと熟睡した状態を指す。一般的に強いストレスを受けているほど、レム睡眠の時間が長くなり、疲れが残りやすいとされている。

前述のウォーカー氏は、人間以外の動物の多くは、レム睡眠が睡眠全体の5~10%なのに対し、人間は約25%と指摘している。これは、人間関係などの人間 社会の複雑性が原因にあるという。つまり、人間は他の動物より、日々ストレスを感じており、睡眠はストレスなどで傷ついた体を回復させるのに必要というこ とだ。

 

睡眠は"里帰り"現象

ただこの説も仮説の域を出ておらず、この記事以外にも、睡眠の必要性についてさまざまに議論されているが、いまだに謎に包まれている部分が多い。人が睡眠をとる霊的な意味について、大川隆法・幸福の科学総裁は、著書『超・絶対健康法』で、こう述べている。

 

私たちは睡眠中に、肉体から霊体が離れ、実在世界に還っています。これは“里帰り"の現象であり、本来、人間が霊的存在であることを 忘れさせないために、そういう習性が与えられているのです。これが睡眠の持つ意味の一つです。もう一つの意味は『霊界エネルギーの補給』です。私たちの肉 体は食べ物によって養われていますが、霊体そのものは、実在界にある霊界エネルギーによって養われています

 

人間は肉体と霊をあわせ持った存在。睡眠をとり、肉体的にも霊的にもエネルギーを補給しなければ、生きていけない。あの世の視点を踏まえると、睡眠の捉え方が変わってくる。

(冨野勝寛)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『超・絶対健康法』 大川隆法著https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=119

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