《本記事のポイント》
・オーストリアのクルツ首相は、EUによる無計画な難民の受け入れに反対
・減税や不必要な補助金のカットなど、勤勉な人が報われる政府を目指す
・クルツ氏の政策でオーストリアがどのように変化するか、注目が集まる
アメリカに続き、ヨーロッパ諸国の保守化が注目を集めている。
オーストリアではこのほど、セバスティアン・クルツ首相率いる中道右派の国民党と、極右と言われる自由党が連立政権を発足させ、各メディアで大きく報じられた。クルツ氏は2017年10月に、31歳という若さで首相に就任し、その保守的な政策から「ヨーロッパのトランプ」とも呼ばれている。
日本のメディアの多くが、クルツ氏の当選について、「オーストリアの右傾化」と報じたが、本欄では、クルツ氏がどのような政策を掲げているのか、またどのような人物なのかを見ていきたい。
(続きは以下のURLより)
https://the-liberty.com/article.php?item_id=13979