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大川隆法・幸福の科学グループ創始者兼総裁の誕生日を祝う御生誕祭の講演「愛から始まる」"Starting from Love"が9日、東京都・幸福の科学東京正心館を本会場に開催された。講演の様子は、同グループの中継網を通じて、全国・全世界に同時中継された。
法話の中では、個人の人間関係から国家の関係まで、幅広いテーマについて説かれた。
◎幸福の科学の原点にある「愛」の教え
大川総裁は法話の冒頭で、「愛とは人間の幸・不幸を分けるもので、人から愛されると幸福で愛されないと不幸と、本能的に感じる。さらに、愛を独占しようとする。それが苦しみを作っていくことも多い」と指摘した。
これは、幸福の科学の基本的な教えの一つである「愛の教え」にかかわるものだ。愛には発展段階があり、男女の愛や親子の愛など、身近な人を愛する「愛する愛」。会社や組織を発展させるための、リーダーに必要な「生かす愛」。そして、間違った行為を正そうと指摘しつつも、その人の本質を憎まないという「許す愛」という段階がある。
大川総裁は、愛にかかわる人間関係の問題に関し、「解決できるものも数多くあると思います。でも、解決できないものも、あると思います。その時に、あなた方は何かを取って何かを捨てなければならないこともある」と指摘した。
◎神の愛とは何か
大川総裁は、「愛」に関して、国家間の関係についても言及。北朝鮮や韓国で「日本を憎む」ことが教育や政治の場で当然のように語られていることについて、「憎しみのところもどこかでストップをかけないと、もう発展しない」と指摘した。
また、「今、世界に必要なのは、愛だし、愛の反対は、憎しみだけではなくて嫉妬もある。嫉妬によって競争が起きて、他を憎んでいるなら、それは正すべき」としている。
最後に大川総裁は、「人間の行動であっても、行為であっても、言葉であっても、その中に、あるいはその結果の中に、神の愛がなかったら、値打ちがないんだと、ナッシングなんだということを知っていただきたい」と話した。
本講演では、他にも次のような論点への言及があった。
・恋愛を超え、見知らぬ人を愛することの難しさ
・親子の葛藤や夫婦の葛藤について
・組織の発展に伴う人材の入れ替えの苦しみ
・キリスト教組織や仏陀教団の運営にみる愛の原理
・奇跡が起きない時の受け止め方
・職場における「許す愛」の難しさ
・この世の不条理とどう向き合うか
・全体主義国家と民主主義国家の違い
・政治家の愛とは何か
ここに紹介したのは法話のごく一部です。詳しくは幸福の科学の施設で、ぜひご覧ください(下記参照)。
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