行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする26年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

訃報 ”もも”さん、逝く

2010-01-31 00:37:55 | 資格・転職・就職

 このブログに、ときどきコメントを寄せて頂いていたハンドルネーム”もも”さんが、25日月曜日突然亡くなられました。まだ44歳という若さだったのに・・・。

 実は、”もも”さんは元行政書士であり、平成10年10月に私と同じ年に受験し、平成11年1月に合格した全国1965名の一人という、ある意味では同業だった方のみならず、受験合格者仲間の一人でもあった方なのですが・・・。

 27日の通夜に伺った時、ご同業でご主人のU先生は目を真っ赤に腫らして、

 「あまりにも突然の事だったので・・・」とおっしゃっていました。

 きっと、U先生は悪い夢でも見ていて、早く目が覚めて欲しい!と思っているはずです。

 それでも、賢明に弔問客に応対するU先生。

 果たして、自分であったらこんな対応は出来るだろうか。

 きっと、私ならば悲しすぎて、只々へたり込んでしまうと思います。

 平成18年5月1日の会社法施行日に、テレビ東京のワールド・ビジネス・サテライトで、新法施行の下で、株式会社設立手順を紹介する行政書士事務所代表としてご出演された数日後、

 「そうなんですよ!ダンナ、あのWBSに出演しちゃったんですよ。少しは、立派な名刺入れでも買ってあげようと思うんだけれど。中村先生、どこか良いお店教えて頂けない?」と、嬉しそうに私の事務所でお話しされていた時のお姿が目に浮かびます。

 ご夫婦揃って、海外旅行がご趣味であった”もも”さん、

 心より、ご冥福をお祈り申し上げます。 

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潮時を間違える?

2009-06-08 09:01:36 | 資格・転職・就職

 人生、いろいろなシーンでの潮時がある。転職、辞職、退職等々といろいろな引き際があるが、次へのより良いステップへ向けて、自らの意思によって転職、辞職、退職が出来れば、これはもう大正解なのである。しかしながら、人生は必ずしもそう上手くは行かないのである。むしろその逆が多いようだ。

 鮮やかに経営から身を引いたホンダの創始者であった本田宗一郎氏、三男秀忠にいち早く将軍職を譲った上で大御所として実質上長年の間国を動かし続けた徳川家康。このように歴史に残るような上手な引き際、つまり良い潮時の判断ができる者は中々少ないようだ。

 部下明智光秀に殺されてしまった織田信長、本社の海外移転から一転して倒産してしまったヤオハン元オーナーの和田一夫氏、西武鉄道グループ元総帥でJOC会長まで務めたにもかかわらず証券取引法違反により追われるように去って行った堤義明氏、ライブドアの創業者で証券取引法違反で逮捕された上に株主訴訟により多額の賠償を命ぜられている堀江貴文氏等々、その分野で頂点を極めて一時代を気付いた頃に比べて、末期の姿が惨めであった者は数え上げればきりがない。

 このように、どんなに栄耀栄華を誇った日本を代表するような方々や著名な方々でさえも、その潮時を見誤ることが多いのだから、潮時を見極める事は実に難しいようだ。

 さて、前述した方々に比べて極めて小粒な話で誠に恐縮ではあるが、私の場合11年前に会社を退職したのは、潮時であったのであろうか?或いは・・・。

 退職後、およそ5ヶ月後に行政書士試験を受験し、幸運にも一発で合格できた。合格率5.85%だったとはいえ、昨今の試験状況を考えると、ずぅ~と易しかったと思うのである。受験者数は当時はまだ3万3千人程であり、合格者数も1千9百人と、現在と比べても半数以下と、受験者数も合格者数もまだまだ少なかったのである。

 そして、何よりも私が主力業務として参入した国際業務では、外国語(スペイン語や英語)でクライアントに応対出来る同業が、当時はまだまだ少なかった(今では、外国語が堪能な同業は可成りの数がいると思う。)ことが本当に幸いした。だから、割と苦労せずに、業務を軌道に乗せることができたのである。

 また、ここ数年は、類は友を呼ぶのであろうか、質の良い企業や個人のクライアントからの依頼ばかりと、本当に恵まれているのである。もし、開業が2~3年ほど遅れていたのならば、おそらく簡単に軌道に乗せることは難しかったであろうし、良いクライアントばかりに恵まれることもなかったと思うのである。そう考えると、潮時としての判断は間違っていなかったと思えるのである。

 ちなみに今の仕事、諸先輩方々を見る限りに於いて、その潮時の見極めは決して上手く行ってはいないようだ。いくら、定年のない仕事とは云っても、老害といわれるまで、後進の者達に道を譲らないような事は、私はしたくはないと思っている。少々早いかもしれないが、既に後進の育成を始めたところである。出来ることならば、私としては15年(西暦2024年)以内には、爽やかに第一線を退くことが出来るような潮時を迎えたいと思っているのだ。

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出来る経営者は、優秀な人材を見逃さない!

2009-04-27 23:50:55 | 資格・転職・就職

 ある知り合いの方が、先月お勤めであった某超有名外資系企業を辞められたと聞いた。とても優秀で、かつ人望のある方であったので、何が原因なのかと、とても不思議に思っていたのだったが・・・。

 個人的には、その優秀な方を手放したその超有名外資系企業は本当にもったいないことをしたなぁと思っていたのだ。それは、その方の洞察力・分析力が非常に鋭く、かつ、お人柄がとても良い方だったからだ。ご本人は、この機会に暫くは平日昼間の消費者行動でも観察したいとおっしゃっていたらしいのだが・・・。

 きっと、夏から秋にかけて、その方には良いお話が舞い込んで来るであろうとは思っていたのだったが・・・。ところが、つい先日聞いたところによると、某巨大有名企業のある部門の子会社10社ほどを統括する経営最高責任者(CEO)に抜擢されたのだそうだ。

 もともと、その某巨大有名企業グループに7年ほど前までお勤めだった方で、その会社をお辞めになった時の一言が面白く、「ちょっと、暫く修行に行ってまいります!」だったとかで、誠に洒落た一言なのである。そして、結果として本当に修行しに行って、古巣に戻って来れたとは、これまた何とも素敵な話なのである。

 やはり優秀な人材を、出来る経営者は放っては置かないようだ。それにしても、部長クラスだったその方がいきなり社長とは・・・。まるで、三段飛び、四段飛びのような大抜擢をしたその巨大企業グループの総帥(有名な方です。)に心より敬意を表したい!

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独立開業当初からの10年来の友人です!

2009-04-24 14:28:06 | 資格・転職・就職

 10年前にほぼ同じ時期に独立開業した当初からの仲間であり、友人であり、他士業として仕事を紹介しあう関係でもあるメンバーで、恒例の飲み会を昨日行いました。

 元国家公務員で霞ヶ関で働いていた、人事戦略コンサルタントの社労士の伊藤さん、学生時代から一貫して会計畑を歩いてきた税理士の松岡さん、そして海外勤務ばかりだった私(私の写真はありません!)と、それぞれが全く異なった人生経験のメンバーです。

Img_0822

社労士の伊藤靖彦さん

Img_0821

税理士の松岡靖浩さん

 この10年、3人それぞれの専門分野は違っても、切磋琢磨してなんとか士業として、今日までやってこられたメンバーです。

 「早いねぇ~10年って!」

 「ほんとうに、今考えたら無謀だったかも・・・」

 「本当に、10年あっという間でした!」等々

 それぞれ感慨深いものがあるようです。

 こんな私達の共通点といえば、法令遵守が徹底している事と、長い付き合いのクライアントが多い事くらいでしょうか?

 ちなみに、税理士の松岡さんは独身(42歳)で、交際相手募集中です!独身女性の方、ふるってのご応募お待ちしてま~す。

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サラリーマン時代の元同僚に会いました!

2009-04-20 11:02:15 | 資格・転職・就職

 昨日、サラリーマン時代の元同僚だった女性のご自宅に、家内と共にお邪魔致しました。私が住むところから、さほど遠くない所に、ご主人と共に瀟洒なマンションにお住まいなのですが、ここ何年も中々お会いする機会がなかったのです。が、一昨夜、突然電話があり、「ところで、明日にでも奥様とご一緒にどうですか?」とお誘いを受けたのでした。

 ちなみにこの方、今は某国大使秘書官を長らくお勤めですが、15年ほど前には同じ会社で働いた同僚だったのでした。最後に偶然に会ったのが、確か7~8年前くらいだった筈ですから、ここ数年、特に頭のてっぺんが極度に淋しくなった私としては、「中村さ~ん、老けましたね!」なんて言われるのを覚悟していたところだったのですが・・・。

 しかし、彼女はそうは思っていても、決して言わずに、逆に「私の今があるのは、中村さんにスペイン語の経歴書を添削して貰ったお陰ですから!」と、目一杯気を遣って頂いてしまいました。

 ところで、この元同僚ですが、竹を割ったような性格で、結構下ネタもさらっと平気で話せるような方だったのですが、履歴書を拝見して、皇后様のような学歴に大変に驚いた記憶があります。

 「こりゃ、ちゃんとした文章を書かないと、まずいよなぁ」と思って、何やらかのスペイン語を真剣に作文した事を懐かしく思い出しました。

 お仕事柄、彼女も領事面会で、時として入管の収容施設に来ることがあるのだそうです。そして、入管職員やら面会来ている外国人達からよく同じガイジンと間違われたり、格安帰国チケット業者にしょっちゅう声をかけられてばかりだと嘆いてみたり、嘘のような本当のような話に、久しぶりに大いに笑って楽しく過ごさせて頂きました。

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