先月、4月19日の日曜日、顧問先の某会社さんの
社長から電話がありました。
「日曜日に突然ですみません。
明日朝早く時間あるでしょうか?
実はお願いがあるのですが・・・」
そこで、おもむろに手帳を見てみて、
「ちょっと待ってください、明日の午前中は
空いてますけど、何でしょうか?」と私。
「実は、車で事故を起こしたので、
点数オーバーで免停になったのですが、
明日朝8時半に運転試験場に行かなければ
ならないと書いてあるのですが、
代理で行って貰えますか?封筒の中身を
うっかり見ていなくて・・・」と社長。
「えええ?免停の処分を私が代わりに受けられるの?」
と私。
「ええ、ここに代理人で良いと書いてあるので・・・、
別途払いますからお願いします。
明日はどうしても、手が離せなくて・・・」と社長。
「分かりました。ただ、私が代理人として
行けるかどうかがはっきりしないので、
取り敢えず、届いた文書全部をPDFで送って下さい!
その上で、もう一度電話しますから」と私。
そして、届いた文書が下記のような文書です。
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なるほど、確かに免許の停止は行政処分ですから、
聴聞を行わなければなりませんし、その聴聞の代理は
行政書士が業務として出来る代理業務の1つなのです!
そこで、再び電話して、
「確かに私が代理できるので、お引き受けしましょう!
何か処分に対して言いたいことはありますか?」と私。
「まあ、今回について、特にありません。」と社長。
「それでは、明朝7時20分に●★駅に書類全部と
免許証を持って来て下さい。
また、代理人資格証明書の箇所にはご自分の住所と
名前を書いて印鑑を押しておいて下さい。」と私。
そして、翌日4月20日当日に試験場に行きました。
受け付けてくれた方に、
「代理人として来ました行政書士ですが、ご本人から
特に申し上げることは何も無いとのことですので、
処分だけを受けに参りました。」と私。
「そうですか、では、聴聞は10時から始まりますので、
お手数ですがこの控えを持ってあちらの部屋で
処分書をお受け取りに来て下さい。」と係官。
1時間半後、説明に続いて2部屋で聴聞が始まりました。
緊急事態だったのでと、言い訳を言う方もいましたが、
概ね、順調に進んで(私は、聴聞はパスしました。)、
以下の様な処分書を代理で受け取りました。
「
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「行政書士さんですか、講習会の代理はできませんから」
とにっこり笑って処分書を渡していただきましたので、
「そうですよね」と、私もにっこりと笑って答礼致しました。
そういえば、考えて見たら、
行政書士会千代田支部長に選任されたのが、
先週の17日の金曜日でしたから、
千代田支部長として、最初に受任した珍しい仕事です!
まあ、継続的な行政書士業務には成り得ないでしょうが、
顧問先や取引先の方で、お困りの場合には、
こういった聴聞代理ができるという
良い話のネタになりました!
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社長から電話がありました。
「日曜日に突然ですみません。
明日朝早く時間あるでしょうか?
実はお願いがあるのですが・・・」
そこで、おもむろに手帳を見てみて、
「ちょっと待ってください、明日の午前中は
空いてますけど、何でしょうか?」と私。
「実は、車で事故を起こしたので、
点数オーバーで免停になったのですが、
明日朝8時半に運転試験場に行かなければ
ならないと書いてあるのですが、
代理で行って貰えますか?封筒の中身を
うっかり見ていなくて・・・」と社長。
「えええ?免停の処分を私が代わりに受けられるの?」
と私。
「ええ、ここに代理人で良いと書いてあるので・・・、
別途払いますからお願いします。
明日はどうしても、手が離せなくて・・・」と社長。
「分かりました。ただ、私が代理人として
行けるかどうかがはっきりしないので、
取り敢えず、届いた文書全部をPDFで送って下さい!
その上で、もう一度電話しますから」と私。
そして、届いた文書が下記のような文書です。
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なるほど、確かに免許の停止は行政処分ですから、
聴聞を行わなければなりませんし、その聴聞の代理は
行政書士が業務として出来る代理業務の1つなのです!
そこで、再び電話して、
「確かに私が代理できるので、お引き受けしましょう!
何か処分に対して言いたいことはありますか?」と私。
「まあ、今回について、特にありません。」と社長。
「それでは、明朝7時20分に●★駅に書類全部と
免許証を持って来て下さい。
また、代理人資格証明書の箇所にはご自分の住所と
名前を書いて印鑑を押しておいて下さい。」と私。
そして、翌日4月20日当日に試験場に行きました。
受け付けてくれた方に、
「代理人として来ました行政書士ですが、ご本人から
特に申し上げることは何も無いとのことですので、
処分だけを受けに参りました。」と私。
「そうですか、では、聴聞は10時から始まりますので、
お手数ですがこの控えを持ってあちらの部屋で
処分書をお受け取りに来て下さい。」と係官。
1時間半後、説明に続いて2部屋で聴聞が始まりました。
緊急事態だったのでと、言い訳を言う方もいましたが、
概ね、順調に進んで(私は、聴聞はパスしました。)、
以下の様な処分書を代理で受け取りました。
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「行政書士さんですか、講習会の代理はできませんから」
とにっこり笑って処分書を渡していただきましたので、
「そうですよね」と、私もにっこりと笑って答礼致しました。
そういえば、考えて見たら、
行政書士会千代田支部長に選任されたのが、
先週の17日の金曜日でしたから、
千代田支部長として、最初に受任した珍しい仕事です!
まあ、継続的な行政書士業務には成り得ないでしょうが、
顧問先や取引先の方で、お困りの場合には、
こういった聴聞代理ができるという
良い話のネタになりました!
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