”公証人に聴く、任意成年後見契約の現場”というテーマの研修会に参加させて頂きました。
昨今、私自身も任意後見人として、被後見人の代理人として諸々の行政手続、銀行手続、介護関連手続等々を行った時に、この任意後見契約の代理行為が記された登記簿謄本が大変に役立った一方で、想像以上の広範囲の代理権を与えられている点で、もし後見人に問題があれば、事件や事故が起こりやすいのではないかとの疑問を感じました。
そこで、他では一体どのような後見契約が行われているのか、或いは、どんな問題が起こっているのか等々、大変に興味のあるテーマだったのです。
案の定、実務家として感じておりましたとおり、任意後見契約で改善すべき諸々の点については、既に日弁連から2009年7月16日付けで、”任意後見制度に関する改善提言”が法務省、最高裁判所、日本公証人連合会をはじめ関係各所に配布されていたそうです。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/opinion/report/090716_3.html
任意といえども、後見人を何らかの形で監督するシステムは絶対に必要だと思います。但し、任意後見監督人とすれば、どうしても依頼人の負担増となってしまいます。任意後見人に対しての何らかの歯止となるような、何か良いアイデアは無いものでしょうか?
ところで、講師の前田邦博公証人は、もうすぐ公証人として引退され、今後は弁護士登録をして、安くサービスを提供したいと仰っていました。前田先生の第三?の人生に期待致しましょう。
← 懇親会での前田公証人です。元最高検検事とは思えないようなソフトな方です。
↑ 一番左が立川支部長さんです。酒の勢いで、言いたい放題の私達の話を、真摯に耳を傾けて聞いて下さったジェントルマンです。
また、支部長の内藤先生から、私のブログを時々見て頂いていると伺いましたので、日付は翌日になってしまいましたが、早速アップさせて頂きました。
明日、厳密に云えば今日ですね。東京都行政書士会の定時総会に行ってまいりま~す!勿論、その様子はこのブログでご報告致しますね(^_-)。
中村先生の活動を支援いたしますので、今後も行政書士制度発展のため、頑張っていきましょう。
昨日は、ありがとうございました。勿論業務の参考になりましたし、先生方とお話しできて楽しかったです。
微力ではございますが、行政書士制度の発展のために外部からではございますが、多少なりともご協力させて頂けるようであれば嬉しい限りです。
今後も多言語行政書士協会へのご支援を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。