私が、メキシコというマイナーな国に渡ったのがちょうど32年前の6月だった。まだ、20歳の馬鹿な若者だったと思う。一応、あちらの大学からのレターや案内書は持ってはいたのだが・・・。
丁度その頃、やはり同い年の日本人が大学に来ていた。後に現地で歯医者になったH、銀行員になったM、宝石屋になったY、彼らはまったく同級生だった。珍しいことだと当時は思った。メキシコくんだりまで来るような日本人が極端に少ない時代だっただけに・・・。
HとYは日系人と結婚した。Mも現地女性と結婚して家庭を持った。そう、私を除いて、同い年の友人達は、結果として移民して、日系1世になったようなものだった。私はといえば、遠い昔の移民の末裔達の在留資格(ビザ)に関わる仕事を日本に帰ってするはめになっている。妙な因縁かもしれない。
87年~90年、私が日本からメキシコに赴任していた時、Hにはかなりの歯を無料(彼は決して治療費を受け取らなかった。)で治して貰った。家内への婚約指輪はYの店で買った。帰国前、Mの家に招待されて楽しい一時を過ごした。私が日本に帰国して、某建設系の会社に勤めていた時、Mは駐在員として東京に赴任して来た。確か15年ほど前の今頃銀座で一杯やった。しかし、僅か数ヶ月で駐在事務所は閉鎖となり、再びメキシコへ戻って行った。
その後、私はスペインで事業展開をしている会社に転職した為に、メキシコとはまったく縁が無くなり、彼らとも自然と疎遠となってしまった。まあ、確かに30代後半から40代前半にかけては、猛烈に仕事をした。彼らもおそらく、そうであったのであろう。そして、43歳で退職、44歳で今の仕事を開業した。気が付けば、もう9年目である。
連中とは、完全に縁がなくなった。別に、喧嘩した訳でもない。いわゆる、何となく、疎遠になったというやつだ。しかし、昨今、妙に彼等の事が気になりだしている。子供達は、皆二十歳前後のはずだ。どうしているのだろうか。皆元気でいて欲しい。心よりそう願っているのだ!
案外、彼等の孫あたりから、依頼される日が来たりして?!
どうしても増えていきますが、相手が海外だと余計連絡が取れなくなってしまうのでしょうね。
先生が気になっているということは、お友達の方でも先生が気になっているのでは?!
パソコンをしていると子どもが
「おじさん見せて!」と寄ってきます。
爺時計が大のお気に入りみたいです♪
いつもいつもコメントありがとうござます。ここのところ、ちょっと業界系の内容が続いたので、ちょっと逸れてみようかなとも思います。でも、気まぐれですから・・・。
友人ですが、今年中には消息を当たってみようと思います。
爺時計、お子さんには評判がよろしいようで・・・。でも、相変わらず、カミさんには評判悪いっス!はい(-_-;)
家庭を持つと、何故か連絡しなくなるんですよね~。
何故なんでしょう?
でも、まだまだ一人もんが多いので、結婚とかあれば集まれますが・・・。
しかし、女っ気が・・・。
と心配しておる次第です。
そうですね。家庭を持つと何となく友人と会う機会が減りますよね。でも、それは家族を大切にしている証拠でもあると思うのです。家族をほったらかして、居酒屋に入り浸りの亭主族は結構多いですから・・・。
友人の結婚式・・・懐かしい響きですね。30代くらいまではボチボチあったんですが・・・。しかし、都会は独身者が多いですね!本当に。