ゆずりがはもり、「鬼ヶ城山系と県境の山々の展望台」というガイドブックの言葉に惹かれて登ったが・・・山頂まで植林されており、展望はサッパリだった。篠山登山の時、譲ガ葉森への分岐標識を見ていたので、迷わず辿り着いたが、林道の狭いのにはヒヤヒャした。広野峠には人家が数軒有り畜舎への分岐にはあやしいビニールハウス。内部にはテーブルとデカイテレビ、いったい何なのか?下山後ここを通りかかったら、中で数人が食事の最中だった。「昼間から宴会ですか?」と聞いたら、オオー、毎日な~という返事だった。夜にはタヌキやイノシシと一緒にカラオケでもやってるのかもしれない。人里離れた山奥の、何とも不思議な人達だった。登山道は赤テープと所々に標識が有りわりと整備されていたが、今日は一日誰にも出会わなかった、ただ遠くでチェーンソーの音が聞こえたので森林の手入れに人が入っていたようだ。
【行程】9:10畜舎跡→9:52加塚越→10:23山頂10:50→11:40畜舎跡
・陰気で狭い林道を3km程で広野峠へ、こんな所にも民家が・・・
・畜舎方向への分岐、この先林道は更に狭く薄暗い。少し行くと廃屋
・畜舎跡、このあたりは開けており明るい。コーヒー飲んで出発
・薄暗い人工林を抜け、加塚越に出た、右に行くと音無山
・ここから直登、刈払されている
・しばらく行くと、空のザックが・・近くに魚の骨、オニギリの残骸が転がっていて少し不気味
・山頂は薄暗く陰気な雰囲気。肌寒いので日向の岩の上で休む
・畜舎跡まで戻った、山頂が見える
・ゲート横を通り抜け
・車に戻る
・丁度お昼、汗で濡れた服干して昼食
・帰り道、津島辺りから山頂が見えた、右鞍部が加塚越
後でガイドブック「四国百名山」を読み返してみたら、「山頂三角点から北側にまわれば南予の山々が一気に顔を見せてくれる。又西へ踏跡を3分ほど辿れば急に開けて岩場の展望台に着く」と書いてあった。山頂周辺を少し探索すれば、展望が楽しめたはずだったのに・・・残念。