Newsweek(日本版)の先週号で危ないね! facebookという特集があった。
FacebookなどSNSは会員の個人情報を広告につなげるのがビジネスモデルなので、会員は顧客ではなく商品または原材料だということを常に意識したほうがいい、という注意喚起がベース。
しかもちょっとスキをみせるとPCやスマホの個人情報が網羅的に取り込まれてしまうらしい。
これについては批判も多かったため、最近はFacebookやGoogle+ではあらかじめ個人情報を網羅的に取得できるような規約になっているとか。
個人的にはFacebookは全然活用していない、という話を以前書いたのだが(参照)、それでも心配になって、プライバシー設定のところを確認すると、何やら設定する項目が増えている感じがする。
ひょっとすると最初のときに気付かなかったのかもしれないが、そもそもプライバシー設定の場所がわかりにくいのと、用語自体も初心者にはピンとこない。
さらには説明文も自動翻訳機を使ったかのような表現でいまひとつよくわからない。
ちょうど同窓会の幹事連中で打ち合わせをしていたなかでFasebookを使おうかという話が一瞬出たが、没になった。
オジサンオバサン連中にはまだ普及していないし継続的に何かやるわけでもないので、今あるメーリングリストで十分というのが主な理由。
また、使っている奴曰く、友達承認など人間関係に微妙な波紋を呼ぶこともあるとか。
このまえTwitterで「妻からの友達リクエストを承認する指先が微妙にふるえていた」というようなtweetがあったが、上の彼は奥さんと娘に友達リクエストをしたものの承認してもらえなかったらしい(反面、男側が承認しないと非難を浴びると思うのは被害妄想だろうか?)。
同級生同士で結婚した連中もいるし、中には同級生同士で結婚して離婚した例もあるので、Facebookを利用するにしても洗練が必要になる。
洗練に至るには試行錯誤が必要だが、ことさらに波風をたてるような局面で試行錯誤をする必要はなかろうというのが結論。