4月に「年齢別選挙区」という考え方というのを書いたのですが、そういうアイデアを持っている人がほかにもいたようです。
「選挙制度改革を通じて世代間公平の実現を」 青木玲子氏(一橋大学・経済研究所)
http://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/other/pdf/6722/aoki1.pdf
の資料の中に出てきます。
年齢構造を考慮した投票方法:年齢別選挙区
・青年期、壮年期、老年期の3つに選挙区
- 井堀利宏(東大教授)、土居丈朗(慶大教授)
・10歳ごとの選挙区
- 冨山和彦(元産業再生機構専務)、松本大(マネックスグループ社長)
年齢構造を考慮した投票方法:余命投票方式
・竹内幹(一橋准教授)
・余命+年齢区、小黒一正(一橋准教授)
・年齢と票数は逆の関係(寿命100才の場合)
- 20歳の有権者は80=100-20 票
- 40歳の有権者は60=100-40 票
- 60歳の有権者は40=100-60 票
年齢構造を考慮した投票方法:ドメイン投票方式
・ドメイン(Demeny)、米国の人口学者が提唱
- 青木・Vaithianathan、金子勇(北大教授)、大竹文雄(阪大教授)
・子供に投票権を与え、親が代行投票する
・親は自分の投票権の他に子供の数だけ投票権がある
- 実際には子供一人当たり親が2人いる場合が多いので、
子供一人当たり0・5票
・ドイツでは国民投票で否決された
これは
一橋大学経済研究所・日本総研共催 記者勉強会 『社会保障における世代間問題を考える』
http://www.jri.co.jp/page.jsp?id=23034
の中の報告の一つで、社会保障制度改革に関する豪華メンバーそろい踏みです。
勉強になるなるとともに、どうしていつも議論がかみ合わなかったり、今一つ腹に落ちてこないのは制度を理解し議論する枠組み自体が役所や学者によって違うあたりにあるのではないかということもわかります。
「選挙制度改革を通じて世代間公平の実現を」 青木玲子氏(一橋大学・経済研究所)
http://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/other/pdf/6722/aoki1.pdf
の資料の中に出てきます。
年齢構造を考慮した投票方法:年齢別選挙区
・青年期、壮年期、老年期の3つに選挙区
- 井堀利宏(東大教授)、土居丈朗(慶大教授)
・10歳ごとの選挙区
- 冨山和彦(元産業再生機構専務)、松本大(マネックスグループ社長)
年齢構造を考慮した投票方法:余命投票方式
・竹内幹(一橋准教授)
・余命+年齢区、小黒一正(一橋准教授)
・年齢と票数は逆の関係(寿命100才の場合)
- 20歳の有権者は80=100-20 票
- 40歳の有権者は60=100-40 票
- 60歳の有権者は40=100-60 票
年齢構造を考慮した投票方法:ドメイン投票方式
・ドメイン(Demeny)、米国の人口学者が提唱
- 青木・Vaithianathan、金子勇(北大教授)、大竹文雄(阪大教授)
・子供に投票権を与え、親が代行投票する
・親は自分の投票権の他に子供の数だけ投票権がある
- 実際には子供一人当たり親が2人いる場合が多いので、
子供一人当たり0・5票
・ドイツでは国民投票で否決された
これは
一橋大学経済研究所・日本総研共催 記者勉強会 『社会保障における世代間問題を考える』
http://www.jri.co.jp/page.jsp?id=23034
の中の報告の一つで、社会保障制度改革に関する豪華メンバーそろい踏みです。
勉強になるなるとともに、どうしていつも議論がかみ合わなかったり、今一つ腹に落ちてこないのは制度を理解し議論する枠組み自体が役所や学者によって違うあたりにあるのではないかということもわかります。