一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『刑事弁護人』

2019-09-23 | 乱読日記
「令状なきGPS捜査は違法」の最高裁判決を勝ち取った話。これ自体読み物としてはとても面白い。

ただ、下の写真のように、本書は通常の講談社現代新書のカバーの上に事件の主人公である著者の写真のカバーがダブルであり、共著者の名前よりも大きく書かれている。(もっとも共著者はライターなので事件の主人公ではないのだが)

なおかつ亀石弁護士は「美人すぎる」弁護士としてテレビのコメンテーターとして活躍中で(知らなかった。確かに美人である)参院選に出馬が予定されていた(購入当時。結果落選した)。
ここまで選挙前の知名度アップのダメ押しキャンペーンを前面に押し出している本も珍しいし、講談社現代新書もそれに乗って売れればいい、という姿勢はどうなんだろう。

いや、本の中身は刑事弁護手続きや弁護士における最高裁の重みや登場する弁護士の背景などが描かれていて面白かったんだけど。

★3

コメント
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