一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

「あらた」と「みすず」

2006-09-04 | 余計なひとこと

監査の質で業界首位に 旧中央青山の「内紛」否定
(2006年 9月 4日 (月) 19:42 共同通信)

米有力会計事務所のプライスウォーターハウスクーパース(PWC)グループで、旧中央青山監査法人(現みすず監査法人)から多くの監査契約企業を引き継いで発足した「あらた監査法人」の高浦英夫代表執行役(57)が4日、インタビューに応じ「監査の品質で業界ナンバーワンを目指す」と決意を語った。

あらた監査法人設立の背景について、高浦代表は「(カネボウ粉飾決算事件をきっかけに)PWCが日本に提携先の監査法人を2つ持つと意思決定したことが大きい」と指摘。旧中央青山の「内紛」が原因とする監査業界内での一部の見方を否定した。

といっても移籍したメンバーはほとんど合併前の元青山監査法人の代表社員のグループだとか。
もともと青山とPWCの関係は深いので、元に戻っただけ、と考えればいいのではないでしょうか。

統合したものは二度と分離できないわけではないですし、これを「内紛」か否か議論するのは不毛な感じがします。
高浦代表にも「いやぁ、もともとそんなに仲が良かった訳じゃないですから」くらいの切り返しを期待したかったですが。


ところで残った中央青山は「みすず監査法人」に名称変更しました。
さすがに「中央監査法人」に戻すわけにはいかなかったのでしょう。
HPをみると「みすず」の由来は

 「みすず」は、山地に群生する笹を意味しており、根強く地に生え勢いよく伸び、また、力強くしなやかなことから、変革を成し遂げながら成長し、さまざまな課題にも柔軟に対応する法人を目指すために、当法人の名称と致しました。
  また、ロゴマークは笹の葉をモチーフにした船をイメージしており、新しい航海への船出、嵐に耐え抜く力強さ、しなやかさを表現しています。ロゴマークの色は、はつらつとしていて、さらに新鮮なイメージのグリーンとブルーとしています。


「あらた」もそうですが、ここのところやまと言葉系の社名が流行りですね。


早速「みずほ」や「いすず」とまぎらわしい、とか「みそぎ」とか「笹薮の中」などと揶揄されそうですが・・・


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