一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

スーパーボウル

2012-02-07 | よしなしごと

知り合いの米国人が日本在住だけど毎年生中継で見るんだぜ、と楽しみにしていた。
彼はサンフランシスコ出身でぬくぬくとした気候で育ったせいか、世界中オールシーズンTシャツ短パンで出歩く米国人には珍しく日本の冬が寒いなどとヘタレな文句を言うし、贔屓の49ersがプレーオフで敗れたというのにこの熱心さ。

「NYジャイアンツ」といってもスタジアムはニュージャージ州だし、ニューイングランド・ペイトリオッツ(という表記だけど一方で「パトリオット・ミサイル」なんだよね)はマサチューセッツ州なんだよねなど、ウンチク(米国人なら常識?)もいといろ聞かされた(日本だって千葉県にあるけど「東京ディズニーランド」だぜ、とか言い返したが)。

もっともアメリカ人が全部そうだというわけでもないようで、先日ハーフタイムショーをつとめるマドンナにインタビューしたABCのキャスターが「元高校のチアリーダーとしては夢だった」とかいうマドンナに対し「落下傘で降りてくるような派手なパフォーマンスをするのか?」と聞いて「試合会場のインディアナポリスはドームだからそれはありえない」と切捨てられていたのも印象的だった。

まあ、確かに女子よりはオッサンの好きなスポーツかもしれん。


ただ他のプロスポーツと違い1試合勝負というのは盛り上がるのも確か。

もっとも僕は会社を休むほどのファンではないので、とりあえず録画。


せっかく録画した以上結果を聞かずに見たほうが楽しめるので、家に帰るまで情報遮断をしようと思ったものの、改めて今日の情報遮断の難しさをあらためて実感。


会社のPCのブラウザを開くと表示されるニュース速報を目にしないようにし(設定を変更しておけばよかった)、
職場の話題でも触れないようにし(たまたまスポーツ好きな奴が休んでいたのはラッキー)
昼食時も一人で弁当(飯屋でテレビが流れている恐れもあり。この辺の言い訳がちょっと難しかった)
もちろん携帯でTwitterとか見ない(つか最近そもそも見てないw)
気を抜くとエレベーターにも籠の中でニュースを表示するタイプがあるから要注意(人数の多いときは思わず口にする人もいるので乗り過ごしたりして)
電車も液晶ディスプレイでニュースを表示するのがある(日本ではあまり関心がないようなので電車の乗客が話題にするリスクは比較的少ないものの、注意するに越したことはないので本に没頭。電車の中で音楽を聴く習慣を持っていればよかった)
駅の売店からも意識的に目をそらす(夕刊紙や東スポの見出しになるとは思えないが、ハーフタイムショーが東スポが大好きのマドンナなので一応注意)
もちろん家の夕刊などには目もくれず。

これらの難関を潜り抜けて家に帰って最後の関門が、ビデオを起動する前にニュースが流れていないこと(なので帰宅の時間帯も微妙に調整)


これらを無事クリアしおたら見る前に疲れてしまったが、それを補って余りある好ゲーム。
最後の最後、ホント最後の数秒まで逆転の可能性があった。

試合の解説をするほど知識はないのだが、好ゲームとあわせて、アメフトのルールはペナルティも含めてとてもよくできていると改めて感心。



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