一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

High Lineと偽僧侶

2016-07-06 | うろうろ歩き

6月の下旬に米国。

New Yorkに日曜に入ったので、チェルシーを訪ねHigh Lineホイットニー美術館まで歩いた。

天気も良く、休日だったため大勢の人出でにぎわっていて、すっかり人気スポットとして定着している感じだった。






これはアート。
実際に見てもとてもリアルだった。
ちなみにブリーフはHanes










そこで見かけたのが、オレンジ色の袈裟を着た坊主頭の僧侶風な男。

以前テレビで、日本にも外国人観光客に寄付を迫る(妙なお守りのようなものを売りつける)ニセ僧侶が出没しているという話を見ていた。
(参考: 悪質すぎ…日本の観光地に「ニセ僧侶」が増殖してる
番組では、もともとはアメリカなどでやっていたのが、急増する外国人観光客目当てに流れてきたと言っていたので、本場(?)にはやはりいるんだなぁ、と思っていた。

ところが先日こんな記事がNYTに載った。

 The fake Buddhist monks are back, aggressively begging

Reports of the fake monks spiked two years ago, then waned. But now they are back in force from Times Square to the High Line, the public park built on an old elevated rail line on Manhattan’s West Side.

On June 20, the High Line put up three posters and signs in its bathrooms and elevators warning visitors not to give to the impersonators after administrators received complaints. Aggressive panhandling is prohibited in New York.

 ニューヨークに出没するのは2年ぶりらしい。しかもHigh Lineは出没場所になっていて、自分が行ったちょうど翌日からポスターで注意喚起をはじめたようで、ちょうどのタイミングに出くわしたらしい。

やはり連中も、人が集まる旬の観光スポットを目当てに稼ぎに来るようだ。

ひょっとすると、連中の目には、日本のインバウンド観光ブームはピークアウトして、これからはアメリカ回帰、と映っているのだろうか。


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