昨日に続きマスクの話。
極東ブログ正しいマスクの使い方: 咳やくしゃみの人にそれを譲ってあげることからの孫引きになります
Simple face masks are designed to prevent large droplets that are coughed or sneezed from contaminating the environment rather than protecting the wearer.
通常のマスクはそれを付けている人を保護するというより、咳や鼻水などで汚染された環境における大きめな飛沫への防御用です。
Bring an extra mask along, and kindly offer it to anyone coughing or sneezing who looks sick. This will keep any droplets from landing on you.
余分のマスクがあるなら、具合が悪そうで咳や鼻水の人に提供してください。そうすることで、飛沫があなたに届かなくなります。
N95 masks have virtually no ability to protect the wearer from other people's airborne germs.
N-95規格のマスクの装着は、実際には、他者による空気感染ウイルスから防御する能力はありません。
If it's not air-tight, it's not right!
息が苦しくないと、正しくはない
確かにマスクをすれば一定の感染予防効果はあるのでしょうが、マスクとうがい・手洗い以外の有効な対策が思いつかないからといって「マスクをすれば安心」どころか「マスクをしないと感染しやすいので危険だ」というような雰囲気になっています。
ちょっと過剰反応というか、逆に混乱を助長しているように思います。
「病は気から」ではないですが、「マスクがなくても人ごみや満員電車はできるだけ避け、うがい・手洗いを励行すれば大丈夫」という精神状態よりも「マスクが入手できなくて心配」という精神状態のほうが抵抗力が落ちてしまいそうです。