一寸の虫に五寸釘

だから一言余計なんだって・・・

『ミスト』

2008-12-07 | キネマ
最近レンタルビデオ(そういえば「レンタルDVD」って言わないですね。言葉として定着してるということなんでしょうか。さらに「レンタル・ブルー・レイ」になると噛みそうですね。そういえば年末には「レコード大賞」なんてのもあります。)は半額セールのときくらいしか借りないな、と思いながらまとめて借りました。

スティーヴン・キング原作×フランク・ダラボン監督という『ショーシャンクの空に』『グリーンマイル』の組み合わせという触れ込みの『ミスト』。


最後まで考えることを放棄するな、最後まであきらめるな、という映画です。


「衝撃のラスト15分」とうたってますが、多分小説で読んだほうが衝撃は大きいのではないかと思います。
脚本・演出の巧拙の問題ではなく、映画は映像が逐時流れてしまうので物語の中の時間の密度は読み手の頭の中で時間が進む小説の方がコントロールしやすいという意味で。

全体的には脚本も良くできていて、それぞれの登場人部のキャラも立っていてストーリーもよくできているので面白い映画だとは思いますが、「怖さ」とか「感動」という点ではキングの作品としては「普通」レベルだと思います。




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