多摩川雑学事典 by元林徹(文と写真)

名前の通り多摩川の話題ブログ。それとなぜか保守の立場から政治・社会も取り上げますのでこちらもどうぞ!

多摩川猫シリーズ ゴージャス過ぎる毛皮

2014-02-03 | 多摩川猫シリーズ
ときどきこういう毛皮の猫がいます。

デラックスな模様の毛皮で、コートとか襟巻にでもなりそう。

三味線の皮にしたらどんなサウンドが鳴るでしょうか。

ただ枯れ草を背景に多摩川の護岸に座っているのはミスマッチです。

ゴージャスな模様も迷彩みたいになる。

やはり豪邸で高級家具に囲まれているのが絵になるのでは。

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ジャーナリストにゃ無理がある? 田原総一朗さんの日本現代史

2014-02-03 | Weblog
田原総一朗さんが日本現代史の著作を続けて出しています。

近代日本の戦争はすべて悪で侵略だというのに疑問を感じたから現代史を書こうと思ったそうです。

出発点の問題意識はこれでよろしい。

ただ問題が二つあります。

第一はその方法。

現代の著名人に見解を求めてインタビューを行ったりしていますが、史実の体験者でも資料の研究者でもない人にいくらに話を聞いても意味はありません。

分子生物学についてシロウトが色んな人にいくら話を聞いても専門家になれないのと同じ。

それに例えばいわゆる南京事件の死者を出すのに足して二で割るようなやり方してますが、テレビの討論番組を仕切る司会とはわけが違います。

これらはジャーナリズムの手法の限界では。

そして第二ですが、田原さんの歴史観を明確に出していないこと。

これは致命的です。

これまたジャーナリズムでは公正中立でいいのですが、田原さんにはそれがないかあるいは韜晦している。

そうしたやり方では日本の軍隊の官僚制とかでお茶を濁す程度で終わってしまいますが、今、日本現代史を知ろうとしている人、そんなことなんか知りたがっていない。

田原さんの問題意識、築地の豚新聞などよりはるかに高いですが、やはりリベラルジャーナリストの限界、あるようです。

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