昨日の昼前 南アルプス 赤石岳~聖岳
年末に Onkyo のハイレゾを購入したのだが HDDに保存だけでは心もとなく、PCが故障した時の補償にDVDディスクに焼くことができないか試してみたが・・・。
フリーのソフトで作ったDVDディスク(ImgBurnだったか)では再生できなかった、それどころかダウンロードしたドライバーにウイルスらしきものまで付いてきたようです。
仕方なくデータ・ブルーレイディスクに焼いて保存した。
私は DSDファイルのことなどほとんど知識もなく、ただ音質が良いので欲しいとは思っていましたが・・・SACDにしてもOnkyoハイレゾにしてもかなりの高額商品になる。
先日DVDディスク作成はあきらめていたのですが、DSDファイルのことを少し調べているとやはり「AudioGate」というソフト行き当たった・・・前回は有料ソフト(ライセンス2万円ほど)なのでやめたのですが。
「AudioGate」のHPで「nu_1」なる製品が目についた・・・・・アナログレコードのMC対応でダイレクトに入力端子から録音(DSDファイルに)でき、バランス出力も有り。
即欲しいとは思ったが・・・値段が30~40万円とかなり高額でDACの性能など、今使っているAccuphase DP560 の DAC の性能と競合し、出力するときどちらが音質が良いかというと疑問があった。
DSD11.2MHz録音 / 再生に対応であるが出力は「nu_1」からしかできないし、アナログ・レコードはそれほど持っていないので無駄なような気がした。
※出力は Accuphase DP560 でもDSD11.2MHzをUSB入力で再生できることがわかりました。
この「nu_1」が出る前の製品「 DS-DC-10R」(4万円ほど)も調べるとアナログレコードのDSDファイルに録音ができるようです・・・ただMCには対応していなくて(MM)昇圧トランスを付けるかアンプを通してLINE入力で録音になる。
DSDファイルは5.6MHzまでですが MP3 など他のファイルから変換(アップサンプリング)もできDSDディスクも作れる「AudioGate4.5」が制限なく使えるのがなんといっても魅力です。
Accuphase DP560 は DSDファイルはディスクでは5.6MHzまでしか再生できないし、DSDディスクは2.8MHzしか作れない。
購入できる SACD は 2.8MHzですし、Onkyoハイレゾ も 2.8MHz 止まりです。
MP3 から DSD5.6MHzにアップサンプリングした曲を聴いてみると格段に良くなり、SACDの音質より良いと思うほどです。
DSD11.2MHzの音質がどれほど良いかは想像がつきますが、実際このDSD11.2MHzの音を再生できるDACはこの「nu_1」くらいしかない。
※(追伸)Accuphase DP560 でも USB端子からの入力では1bit DSD11.2MHzまで再生できることが判り、さきほど 1bit DSD11.2MHz に変換し今聴いているところです。
「nu_1」のDACも悪くないようですが出力・再生は Accuphase DP560 でやりたい。
「 DS-DC-10R」・・・4万円なら値打ちです。
早速注文して取り寄せDSDファイルに変換したり
DSDディスクも作成してみた。
手持の Accuphase DP560 に装てんしてみると認識して再生もできた。
ただDSDディスクに焼いて聴くと 2.8MHz までしか聴けないので データDSDファイルで1bit 5.6MHz,または11.2MHzの音質で聴くほうが若干良いようです。
LPレコードがもっとたくさんあれば「nu_1」(30~40万円)を買ったかもしれませんが、この「 DS-DC-10R」(4万円)で充分、コストパフォーマンスは高い。
当初この「 DS-DC-10R」を接続しないと「AudioGate4.5」のファイル変換やDSDディスク作成はできないのかと思っていましたが、外しても作動するようでDSDディスクも作成できました。
ということはDSDファイル変換も「 DS-DC-10R」のDACを使ってなくてPC内で作成できるようです。
ソフトのみ買えば良かった(2万円ほど)かもしれないがADC録音機を2万円で買ったと思えば相応の値段以上の価値がありそうです。
今回の経験からすると SACD や Onkyoハイレゾは「ボロい」儲けをしていますね。
これらのソフトは欲しいと思うものが少なく買う気がしませんでした。
思わぬことから高音質を手にすることができるようになったと思います。