念版屋スケッチブック

日々のスケッチ、星のメモ帳

瀬戸内を走る

2007年06月13日 | 風景
 
 CANP'07の2日目、朝食を終えてから広島県の呉まで車を飛ばした。
最近はなかなか墓参りもできないので西はりま天文台まで来たついでに墓参りすることにしていた。
85歳になる母親と呉の墓地で合流することになっていた。
ついでといっても西はりまから300kmくらいあるので早めに出発することにしました。



墓地は呉の北に位置し墓地の山の上まで登ると呉の街や港を見晴らせる。
今回は時間が無かったので3年ほど前に撮った画像(12月)です。

天気が良かったので江田島を訪れることにした。お袋は結婚して終戦直後まで呉に住んでいたのだが江田島には行ったことが無いという。
戦争中は機密で一般人は立ち寄れなかったかもしれない。



音戸大橋から江田島まで22kmある、江田島の旧海軍兵学校(現在の第1術科学校、幹部候補生学校)に着いたのは15時20分、入り口の衛兵に聞くと見学は15時までだと言う。『遠方から来たので何とか見れないか?』と言うとパンフレットを持ってきて、『平日も見学できますから・・・』と言う、往復50kmの距離をガソリンを使ってまた翌日来ることは考えられない。



せっかく来たのだし天気も良いので厳島(宮島)がすぐ隣に見える西能美島を巡ることにした。
西能美島の西側を走るがなかなか良いビューポイントがない、散歩していた人に尋ねたら標高402mの砲台跡まで行くと宮島がよく見えると言うので砲台山まで上がりました。
一番右の山が弥山(530m)です、30年以上昔に宮島は訪れたことがある。



下の画像は音戸大橋を渡っている頃、宮島の弥山と見間違えた大黒神島で山の標高は460mあります。

当日は音戸ロッジに泊まって翌朝の帰り道は三原まで海岸線を走りました。平山郁夫美術館がある瀬田島町にも寄りたかったがフェリーに乗って渡っていては帰りが遅くなるのでやめた。
85歳のお袋には車での道中は疲れたかもしれないが、久しぶりに懐かしい瀬戸内の海を見せてあげることができた。