新しいプリメインアンプ(e-650)が来る前にスピーカーの接続やケーブルを見直し音質をアップさせておきたかった。
現在のアンプ(e-210A)より確実に性能はアップするので、アンプを変えた後では音質が変化してもケーブルや接続によるものかアンプの性能によるものか判らなくなってしまうからです。
ここで記す「3ウェイ・バイワイヤリング」は素人の私の我流ですので推奨するものではなく、あくまで私が実験した感想です。
メインスピーカー「Fostex1300MG」と低音用スピーカー「CW250A」は別個の個体でジャンパーケーブル(スピーカーケーブルで代用)で当初接続していたのですが、
バイワイヤリングのようにそれぞれスピーカー端子にケーブルで接続しました・・・メインスピーカー、低音用スピーカーともに解像度も上がりクリアな音になった。
メインスピーカーの「高音用ツイ―タ」と「中低音用ウーハー」もバイワイヤリングするとよいのですが・・・メーカーはバイワイヤリングすることを想定して設計、製造しているようです。
アンプのスピーカー端子が一系統しかなく新しいアンプ(端子が二系統ある)が来るまではと思っていましたが、一系統もでやってみることにしました。
バナナプラグ3個を連結して各スピーカーへ接続(ケーブルは6本)。 低音用スピーカーへも直結。
メインスピーカーのバイワイヤリングを考えた時、今まで使っていたケーブルを又使うか新たなケーブルを使うか考えた。
今まで使っていたケーブルは 「FURUTECH FS15S」でよく調べると2005年の製造年月日であった。
FURUTECH FS15S・・・オーディオショップをやっていた友人からアンプとスピーカーを購入したときにこのような銅の単線のケーブルと着けてくれた。
(当時はこのような単線が主流だったのかもしれない)・・・もう少しクリアな高音が欲しかったがこのケーブルで出るかと考えたとき物足らない思いでした。
時は流れ2018年になります・・・ネットで評判?の新しいケーブルを探した。
2018年1月発売の ACROLINK Leggenda に注目・・・7N Cu D.U.C.Cストレスフリーという高純度、方向性をもったケーブルです。
初めは「7N-S1400」ばかり使おうかと思ったのですが、2Mを6本となると17~8万ほどになり厳しかった。
同じ線材を使っていて(S-1400は0.37φ×50本)、本数が少なく細い「7N-S1000」(0.37φ×18本)を「高音ツイータ用」と「低音用CW250A」に使うことを考えた。
低音用CW250Aはオーケストラなどのティンパニーやバスドラムなど聴いた場合、余韻や響きをもっとソリッドにしたかったのであえて細めのケーブルを使ってみた。
「中低音用ウーハー」には7N-S1400を使った・・・この性能、音質、解像度はすばらしく高音も低音も引っ張ってくれる。
高音用は聞こえなかった音も聴こえるようになり、バランス良くカバーできている。
音が細くなる心配していたが低音用も締りのある音になり解像度も悪くない・・・JAZZなどビートのあるものを聴いても物足らなさも感じない。
JAZZやロック、軽音楽を聴いている分には感じないが、クラシックのオーケストラものを聴く時、特に低音は原音に近い響きに持っていきたかった。
結果として想定していた音質を上回ったかもしれない、出費は痛かったが(スピーカーケーブルだけで10万超えた)がこの音質の変化は感動に価します。