AVアンプを変えてもTV放送からのHDMIの音は気に入らなかった・・・。
以前ビクターのD-HVSビデオデッキからの音はAACでも素晴らしい音だった。
シャープのDVDレコーダーからハイビジョン録画ができるBDレコーダーに変えしばらく聞いていたがそれほど音は気にならなかった。
AVアンプはケンウッドを使っていた。
一昨年前からはスカパーチューナーが付いた SONY製 BDレコーダー(BDZ-SKP75)に変えたのだが・・・。
スカパーは一年契約したがろくな物をやっていない(映画もそうとう古いものばかり)し録画しても見ている時間がないので契約を解除した。
AVアンプ パイオニアSC-LX86
TVからの音楽というと、やはりNHKの「クラシック倶楽部」か時々のプレミアム物くらいしか聴きませんが、
豪華な演奏家の演奏を頻繁に聴けるのが楽しみですが・・・この「クラシック倶楽部」の音は普通のステレオPCM48kbです。
SONYのBDレコーダーに変えてから5.1chなどのサラウンドものはまあそこそこですが、普通の録音のものはサッパリ。
アンプをパイオニアのSC-LX86 に変えてから音源の音の良し悪しがハッキリわかるようになりSONY製BDレコーダーの音のアラが見えてきました。
先日5.1ch DR で録画した「クリス・ポッター」でも・・・AVアンプの音量を上げればそこそこ聴けますが・・・音が抜けている、情報量が不足している、
貧弱な音というのが見えてきます。
強弱、メリハリを付け派手目にはしていても全体の流れるような音ではありません。
だから「クラシック倶楽部」のような地味な音楽を聴くには相当ガマンしなければなりません。
途中でやめてしまい全部聴くことはまれです。
音楽を聴くことは苦行ではないはず・・・昔のJAZZ喫茶が苦行というのにピッタリでしたが。
一番の出口のスピーカーもありますが(まあその特性は判っていますので)、やはり音の源のBDレコーダー・・・特にHDMIからの音でしょう。
BDレコーダーを変えてみるしかないか・・・悩みましたが・・・値段とネットなどの評判などをから考えるに。
聞き比べできる店まで行けばよいかもしれませんがこの辺ではそういうこともできません。
SONYのフラッグシップレコーダーのレビューでパナソニックのフラッグシップレコーダーBZT9300との聞き比べの評がありました。
SONY製のほうが若干安いので見ていたのですが・・・パナのBZT9300の評判は知っていましたが。
音作りに対する姿勢の違いが表れたのでしょうか、パナにするしかないですね。
パナのBZT9300
BDレコーダーを変えて良くなるかどうかは半信半疑でした。
HDMIの音自体難しい問題らしい、チューナー、HDD、レコーダー、プレイヤー・・・いろいろな機能が一緒になった中での音作りです。
値段はAVアンプ(パイオニアSC-LX86)より高いです・・・これほど投資してもそれほど音が変わらなければガックリきます。
ただ毎日の「クラシック倶楽部」を楽しく聴くために・・・。
今日初めて録画したものを聴きました。
ピアノのアンリ・バルダの演奏・・・・・この人の演奏は素晴らしいのですが・・・ピアノの独演放送で初めて最後まで聴いていたいという気にさせました。 しっとりとしたピアニッシモも美しく響きます。
値段と音の良さを秤にかけて・・・まあ合格点でしょう。
普通のPCM録音(12bit)でこれだけウットリ聴ければ、足しげく演奏会に行く必要もなくなるでしょう、そのことだけを考えてもお金をかける値打ちはあります。
アンリ・バルダはつい先日SONY製レコーダーで録画してBDに焼いたものがあったので聴き比べました。
やはり新しいパナのレコーダーで録音したものにはかないません・・・特に絃などの音では顕著で、音が不安定で抜けている。
音を録音する前の段階、受信して音を再生する段階でもう音作りの差が出ています。
CDなどもバランス音声端子が付いていてアナログは良いらしい、HMDIを通した音もまあまあです。
前から使っているCDプレーヤー(アナログ接続)の音にはかないませんが。
映像などはあまり期待しないし付加価値があっても欲しいとは思いませんが、音の改善だけのためにこだわってこれほど投資するのは馬鹿の部類でしょう。
しかし脳がリフレッシュしていい絵を描こうという気になれば惜しくはないです。
事実最近のインターネットラジオの音は素晴らしく、仕事しながらも聴いています。
(ハイレゾものも音はとても良いですが・・・よいものを探すのが一苦労、またお金も懸かりますね。)
TVは一日一時間ほどですが楽しみも増えました。
マニアぶりですね。
一段落というわけではありませんが、春になったことですし。