IMC-K型 「名古屋オートバイ王国」より
以前PCでインターネットを始めたころ(2000年ころ)ネットで父が設計していたオートバイ、「IMC」を検索したことがあったが出てこなかった。
時は流れふとまだ検索してみた。
最近はGoogleなど検索情報は膨大な量があり思わぬ量の情報を得ることができる。
上のIMC-K型は湯布院の「岩下コレクション」や「名古屋郷土二輪館」などにも展示されているのも判ったし
刈谷市美術館での企画展「トヨモーター展」2018年 にも出品されたようです。
また冨成一也氏 監修・執筆の「名古屋オートバイ王国」なる本も見つけました。
この本の表紙の写真よく見ると IMC-K型 でした。
中古本でもプレミアも付きかなりの値段でしたがこの表紙の画像に気が付いた時点で注文し今手元にあります。
表紙の写真を確認し1ページ目グラビアのが上の画像です。
父に再会した思いで涙がこぼれました。
このIMC-K型 を設計して数年後に交通事故で大けがを負い肉体的にもダメージを受け、オートバイの設計から離れてからも機械設計の仕事もしていましたが60才肝臓がんでなくなりました。
戦争や交通事故などに翻弄された短い人生でした。
父の70年ほど前の軌跡、光の当たらなかった人でしたが現在こうしてデザイン・設計した作品(製品)が評価されることがあるのは子としてもうれしいことです。