だいぶん前に娘から
「 土用の 丑の日のウナギは もう頼んだき 買わんようにね 」
と連絡を受けておりました。
はい もちろん お高くて よう買いませんです。
昨年も一昨年も 娘婿が 土用丑の日のウナギを買い 細々と年金暮らしを
続ける 嫁の両親にごちそうしてくれました。
婿の勤務先が 県内の養鰻会社と取引があるのか 毎年 土用丑の日には
社員全員が買うとのことで 今年も 4尾のかば焼きが届きました。
娘宅は 長期の住宅ローンを抱えているので お高い物を申し訳ないねと
少~し思いますが せっかく言ってくれるので 図々しい親は ただの1度も
お断りしたことがありません。

娘婿はわが息子と 歳もほぼいっしょですが 実の息子から ウナギの
プレゼントなど されたこともない親は ん もしや? と娘婿に聞くと
実の親には ウナギを買ったことなど ないと言います。
そりゃ いかんろう まずいろうがね と思いますが こんなもんでしょうか
息子も嫁の親に きっとウナギを届けていると 信じております。
毎年 ウナギのお礼は焼肉と決まっており なんかしてもらうたびに はいよ
はいよと 焼き肉の口約束をして 今のところ不渡り手形になっている分は
娘が言うには 今回のウナギで 3枚のカードが溜まったそうです。
サッカーだって 2枚カードをもらえば 累積で次の試合には出場できませんが
3枚のカードを なんとか 焼き肉1回で済ます方法を 母は思案しております。

今年は山椒の実が裏年なのか 産直市でもめったに見られず やっと手に入れた
少しの実を 大切に使っておりました。
5月に出ていた実を買い ちりめん山椒を炊いて友に分けたら そこのご主人が
とても気に入ってくれ 偶然にも ご主人の友人に 実山椒を出荷している人が
おり 7月も終わりのこの時期に 山椒の実をもらったそうです。
せっかくもらった実を ありがたいことに 500gもいただきました。
この季節に まだあったのですね 今でも青々として 以前買ったものと比べたら
粒が大きくて ピリピリ感が強そうです。
これだけの量を バラのある枝から集めるのは 大変な作業だったでしょう。
キロ単位で売っているらしく 来年は2㌔ばかり買おうと思います。
土佐は年中 新鮮なカチリジャコが獲れ おジャコには困りませんが 山椒の実が
なかったら ちりめん山椒にはなりません。
山椒の実が 来年は 豊作でありますように。